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ポイント投資におすすめの証券会社を比較!メリット・デメリットも紹介
ポイント投資とは、Tポイントやdポイント、楽天ポイントなどを使って、株式や投資信託に投資する方法です。買い物以外でポイントを使う新しい方法として、ポイント投資が注目を集めています。
日常生活で貯まったポイントを使って投資をするため、「投資に興味があるけれど、損をするのが怖い」と考えている方でも、気軽にはじめられます。資産形成の第一歩としておすすめの投資法です。
ポイント投資に使えるポイントには、Tポイントやdポイント、楽天ポイントなど多数あります。ポイントによって対応している証券会社が違うので、かんたんに紹介していきます。
ポイント投資ができる当サイトおすすめの証券会社を比較
当サイトがおすすめする、ポイント投資ができる証券会社を一覧でまとめました。共通ポイントの中でも会員数が多く、人気のある5種類のポイントに焦点をあててサービス内容を比較しています。ご自身が持っているポイントに合わせて、証券会社を選んでくださいね。
中でもおすすめなのが、LINE証券と日興フロッギー、楽天証券です。LINE証券はポイントを使って「1株(単元未満株)※1から」買えますし、日興フロッギーなら「100ポイントから」株を買えます。たった数百ポイントで有名企業の株主になれると考えると、わくわくしてきますよね!また、楽天証券は米国株にポイント投資できます。米国株にポイント投資できるのは、楽天証券だけです。
※1 単元未満株とは、「1単元(100株)に満たない1株~99株までの株式」のことです。詳しくは、単元未満株(ミニ株)とは?メリット・デメリットも解説をご覧ください。
いずれの証券会社でも、「1ポイント=1円相当」として使えます。
証券会社名 (ポイント名) |
ポイント投資の 対象商品 |
必要最低 ポイント |
証券会社別 詳細へ |
---|---|---|---|
LINE証券 (LINEポイント) |
国内株式・国内ETF・投資信託 (3,700銘柄以上・単元未満株対応) |
1ポイント~ | |
日興フロッギー (dポイント) |
国内株式・ETF・REIT (3,700銘柄以上) |
100ポイント~ | |
楽天証券 (楽天ポイント) |
国内株式・投資信託 (6,300本以上) |
1ポイント~ | |
auカブコム証券 (Pontaポイント) |
投資信託 (1,200本以上) |
1ポイント~ | |
SBIネオモバイル証券 (Tポイント) |
国内株式・国内ETF・国内REITなど (400銘柄以上・単元未満株対応) |
1ポイント~ |
(2023年3月現在)
それぞれの証券会社について、下でさらに詳しく紹介していきます。
【LINEポイント】LINE証券

ポイント投資の対象商品 | 国内株式・国内ETF・投資信託(3,700銘柄以上) |
---|---|
利用可能ポイント | LINEポイント |
利用可能ポイント | 100円~ |
手数料 | 無料 ※ただし、スプレッドが設定されています。詳しくは公式サイトをご覧ください |
備考 | ・LINEポイントが1ポイントから使えます ・LINEアプリから取引できます ・1株からリアルタイムで取引できるのが特徴です |
口座開設の具体的な手順は、LINE証券の口座開設ガイドをご覧ください。
【dポイント】日興フロッギー
ポイント投資の対象商品 | 国内株式・ETF・REIT(3,700銘柄以上) |
---|---|
利用可能ポイント | dポイント |
利用可能ポイント | 100円~ |
手数料 | 注文金額100万円まで:売却時に「約定価格×0.5%」の手数料が発生 注文金額100万円以上:購入時と売却時の両方で「約定価格×1.0%」の手数料が発生 |
備考 | ・投資について学べる記事がたくさんそろっているので、株初心者におすすめの証券会社です ・注文金額が100万円までは、買い注文の手数料が無料となります |
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
口座開設の具体的な手順は、SMBC日興証券の口座開設ガイドをご覧ください。
【楽天ポイント】楽天証券
ポイント投資の対象商品 | 国内株式・米国株式(2021年12月26日~)・投資信託 |
---|---|
利用可能ポイント | 楽天ポイント |
利用可能ポイント | 100円~ |
