SBI証券には、「立会外分売（たちあいがいぶんばい）」の他に、「立会外トレード」という独自サービスがあります。立会外トレードとは、ひとことで言いますと、SBI証券でのみ割引価格で取得できる立会外分売サービスです。一般的に、立会外分売をおこなう銘柄は、どの証券会社でも取引できますが、立会外トレードに出てくる銘柄は、基本的にSBI証券でしか申し込みできません。

（出典：SBI証券）

SBI証券の口座を持っていれば、「立会外分売」＋「立会外トレード」の申し込みができるので、他社よりも抽選を受けられる回数が増えます。立会外取引を考えている方は、絶対押さえておきたいサービスです。ちなみに、当サイトから口座開設すると、2,500円＋オリジナルレポートがもらえる限定キャンペーン実施中です。まだSBI証券の口座をもっていないという方は、この機会にどうぞ！

最新情報は「これから申し込みできる立会外トレードの予想と結果」でご確認ください。当サイトが定期的に調査して、情報をまとめています。

立会外トレードのメリット

買付手数料が0円！

立会外トレードの銘柄を買うときの手数料は無料です。そこまで大きな利益を取りにいく投資法ではないため、コストが軽くなるのはうれしいですね。ただし、売却時はご自身が選んだSBI証券の手数料プランが適用されますので、ご注意ください。

数％ディスカウントされた価格で買うことができる

立会外分売と同じく、立会外トレードをおこなう前営業日の終値から数％安くなった価格で買うことができます。こうしてセールで買ったものを翌営業日の初値で売り、差額で利益を狙うことができます。

立会外トレードの結果（2021年）

実際に、2021年におこなわれた立会外トレードの結果を見てみましょう。損益率は、すべて初値で売った場合の数字です。

上の表を見ると、2021年は17件の立会外トレードがおこなわれ、分売価格と初値を比較すると、14勝3敗でした。すべて100株で当選したとすると、合計29,000円の利益です（平均すると1銘柄で約1,705円の利益）。

複数株申し込んでいた場合、銘柄によっては200株、300株と複数当選することもあるので、この数字より上がる可能性もあります。さらに詳しいデータは「2021年の立会外トレード結果」でまとめているので、興味があれば合わせてご覧ください。

このように、立会外トレードや立会外分売は、そこまで大きな利益が期待できるわけではありませんが、大損をするリスクも少ないのが特徴です。IPOに当選するより当選確率は高いので、IPO以外の低リスクな投資法を考えている人や、少額でコツコツと利益を狙っていきたい人向けの投資法です。

立会外トレードの申込方法

立会外トレードの申し込みは、トレード実施日の前営業日18時から当日8時20分までに申し込みをおこないます。実施予定日はあらかじめ「○日～○日」と期間が決まっていますが、トレード実施日は直前にならないと公表されません。ですので、予定日の前営業日夕刻に、SBI証券のサイトでトレード実施日の確認をしましょう。

↑SBI証券のスケジュール （お申し込み受付時間が、「18時から翌朝8時までと短いです。）

立会外トレードの申込方法を、実際の画面を使ってわかりやすく解説します。

1．SBI証券にログインをしたら、画面上部から「国内株式＞立会外（分売・トレード）＞立会外トレード」と進んでください。立会外トレードの対象銘柄がある場合は、下のような画面になるので、『立会外トレードのお取引はこちら』をクリックしてください。

2．立会外トレード取扱銘柄一覧が出てくるので、取引したい銘柄の【取引】欄にある『買付』をクリックしてください（受付期間になるまでは、下の画面のように『予定』となっています）。このあとは、通常の株取引と同じ要領で、注文株数を入力したり、パスワードを入力したりして買い注文の手続きをおこなってください。申し込める株数は、下の画面に載っている“最低申込株数（例：100株）”～“申込上限株数（例：1,000株）”の間です。

なお、申込株数によって当選確率は変わらないので、資金が少ない方でも平等に抽選を受けられます。積極的に申し込んでみましょう。

買い注文が完了して、立会開始時間になると約定（注文成立）されたかわかります。残念ながら抽選に外れてしまった場合は、預けたお金が口座に戻ってきますのでご安心ください。