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ヒストリカルPERとは?使い方を聞いてみた
「松井証券の投資情報ツール「マーケットラボ」とは?おすすめの使い方も紹介します」で、ヒストリカルPERという指標がマーケットラボの目玉機能として紹介されていました。割安性の指標であるPERに似た名前が付いていますが、一体どんな指標なのでしょうか。
今回は、ひっきーさんにヒストリカルPERの意味や使い方を聞いてみました。松井証券のマーケットラボを使いこなしたい方や、株式投資で脱初心者を目指している方に、ぜひ読んでいただきたい内容となっています!
ヒストリカルPERとは?
ひっきー
ヒストリカルPERとは、過去のPERを表します!
ヒストリカルは「歴史の」や「過去の」という意味です。
意味を聞いて納得しました!
ところで、株式投資では会社の将来を見て投資するじゃないですか。それなのに、過去のPERが指標として公開されているのはどうしてですか?
まゆ
ひっきー
鋭いですね!ヒストリカルPERは、その会社のPERの天井や底となる値を知るのに役立つんですよ!
どういうことなのか、事例を使って説明しますね!
松井証券のツールで「ヒストリカルPER」を使ってみよう!
ひっきー
下の画像は、松井証券のマーケットラボで公開されているヒストリカルPERの画面です。
例として、中央自動車工業(8117)を使っています。
<中央自動車工業(8117)のヒストリカルPER>
(出典:松井証券)
ひっきー
たとえば、1年前の2021年9月のPERは12倍です。
時系列でみると、だんだんとPERが低下してきているのがわかりますね!
本当だ!どんどん割安感が出てきていますね!
まゆ
ひっきー
天井と底を見やすいように、グラフを作ってみましょうか!
今回は過去5年分のヒストリカルPERを使います。
<ヒストリカルPERのグラフ(過去5年間)>
ひっきー
だいたいの動きがつかめたので、天井と底に線を引いてみましょう!
<ヒストリカルPERの天井と底>
こうやって見ると、最新のPERは底値圏にあるってわかりますね!
まゆ
ひっきー
そうなんです!このように、ヒストリカルPERを時系列で並べると、いまのPERが歴史的に見て割安な水準かどうかがわかります!
とっても便利ですね!
でも、「株を探す際に、おすすめのスクリーニング条件を教えてください」の中で「PER15倍以下でスクリーニングする」と紹介されていますよね。その基準で十分な気もしますが…。
まゆ
ひっきー
ざっくりと割安性を見るときは、「PER15倍以下」で見ればOKです。ただ、IT企業だとPER100倍はざらですし、海運などの成熟産業にはPER1桁の低PER銘柄が多く、一概に判断できません。
このように、業種や銘柄によってPERの水準が異なるので、その銘柄や同業他社のヒストリカルPERを使って割安かどうかを考えたほうが、より正確なんですよ!
納得です!
ところで、ヒストリカルPERのグラフって自分で作るしかないんでしょうか…?
まゆ
ひっきー
そうなんです…。現在はグラフが公開されていないので、下のグラフみたいに自分で作るしかないんですよね。
<ヒストリカルPERのグラフ>
私、グラフ作成が苦手で…。
まゆ
ひっきー
そんなまゆさんに良い知らせがあります!
ヒストリカルPERのグラフを作りたい方に向けて、マーケットラボの数値をコピー&貼り付けするだけでグラフが自動生成される「松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツール」を無料で公開します!詳しい使い方は、当ツールの「はじめに」をご覧ください。
やったー!ひっきーさん、神ですね!これで私もヒストリカルPERを使いこなせます!
まゆ
ツールを使う際に必要なもの
- 松井証券の口座
- Googleアカウント
- パソコンやタブレット、スマートフォン
※「松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツール」は、特定の銘柄への投資を斡旋するものではありません。投資判断等は自己責任でお願いいたします。また、このツールを利用したことにより生じた利用者の損害や、利用者が第三者に与えた損害に関して、当サイトは一切の責任を負わないものとします。以上にご納得いただける方のみ、ツールをご利用ください。
※当ツールは、松井証券様より作成の許可をいただいております。
ひっきー
また、以前紹介した過去20年分の業績についても、無料の「松井証券マーケットラボ用業績グラフ作成ツール」を用意しました。
こちらも、マーケットラボの数値をコピーし貼り付けるだけで、グラフが自動生成されます。ぜひご活用ください!
まとめ
今回は、ヒストリカルPERの意味と使い方を教えてもらいました!これまでは「PER15倍以下」で割安性を考えることが多かったので、これからはヒストリカルPERも組み合わせて、投資を考えている銘柄が割安なのかを判断していきたいです。
また、ヒストリカルPERのグラフ作成ツールが無料で公開されているので、私も使ってみます!松井証券のマーケットラボのヒストリカルPERをコピーして貼り付けるだけなので、グラフ作成が苦手な私でも、ヒストリカルPERを使いこなせそうです!
ひっきーさん!
松井証券のマーケットラボの目玉機能として紹介していた「ヒストリカルPER」って何ですか?
まゆ