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dポイントが投資に使える「dポイント運用」とは?マイナスになってもほったらかしでOKのお手軽投資

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年3月9日

「投資をはじめてみたいけど、現金を使ってやる勇気が出ない」という方へおすすめできるのが、dポイント運用です。現金を使わず口座開設の手続き等もないため、dアカウントさえあればすぐに投資をはじめられます

この記事では、dポイント運用の概要から少し踏み込んだ情報まで、網羅的に紹介します。投資デビューを考えている方は、dポイント運用からはじめてみてはいかがでしょうか。

dポイント運用とは?マイナスでもほったらかしでいい?

かんたん投資でdポイントを増やそう

(出典:NTTドコモ

dポイント運用は、「投資はまだ不安だけど、ポイントなら試してみたい」という方にぴったりのサービスです。保有しているdポイントを「運用ポイント」に交換し、あらかじめ用意されたコースに預けることで、値動きに応じてポイントが増減します。

ここで大切なのは、実際に株式を買うわけではないという点です。株価指数やETF(上場投資信託)などの値動きに連動する仕組みで、いわば“疑似的に投資を体験できるサービス”といえます。いきなり現金を使うのはハードルが高いという方にとって、非常にやさしい入口です。

コースは、国内株式や海外株式の値動きに連動するタイプなどが用意されており、値動きが大きめの「アクティブコース」と、比較的安定的な値動きを目指す「バランスコース」などから選べます。市場環境によってはポイントが減ることもありますが、相場の上げ下げを体感しながら、長期目線を養える点が魅力です。

マイナスになってもほったらかしでOKな理由

dポイント運用は、現金を一切使わず、ポイントのみでおこなう仕組みです。相場が下落して一時的にポイントがマイナスになっても、追加でお金を入れる必要はありません。元本割れの可能性はありますが、借入や追証の心配がないため、精神的な負担が小さいのが特徴です。

さらに、運用ポイントはいつでも通常のdポイントへ戻すことができます。毎日値動きをチェックしなくても、自分のタイミングで引き出せるため、“投資をほったらかしてみる感覚”を体験するのにも最適です。まずは小さく始めて、値動きに慣れる。そうした一歩として、dポイント運用は非常に使い勝手のよいサービスだと私は感じています。

dポイント運用のメリット

dポイント運用のメリットを3つ紹介します。

① 残ったdポイントを効率的に運用できる

dポイントがせっかく貯まっても、使い道が思いつかずに放置しているともったいないです。dポイント運用に使うことで、利益を得られるチャンスがあります。中途半端に残っているdポイントがある方は、運用にまわしてみるのも良いでしょう。

② 投資初心者にやさしい投資体験が得られる

通常、個別株や投資信託、REITなどの買付には数万円から数百万円の元手が必要ですが、dポイント運用は現金投資の必要がありません。

dポイントが減る可能性はありますが、現金を減らすリスクが伴わないため、投資の疑似体験にはもってこいのサービスです。

dポイント運用の公式サイトは、東京証券取引所が運営する「東証マネ部」とも連携しており、初心者向けのわかりやすい投資コラムも用意されています。

③ほったらかしの運用でよい

dポイントの「おまかせ運用コース」は、運用をすべて委任できるサービスです。投資信託のように運用をファンドマネージャーに託すと考えて良いでしょう。

dポイントの使い道

出典:ポイント投資|dポイントで投資体験(NTTドコモ)

テーマ別の投資はETFに連動するインデックス運用ですが、おまかせ運用は投資信託のファンド運用のように、ポートフォリオを構成して運用をおこないます。

dポイント運用の注意点

dポイント運用の注意点は、次の3つです。

① もともと持っていたdポイントが減るリスクもある

ポイント投資とはいえ、内容は通常の投資と変わりありません。そのため、運用成績次第では、dポイントを減らしてしまう可能性もあります。

マイナスになって返済義務を負うことはありませんが、損をする可能性があるということは認識しておきましょう。

② 期間や用途限定のポイントは運用に使えない

dポイント運用には制限があり、期間限定や用途限定のポイントは運用に回せません。通常ポイントのみが対象となります。

一方で、マネックス証券の「かんたん資産運用」では、期間・用途限定ポイントも投資信託の購入に利用できます。失効してしまいがちなポイントを活用したい方は、別の選択肢として検討してみるのもよいでしょう。

③ 大きな利益は得にくい

ポイント投資はお買いものなどで得られたポイントで運用するため、そもそもの元手が少ないです。少ない元手で大きな収益を得るのはむずかしいでしょう。

例えば、dポイントが10,000ポイントある場合で考えてみます。獲得ポイントで考えると「10,000ポイント」という数字は大きく見えますが、運用として考えた場合、年5%の運用益が得られたとしても、10,000×5%=500となり500ポイントの利益しか得られません。

ポイント運用で得られる運用益に物足りなさを感じる場合、資金を多くして、本格的に投資をはじめるタイミングと言えるでしょう。

運用コースの詳細

dポイント運用で用意されている運用コースは、「テーマ別」と「おまかせ運用」です。それぞれの詳細について説明します。

テーマ別

dポイントのテーマ投資は、9つのテーマが用意されています。投資先のテーマと連動対象ETFについて、公式サイトで公開されているのは次のとおりです。

テーマ名 運用会社 連動対象ETF
日経平均株価(日経225) 野村アセットマネジメント株式会社 日経225連動型上場投資信託
新興国 ブラックロック・ジャパン株式会社 iシェアーズ・コア MSCI エマージング・マーケット
コミュニケーション iシェアーズ グローバル コミュニケーションサービス
生活必需品 iシェアーズ グローバル生活必需品
ヘルスケア iシェアーズ グローバル・ヘルスケア
米国大型株 iシェアーズ・コア S&P 500
金(ゴールド) iシェアーズ ゴールド・トラスト
クリーン・エネルギー iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー
日経インバース指数 野村アセットマネジメント株式会社 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信
SDGs/ESG BlackRock, Inc iShares MSCI Global Sustainable Development Goals ETF

