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バリューコマースの自己株TOB・買収はいつ?なぜ?今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社も解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年3月22日

バリューコマース(2491)自己株TOB(自己株式の公開買付)を実施し、1株当たり1,029円での一部株式取得を目指すと発表しました。今回は親会社であるLINEヤフー株式会社の子会社(Zホールディングス中間株式会社)からの取得を主な目的としたディスカウントTOBで、2024年3月8日終値1,059円を基準にすると、ディスカウント率は2.8%です。

このコラムでは、バリューコマースの自己株TOBの概要や今後どうなるか、公開買付代理人の証券会社はどこなのかを、株初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひ最後まで読んでくださいね。

バリューコマースの自己株TOB【公開買付価格・期間・応募方法など】

バリューコマースの自己株TOBの概要を、下の表に整理しました。

バリューコマースの自己株TOBに関する基礎情報
公開買付者バリューコマース
被買収企業バリューコマース(2491)
公開買付価格1,029円※1
プレミアム▲2.8%※2
公開買付期間2024年3月12日(火)~5月31日(金)
買付株数10,690,090株
買付予定株数の下限-
買付予定株数の上限10,690,090株
公開買付代理人野村證券
公開買付復代理人-
上場上場維持
目的親会社LINEヤフーにおける
事業ポートフォリオの選択と集中のため
その他自己株TOB/LINEヤフー以外の株主も応募可能

※1 普通株式1株あたりの買付価格です。
※2 2024年3月8日終値に対して、何%のディスカウントがあったかを表しています。

バリューコマースの株式を保有している場合はどうすれば良い?

バリューコマース自己株TOBは「一部買付」です。バリューコマースの株式を保有している方は、「①市場で売る」、「②指定の証券会社で申し込む」、「③そのまま保有する」のどれかを選択することになります。

しかし、今回は公開買付価格が株価を下回る「ディスカウントTOB」です。TOBに応募してしまうと、株式市場で売るよりも低い株価で取引することになってしまいます。「③そのまま保有する」が望ましいでしょう。

バリューコマースの公開買付代理人・復代理人はどこの証券会社?

バリューコマースの自己株TOBに応募する場合、指定の証券会社で申し込む必要があります。指定の証券会社のうち、公開買付者から業務・権限を委託された証券会社を「公開買付代理人」、公開買付代理人の業務を請け負う証券会社を「公開買付復代理人」と呼びます。

バリューコマースの公開買付代理人
公開買付代理人野村證券
公開買付復代理人-

バリューコマースの株式を保有している方で、自己株TOBへの応募を考えている方は、野村證券に口座開設して株式を移管する必要があります。

公開買付代理人や復代理人には、SBI証券マネックス証券などのネット証券が指定されるケースがあります。TOBの応募をスムーズに進めるためにも、今のうちに口座開設しておくのがおすすめです。

TOBの公開買付代理人に選ばれやすい証券会社

最後に、TOBの公開買付代理人や公開買付復代理人に選ばれやすい証券会社がどこかを紹介します。2023年中に終了したTOB事例を基に、公開買付代理人・公開買付復代理人に選ばれた証券会社とその件数をまとめました。ぜひ参考にしてください。

2023年のTOBで公開買付代理人・公開買付復代理人を担当した証券会社
証券会社 担当件数
SMBC日興証券 22
野村證券 16
大和証券 15
みずほ証券 13
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 11
SBI証券
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9
auカブコム証券
現金2,000円がもらえる
6
三田証券 5
東海東京証券 5
マネックス証券
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2
アイザワ証券 1
フィリップ証券 1

公開買付代理人を務めた件数が最も多かったのは、総合証券のSMBC日興証券で22件の取り扱いがありました。2位が野村證券で16件、3位が大和証券で15件となっています。

ネット証券では、SBI証券9件取り扱っていました。SBI証券を追う形で、auカブコム証券が6件、マネックス証券が2件となっています。

TOBに応募する際は、株式の移管手続きやTOBの申込手続きが必要です。手続きに加えて口座開設もしなければならない場合、どうしても時間がかかってしまいます。スムーズにTOBへの応募ができるよう、今のうちから複数の証券会社に口座開設しておくと良いでしょう。次に紹介するおすすめネット証券では、当サイト限定のキャンペーンを展開中です。この機会にぜひ口座開設してください。

おすすめネット証券①:SBI証券

SBI証券は、ネット証券の中で公開買付代理人の実績が最も多い証券会社です。今後TOBやMBOへスムーズに申し込みできるよう、口座開設しておくと良いでしょう。上の表で紹介したように、SBI証券では当サイト限定の口座開設キャンペーンを実施しています。この機会にぜひ、口座開設してくださいね。

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おすすめネット証券②:auカブコム証券

auカブコム証券は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と同じMUFGグループの一員です。協働している関係で、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が公開買付代理人を引き受けた場合に、復代理人として担当するケースが多くなっています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の担当件数がそれなりにあるので、auカブコム証券に口座開設しておくのもおすすめです。

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おすすめネット証券③:マネックス証券

マネックス証券は、三田証券と提携して公開買付代理業務を展開中です。三田証券が公開買付代理人を引き受けた場合に、復代理人として担当する場合があります。

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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