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ウォーレン・バフェットがS&P500や銀行株を売却!理由や最新のフォーム13Fを紹介

にしけい担当:にしけい

最終更新日:2025年9月5日

お知らせ
(2025年2月25日追記)2月22日に公表されたバークシャー・ハザウェイの年次書簡で、日本の商社株を長期保有し、今後さらなる買い増しを考えていることが明らかになりました。

2025年2月14日に、バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイのForm 13F※1(フォーム13エフ)が公開されました。S&P500 ETFや銀行株を売却したことが明らかになり、投資家の間で話題になっています。

※1 Form 13Fとは、四半期末時点において大口機関投資家が保有する米国株が載っている書類です。この書類を見ると、バフェット氏をはじめとする有名投資家の投資状況を確認できます。

このコラムでは、バークシャー・ハザウェイの最新の保有銘柄を紹介するとともに、S&P500 ETFや銀行株の売却理由やバフェット氏の投資動向を入手するためのおすすめツールなどを紹介します。ぜひ最後まで読んでくださいね。

バフェット氏のForm 13Fが公開

今回公開されたForm 13Fは、バフェット氏が経営する投資会社「バークシャー・ハザウェイ」の2024年12月末時点の保有銘柄をまとめたものです。同社が保有する上位10銘柄について、銘柄名と保有割合、前四半期からの変動率を下の表に整理しました。

バフェット氏の保有トップ10銘柄
順位 銘柄名 保有割合※1 前四半期からの
変動率
1 アップル
(Apple Inc.)
23.77% ±0.00%
2 アメリカン・エキスプレス
(American Express)
14.22% ±0.00%
3 コカコーラ
(Coca Cola Co.)
9.99% ±0.00%
4 バンク・オブ・アメリカ
(Bank of America Corp.)
9.31% ▲1.54%
5 シェブロン
(Chevron Corp.)
6.10% ±0.00%
6 オクシデンタル・ペトロリアム
(Occidental Petroleum)
4.92% +0.95%
7 ムーディーズ
(Moody's Corp.)
4.07% ±0.00%
8 クラフト・ハインツ
(Kraft Heinz Co.)
3.97% ±0.00%
9 チャブ
(Chubb Limited)
2.76% ±0.00%
10 ダビータ
(DaVita Inc.)
2.06% ±0.00%

※1 2024年12月末時点の保有割合です。

上位10銘柄に注目すると、銀行大手のバンク・オブ・アメリカを売却し、石油・ガス開発企業のオクシデンタル・ペトロリアムを買い増ししていることがわかりますね。

保有銘柄の主な変化

このほかにも、今回のForm 13Fでは保有銘柄に動きがありました。主な変化をテーブルで整理しますね。

  銘柄名(米国株・ETF) 事業内容
新規購入 コンステレーション・ブランズ メキシコビールの輸入販売
買い増し オクシデンタル・ペトロリアム 石油・ガス開発
ドミノ・ピザ ピザ宅配
プール プール設備・部品販売
売却 S&P500 ETF -
シティグループ 銀行大手
バンク・オブ・アメリカ 銀行大手
アルタ・ビューティー 化粧品小売

このうち、注目ポイントとして下の3つが挙げられます。

注目ポイント

  1. S&P500 ETFを売却
  2. 銀行株を売却
  3. 原油株を買い増し

それぞれどのような理由があるのか、筆者の考えを説明しますね。

S&P500 ETFを売却した理由

市場では、バフェット氏がS&P500 ETFを全売却したことが話題です。売却理由としては、S&P500が右肩上がりで上昇し続けてきて割高感があるからだと考えられます。

<S&P500の推移(過去3年間)>

S&P500の推移(過去3年間)

(出典:SBI証券

S&P500の「シラーPER※2」という指標を確認すると、2024年12月31日時点で37.0倍であり、割高と判断する目安の25.0倍を大きく上回っています。

※2 シラーPERは、株価の割安性を測る指標のひとつです。通常、PERの計算では株価をEPS(1株あたり純利益)で割りますが、シラーPERではEPSの代わりに「インフレ調整済みの過去10年間のEPS平均値」を使って計算します。別名「CAPEレシオ」とも呼ばれています。

ただし、S&P500 ETF(「SPDR S&P 500 ETF Trust」と「Vanguard S&P 500 ETF」)の保有割合は、総資産のたった0.02%でした。「全売却」はインパクトがありますが、深刻に考える必要はないと思われます。

銀行株を売却した理由

大手銀行のシティグループやバンク・オブ・アメリカを売却した理由は、FRBが金利を引き下げることで、預金金利と貸出金利の差額で儲ける銀行の収益が減ってしまうからだと考えられます。

ほかの理由として、商業用不動産ローンを巡るリスクを避けるために売却に踏み切った可能性もあるでしょう。詳しい説明は省きますが、テレワークの普及や金利の上昇によってオフィスなど商業用不動産のオーナーが苦境に陥っており、債務不履行になるおそれがあるのです。

万が一債務不履行になれば、商業用不動産ローンの保有比率が高い中小銀行は大きな損失を抱える可能性があります。大手銀行は中小銀行ほど保有比率が高くないため大きな被害はなさそうですが、連鎖的に中小銀行が破綻する事態になれば、間接的にマイナスの影響を受けるかもしれません。

原油株を買い増しした理由

原油株を買い増しした理由は、インフレの再燃原油需要の拡大の2点ではないでしょうか。

FRBは現在、利下げサイクルの途中にあります。利下げによって消費や投資が増加するため、インフレが再燃する仕組みです。インフレ局面では、原油をはじめとする実物資産は優位になるため、保有割合を引き上げているという見方ができるでしょう。