運用にあたっては複数のテーマを選択できるため、自分なりのポートフォリオを構築することもできます。dポイントのテーマ投資を通じて、実際のETFへ運用対象を広げてみるのも良い選択肢です。

おまかせ運用

おまかせ運用に用意されているコースは、「アクティブコース」と「バランスコース」の2つです。運用ポイントは、株式会社お金のデザインが設定・運用する投資信託の基準価額に連動して増減します。

※株式会社お金のデザインは、資産運用事業を手がける会社です。NTTドコモとは協業関係にあります。

アクティブコースとバランスコースの資産構成比率は次のとおりです。

コース 資産構成比率
(グロース:インカム)
アクティブコース 80:20
バランスコース 45:55

グロースは世界の株式で構成されたファンド、インカムは世界の債券で構成されたファンドです。アクティブコースはより株式の比重が高く、バランスコースではやや債券の比率が高くなっています。両方に投資することはできないので、どちらかを選びましょう。

各ファンドの詳細な運用については、「THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」にて確認できます。

dポイントの汎用性は?使えるシーン

運用で増やしたdポイントの使い道は、多くの方が気になるところではないでしょうか。dポイントはどんなところで利用できるのか、「使いやすさ」と「汎用性」について調べてみました。

dポイント加盟店

dポイントのもっとも有効な使い道の一つとして、街のお店やECサイトで現金と同じように使うことが挙げられます。dポイント加盟店の数は、前述のとおり2023年3月末時点で536社です。

利用できる主なお店をピックアップしてみました(出典:dポイントクラブ)。

業種・業態 店名
コンビニ ・セブンイレブン
・ローソン
・ミニストップ
・ファミリーマート
ドラックストア ・ウェルシア
・サンドラッグ
・スギ薬局
・マツモトキヨシ
家電量販店 ・エディオン
・ケーズデンキ
・コジマ
・ジョーシン
・ビックカメラ
・ヤマダデンキ
ファーストフード・カフェ ・マクドナルド、モスバーガー
・松屋、すき家、吉野家、なか卯
・丸亀製麺
・ドトール、タリーズコーヒー、スターバックス

dポイント加盟店は年々増加し、今では多くのお店で使えるようになっています。運用で増やしたdポイントはお金の代わりとしても効果的に活用できるでしょう。

NTTドコモの携帯電話料金の支払いや端末代金に充当

NTTドコモユーザーの方は、1ポイント単位でdポイントを携帯電話の利用料金へ充当できます。端数のdポイントが余った場合でも、残すことなく使い切ることができます。

ただし期間限定ポイントについては、携帯電話の利用料金に充当できません。

dマーケットで使う

「dマーケット」は、100以上のコンテンツが利用できるNTTドコモの総合エンタメポータルサイトです。動画や音楽の配信、旅行やデリバリーサービスにいたるまで、さまざまなサービスが利用できます。

主なコンテンツは次のとおりです。

サービス名 サービス内容
dショッピング 家電、日用品、食料などの販売
dブック コミックや小説などの電子書籍
d fashion 定番のブランドからアウトレットまで
dトラベル 国内の宿泊やレジャーチケットの予約
dミュージック 国内外問わず幅広いジャンルの音楽配信サービス

ドコモのNISAは別サービス「かんたん積立運用」が必要

ここまで紹介してきたdポイント運用は、口座開設不要で気軽に投資体験ができるサービスです。

一方で「ドコモのNISAをはじめたい」という方は、d払いとマネックス証券の口座を連携して使える“かんたん資産運用”に申し込む必要があります。

どのような違いがあるのか、「dポイント運用」と「かんたん資産運用」を比較して見てみましょう。

  dポイント運用 かんたん資産運用
利用開始 dアカウントがあればOK マネックス証券の口座が必要
投資の仕組み ポイントを運用体験
(値動きに連動)
実際に投資信託を購入して運用
投資対象 指定されたテーマ投資
・ おまかせ運用
投資信託
(NISA対象ファンド多数)
NISAの利用 ✕ ○
期間・用途限定
ポイント
✕ ○
支払い手段 dポイント dポイント、d払い残高、
dカード積立
最低利用額 1ポイント~ dポイント:100ポイント~
d払い残高積立:100円~
dカード積立:1,000円~

このように、dポイント運用は「口座開設不要で気軽に投資体験ができる」点が大きな魅力です。一方で、NISAを活用したい方や、期間・用途限定ポイントも含めて無駄なく使いたい方、本格的に資産形成をはじめたい方には「かんたん資産運用」をおすすめします。

かんたん資産運用は、実際に投資信託を購入して運用する仕組みのため、NISAを利用すると、通常約20%かかる運用益への税金が非課税になります。少額からはじめられ、dポイントやd払い残高を活用できるため、これから投資をステップアップしたい方にも取り入れやすいサービスです。

「投資体験から一歩進んで、ポイントを使って本格的に運用してみたい」と感じた方は、まずはマネックス証券の口座開設から進めてみてください。dポイントが最大2,000円相当もらえるプログラムも実施中です!

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まとめ

dポイント運用は、dアカウントさえあればすぐにでもはじめられます。口座開設の手間や、現金を投資するリスクもないため、これから投資をはじめたい方にはちょうど良いサービスです。

dポイントの効果的な使い道を探している方は、dポイント運用を検討してみてはいかがでしょうか。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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