SOR注文とは?わかりやすく解説します

SOR注文とは?わかりやすく解説します

担当:やさしい株のはじめ方編集部

担当・やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2021年7月27日

SOR注文とは、ある銘柄を売買するときに、最も有利な気配価格を提示している取引所へオーダーを出す注文です。買い注文の場合は少しでも安い気配価格で、売り注文の場合は少しでも高い気配価格で取引できます。

このコラムでは、SOR注文について株初心者向けにわかりやすく解説しています。

このページの目次

  1. 1.SOR注文とは?
  2. 2.SOR注文を使った取引事例

1.SOR注文とは?

SOR注文の説明

(出典:SBI証券

SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文とは、ある銘柄へ売買注文を入れたとき、自動で、最も有利な気配価格を提示している取引所へオーダーを出す注文です。対象となる取引所は、東証一部・二部・マザーズ・JASDAQなどの証券取引所の他に、私設取引所(PTS※1)も含まれます。

※1 PTSの詳しい内容は「夜間取引(ジャパンネクストPTS) 証券会社の選び方」をご覧ください

2.SOR注文を使った取引事例

SBI証券で“ソフトバンクグループ(9984)”を売買する場合をみてみましょう。

ソフトバンクグループは東証一部でもPTSでも売買できます。今回の場合は、下記画像のように東証一部とPTSで株価が異なりました。東証一部の株価が「9,297円」に対し、PTSの株価は「9,266」円と、その差「31円」です。ソフトバンクグループは100株単位での売買になるので、最低でも31円×100株=3,100円もの差が出てしまいます。

このように、取引所によって株価が変わるケースはよくあります。SOR注文をすると、自動で有利な気配価格を提示している取引所(この場合はPTS)へ注文を出してくれます。

SOR注文による最良気配選択

SBI証券では、SOR注文が初期設定となっていますので、とくに何かをする必要はありません。ちなみに、SOR注文ができるのは証券会社が指定した銘柄のみで、対象銘柄は随時追加されています※2

※2 SOR注文の対象銘柄は、ジャパンネクストPTSの「取引関連情報」をご覧ください。

また、SOR注文では、「逆指値注文」や「執行条件付注文(寄成・引成など)」は利用できませんので、これらの注文を利用する場合は、注文を出す市場(東証、PTS)をあらかじめ指定してください。

SOR注文が初期設定になっている

このように、SOR注文を使えば、より有利な価格で売買できます。1回の売買では大したことがなくても、これが10年20年続けば、目に見える差となって結果に表れてきます。売買代金・回数にもよりますが、数万円、数十万円単位で変わってくるかもしれません。

SOR注文は、主にSBI証券楽天証券auカブコム証券(旧 カブドットコム証券)マネックス証券などでおこなっています。

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この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部
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