また、トランプ政権下では、太陽光発電や風力発電といった代替エネルギーへの投資が減少すると考えられます。その分、従来の原油への需要が高まる可能性が高いでしょう。需要が高まれば原油価格も上昇するため、エネルギー企業の業績にはプラスの影響があります。

トランプ大統領はエネルギーの生産量を増やす方針

一方、トランプ大統領は、インフレ抑制のためエネルギーの生産量を増やす方針を掲げています。原油の生産量が増えれば原油価格に下押し圧力が加わるため、原油株にとってはマイナス要因です。しかし、下の2つの理由から大幅な増産はむずかしく、原油価格が大きく下がることはないと考えられます。

原油価格が大きく下がらないと考えられる2つの理由

  1. 原油を採掘するため新たに掘られた井戸のうち、仕上げ処理をおこなうだけで採掘をスタートできる「待機井戸」が少なく、すぐに増産体制を整えるのがむずかしい
  2. エネルギー企業にとって、原油の損益分岐点価格は「1バレル=60~62ドル程度」といわれており、大幅な増産は実現しないと予想できる

ここまで説明したように、原油株にはプラスの影響とマイナスの影響が存在します。バフェット氏は、マイナスの影響よりもプラスの影響が勝つと考えて、買い増しを進めているのかもしれませんね。

バフェット氏の保有銘柄をチェックする方法

先ほども紹介したように、バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイの保有銘柄は四半期ごとに公表されるForm 13Fでチェックできます。下の画像は、バークシャー・ハザウェイのForm 13Fの実物です。

<バークシャー・ハザウェイのForm 13F>

バークシャー・ハザウェイのForm 13F

(出典:バークシャー・ハザウェイ Form 13F

保有する銘柄ごとに英語で情報がずらっと並んでいます。読み慣れていればスムーズに必要な情報を得られるかもしれませんが、慣れていない状態でこの資料を読み解くのはとても大変です。

そこでおすすめしたいのが、moomoo証券が提供する『moomooアプリ』になります。このアプリを使うと、誰でもかんたんにバークシャー・ハザウェイの保有銘柄を調べることが可能です。

moomooアプリでバークシャーの保有銘柄を調べる

moomooアプリでバークシャー・ハザウェイの保有銘柄は、アプリの下にある「マーケット」タブを開いて「米国株」を選択し、その中にある「機関投資家の動向」を探すと書かれています。下の画像は、moomooアプリに載っているバークシャー・ハザウェイの保有銘柄一覧です。

<バークシャー・ハザウェイの保有銘柄>

バークシャー・ハザウェイの保有銘柄

(出典:moomoo証券

Form 13Fとは違って日本語で情報が整理されているので、とても見やすいですよね。

加えて、moomooアプリでは「保有銘柄の変動(保有状況変動)」もチェックできます。下の画像は、保有状況変動のスクリーンショットです。moomooアプリがあれば、バフェット氏の行動をスマートに追いかけられるので、インストールしておいて損はありません。

<バークシャー・ハザウェイの保有状況変動>

バークシャー・ハザウェイの保有状況変動

(出典:moomoo証券

また、moomooアプリでは投資に関連したニュース記事も読めます。バークシャー・ハザウェイのForm 13Fが発表されたあと、保有銘柄の状況を図解付きで解説した記事が公開されました。

<バークシャーの保有銘柄(図解)>

バークシャーの保有銘柄(図解)

(出典:moomoo証券

このように、ひと目でバークシャー・ハザウェイの保有銘柄と売買の状況がわかる図を用意してくれるので、時間がない方でも効率よく情報収集できます。

moomooアプリは、moomoo証券に口座開設&アプリをダウンロードするだけで、誰でも無料で使えます。この機会にぜひ使えるようにしておきましょう!

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バフェット氏のポートフォリオに投資する方法

バフェット氏の保有銘柄を調べていく中で、「バフェット氏のポートフォリオをそっくりまねして投資したら儲かりそうだ」と思った方も多いのではないでしょうか。自分で手を動かしてバフェット氏のポートフォリオを再現することもできますが、定期的に保有銘柄の動きをチェックして自分自身も取引しなければならず、なかなかハードルが高いですよね。

そのような方におすすめしたいのが、ブルーモ証券です。ブルーモ証券では、バフェット氏やビル・ゲイツ氏など有名投資家のポートフォリオをワンタップでコピーして、各銘柄に0.0001株単位で投資できます!

例えば、バフェット氏のポートフォリオは下の画像のように表示されます。画面下の「すべてコピーする」をタップすると、ポートフォリオをコピーして投資できる仕組みです。

<バフェット氏のポートフォリオ画面>

バフェット氏のポートフォリオ画面

ブルーモ証券で投資する場合、通常は最低10万円の入金が必要です。しかし、「リバランス付き自動つみたて投資機能」を使うことで、月間最低3万円から投資できるので、少額からコツコツ資産を積み上げていきたい方にもおすすめといえます。

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まとめ

バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイの最新の保有銘柄を紹介しました。最新のForm 13Fを見ながら投資先を発掘するのも楽しいですし、バフェット氏が売却や新規購入した理由を考えてみるのも勉強になります。

Form 13Fそのものを読むのは大変なので、今回紹介したmoomoo証券のmoomooアプリを活用して、効率よく情報収集しましょう。また、バフェット氏のポートフォリオをまねして投資したい方は、ブルーモ証券の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

にしけい

この記事の執筆者

にしけい

当サイトで上場企業のIR取材記事やコラムを執筆しています。企業分析と経済分析が趣味で、BSテレビ東京『マネーのまなび』や日経ヴェリタス、日経マネー等への掲載歴があります。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)、簿記2級、FP2級の資格を保有しています。

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