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ことら送金とは?なぜ無料?回数制限や何回までならデメリットがないのか、受け取り側の設定方法など徹底解説
「ことら送金」とは、スマートフォンを使って個人間で簡単にお金を送れるサービスです。口座番号を知らなくても、相手の携帯電話番号やメールアドレスさえあれば送金ができます。
1回の送金上限は10万円までで、24時間365日いつでも利用できるのが特徴。送金する側・受け取り側双方に、面倒な設定方法はなく、ことら送金に対応する銀行口座・アプリを持っているだけでOKです。
ことら送金は、多くの金融機関が対応しており、異なる銀行間でもスムーズに送金ができます。また、回数無制限で振込手数料が無料になる金融機関もあり、これまでの送金手続きに比べ、ずっと手軽に送金・振り込みができる画期的なサービスです。
この記事では、ことら送金のメリット・デメリット、回数制限など、ことら送金について気になることを徹底解説するので、ぜひ参考にしてください。
ことら送金のメリット
(出典:ことら送金)
ことら送金のメリットは、主に次の4つです。
ことら送金のメリット
それぞれ見ていきましょう。
① 1回10万円までの送金・振り込み手数料が無料
ことら送金の最大の魅力は、何といっても1回10万円までの送金・振り込み手数料が無料であることです。
従来の銀行振込では、特に少額送金時に手数料がかかり、その負担が大きなネックとなっていました。しかし、ことら送金では手数料が一切かからないため、少額の送金でも気軽に利用できます。
友人や家族とのちょっとしたお金のやり取りでも、ストレスなく利用できるのが魅力です。
② スマートフォンで完結
ことら送金は、スマートフォンさえあればすべての操作が完結します。振込先の口座番号を知らなくても、相手の携帯電話番号やメールアドレスを入力するだけで送金できるため、非常に手軽です。
(出典:ことら送金)
③ プライバシー保護
携帯電話番号やメールアドレスのみで送金が完了するため、口座番号などの個人情報を相手に知られずに送金・受け取りができるのも魅力です。
「銀行口座の情報を教えるのは抵抗がある…」といった場合でも、プライバシーが守られた環境で、安全にお金のやり取りができるため、デジタル時代の新しい送金手段として、信頼されています。
④ 24時間365日利用可能
ことら送金は、時間や曜日に関係なく、24時間365日利用できるのも大きな強みです。急な支払いが必要なときでも、銀行の営業時間を気にせずに対応できるため、非常に便利です。
また、送金がリアルタイムですぐに反映されるため、緊急の送金が必要な場合でも、相手にすぐにお金を送れます。
ことら送金はなぜ無料?
ことら送金がなぜ無料なのか、主に次の2つが理由として考えられます。
ことら送金がなぜ無料なのか
それぞれかんたんに解説します。
① 銀行側にもメリットがある
銀行が現金を扱うには、ATMの設置や保守、人件費、そしてセキュリティ対策などのコストが発生します。ことら送金を利用することで、これらの現金管理にかかるコストを削減できるのです。
現金を扱わないデジタル送金が増えることで、銀行はその分のコストを削減し、手数料を無料にできるカラクリになっています。
② 金融機関全体が協力してサービスを提供している
ことら送金は、多くの金融機関が協力して提供するサービスです。協力体制があるため、異なる銀行間であっても手数料無料で送金ができるようになっています。
金融機関が協力することで、利用者にとって使いやすく、さらにコストを抑えたサービスを提供できるのです。
ことら送金のデメリット
ことら送金は、「何回まで使うと手数料が発生」といったデメリットはありませんが、次の3つのデメリットがあります。
ことら送金のデメリット
それぞれ見ていきましょう。
① 送金額の制限が10万円以下
ことら送金では、1回あたり10万円までの送金しかできません。少額送金にはもってこいですが、10万円以上の送金をする機会が多い方には不向きです。
ほとんどの金融機関は回数制限もなく、何回でも無料で送金ができます。
ただし、ゆうちょ銀行は月間5回までしか送れません。金融機関によっては、回数制限が設けられていることがあるので、事前に確認してから利用してください。
② 送金相手の金融機関が、ことら送金に対応している必要がある
ことら送金は、自分だけでなく相手の金融機関もことら送金に対応していなければいけません。
しかし、ことら送金は多くの金融機関に対応しており、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行といったメガバンクをはじめ、293先に送れます(2024年8月現在)。
③ 法人口座宛てには送れない
ことら送金は、法人口座や個人事業主口座宛には送れません。あくまで個人間でのお金のやり取りに活躍するサービスであるという点に、注意しておきましょう。
ことら送金のデメリットを解消できる2つのネット銀行
ことら送金の3つのデメリットを、すべて解消できるネット銀行が2行あります。
SBI新生銀行
SBI新生銀行は、SBI証券との連携サービス「SBI新生コネクト」を使うことで、振込手数料が月間10回まで無料になるステップアッププログラムのダイヤモンドステージに昇格します。
つまり、ことら送金が使えない10万円以上の金額の送金や、法人口座への送金をしたい場合、月間10回までなら無料で送金できるのです。
しかも、「SBI新生コネクト」は普通預金金利が0.30%と好金利になったり、SBI証券で使う投信積立の自動入金ができたり、貯金や投資といった観点でも優秀なサービスです。
SBI新生銀行は、SBI証券と同時開設することを第一条件として、最大31,000円が獲得できるキャンペーンが実施されています。
まだSBI証券とSBI新生銀行の口座を持っていない方は、同時開設をして現金をゲットするチャンスです。
(出典:SBI新生銀行)
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、SBI新生銀行と同じくSBIホールディングス参加のネット銀行です。住信ネット銀行なら、SBI証券と連携しなくても、スマホアプリにログインするだけで、月間5回まで振込手数料が無料になります。
また、住信ネット銀行にもSBI証券との連携サービス「SBIハイブリッド預金」があり、普通預金金利が0.03%になったり、SBI証券で投資信託だけでなく株の購入代金にも使えたりします。
さらに、当サイト限定タイアップキャンペーンです。SBI証券に口座開設し、2万円以上の入金・SBIハイブリッド預金の設定をするだけで、もれなく現金2,500円と、オリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」がプレゼントされます。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
まとめ
この記事では、ことら送金のメリットやなぜ無料なのか、デメリットなどを解説しました。
10万円までの金額制限があり、法人口座や個人事業主口座には送金できないデメリットがありますが、振込手数料の無料回数が多い、ことら送金対応のネット銀行を使うことで解消できます。
ご紹介したSBI新生銀行と住信ネット銀行は、どちらもSBI証券の口座開設申し込みフォームから同時開設ができるので、使いたい方、もしくは両方同時開設をして、ご自分にあったネット銀行を選んでみてはいかがでしょうか。
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