手数料 | 【国内株式】 購入金額に応じて手数料が発生 【投資信託】 購入時手数料は無料 ※詳しくは、こちらをご覧ください |
備考 | ・最低投資金額は100円からですが、ポイントは1ポイントから使えます ・楽天市場で買い物をしたり、日常生活で楽天カードを使っていたりする方におすすめの証券会社です ・毎月500ポイント以上を投資信託で積み立てると、ポイント還元率が1倍アップします ・楽天ポイントを使って、単元未満株を買うことはできません ・米国株にポイント投資できます |
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
口座開設の具体的な手順は、【楽天証券】口座開設の方法・取引までの流れをご覧ください。
【Pontaポイント】auカブコム証券
ポイント投資の対象商品 | 投資信託(1,200本以上) |
---|---|
利用可能ポイント | Pontaポイント |
利用可能ポイント | 1ポイント~ |
手数料 | 購入時手数料無料 ※詳しくは、こちらをご覧ください |
備考 | ・Pontaポイントを貯めている方におすすめの証券会社です ・増えたポイントは引き出して使えます ・「ポイント運用」とは別のサービスです |
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
口座開設の具体的な手順は、auカブコム証券(旧 カブドットコム証券)の口座開設ガイドをご覧ください。
【Tポイント】SBIネオモバイル証券
ポイント投資の対象商品 | 国内株式・国内ETF・国内REITなど(400銘柄以上) |
---|---|
利用可能ポイント | Tポイント |
利用可能ポイント | 100円~ |
手数料 | サービス利用料 月額220円(税込) (約定金額の合計が50万円まで取引し放題) |
備考 | ・最低投資金額は100円からですが、ポイントは1ポイントから使えます ・毎月200円分の期間固定Tポイント※1がもらえるので、手数料は実質ほぼ無料※2です ・2019年11月30日より、1株からIPOに申し込みができる「ひとかぶIPO」がスタートしました |
※1 ネオモバのみで使える有効期限付きのTポイントのこと
※2 消費税20円分は自己負担
以上、ポイント投資ができる証券会社の紹介でした。普段どのポイントを貯めているかに注目して、証券会社を選ぶと良いでしょう。
ポイント投資のメリット・デメリット
続いて、ポイント投資のメリットとデメリットを紹介します。まずは、メリットからです。
ポイント投資のメリット
- 自分のお金が減る心配がない
- 投資や経済に関する知識・経験が増える
- 配当や株主優待がもらえる
何といっても、自分のお金が減る心配をせずに、投資をはじめられる点が大きなメリットでしょう。「損をするのが怖いから、投資をはじめる勇気が出ない」という方は、ぜひポイント投資からチャレンジしてくださいね!
また、ポイント投資をはじめると、投資や経済に関する知識と経験が身に付きますし、銘柄によっては配当や株主優待がもらえます。中には、株主優待をもらうための条件が「1株保有」に設定されている、魅力たっぷりな銘柄もあります。詳しくはグループサイト楽しい株主優待&配当の「単元未満株(端株)でもらえる株主優待一覧」で説明していますので、こちらをご覧ください。
投資にチャレンジすると、自分にとって良いことがたくさんあるのでおすすめです。
ポイント投資のデメリット
- コストが割高
- 投資できる金融商品が少ない
一番のデメリットは、コストが割高になってしまう点です。ポイント投資では、どうしても数百円~の少額取引が多くなります。その分、出た利益に対する手数料の割合が高くなってしまうのです。
また、投資できる金融商品が少ない点もデメリットでしょう。ポイント投資は初心者向けのサービスなので、初心者が迷わないように投資できる金融商品を絞り込んでいるケースがあります。
逆に考えれば、自分で金融商品を選ぶ手間が少なくなります。投資をはじめたばかりのころは、自分で銘柄を選ぶ作業がかなり大変です。その分の手間がなくなると考えれば、このデメリットも悪くはないかもしれませんね。
まとめ
以上、ポイント投資の紹介とおすすめの証券会社、メリット・デメリットを紹介してきました。
自分のお金が減る心配がなく、気軽に投資をはじめられます。投資の第一歩として、ポイント投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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