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松井証券の投資情報ツール「マーケットラボ」とは?おすすめの使い方も紹介します

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年4月23日

マーケットラボ
お知らせ
2024年4月20日(日)から、マーケットラボのチャート画面大幅アップデートされました!記事内では、アップデート後のマーケットラボについて、魅力を余すことなく解説しています。

2022年7月31日から、松井証券が強力な投資情報ツール「マーケットラボ」の提供をはじめました。過去20年分の損益計算書(PL)の数値や、ヒストリカルPER※1無料で入手できるなど、個人投資家なら見逃せない機能が充実しています。

※1 ヒストリカルPERとは、過去のある時点でのPERです。ヒストリカルPERを時系列に追いかけると、決算発表や業績修正によってPERがどう変動したかがわかります。

マーケットラボは、「業績の分析や株価の分析、投資家の動きを調べるときの最強ツール」です。これを使うだけで、私たち個人投資家が情報収集する時間を大幅に短縮できてしまいます。

このコラムでは、松井証券の「マーケットラボ」の目玉機能やおすすめの使い方について、徹底的に解説していきます。ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

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マーケットラボの開き方

マーケットラボの目玉機能やおすすめの使い方の前に、まずはマーケットラボの開き方をご紹介します。松井証券にログインした後の画面から、マーケットラボを開くための3ステップを画像付きでわかりやすく説明していくので、このページを見ながら開いてみてくださいね。

  1. 松井証券にログインすると、下の画面が出てきます。画面右上にある「情報検索」をクリックしてください。

    「情報検索」をクリック
  2. 松井証券が提供しているツールの一覧ページが表示されます。一番上に「マーケットラボ」があるので、そちらをクリックしましょう。

    「マーケットラボ」をクリック
  3. マーケットラボが開きます。

    「マーケットラボ」をクリック

以上、マーケットラボを開く3ステップの紹介でした。開き方を忘れてしまったときは、いつでもこのページに戻ってきて、手順を確認してください。

マーケットラボの目玉機能とおすすめの使い方

はじめに、マーケットラボの目玉機能を2つ紹介します。

※2 PLとはProfit and Lossの略称です。日本語で、損益計算書と言います。

それぞれ見ていきましょう。

過去20年にわたる損益計算書(PL)の数値を追いかけられる

中央自動車工業(8117)の過去20年分のPL数値>

中央自動車工業(8117)の過去20年分のPL数値

(出典:松井証券のマーケットラボ)

こちらは、中央自動車工業(8117)過去20年にわたる損益計算書(PL)の数値です。2003年以前に上場した企業であれば、20年分の売上高や営業利益、EPS、配当金を追いかけられます。成長バリュー株投資では、過去の業績推移の確認が欠かせませんが、決算短信や有価証券報告書から20年分の数値を集めるのは、骨が折れる作業です。

マーケットラボを使うと、一瞬で過去20年分のPL数値を手に入れられます。企業分析にかかる時間を大幅に短縮できるので、かなり助かりますね。

過去20年分の業績は、下の画像のように「①業績」タブの中にある「②業績」、「③通期」と進んだ先にある、売上高や営業利益などのグラフの下に載っています。

<過去20年分のPL数値の見方>

過去20年分のPL数値の見方

(出典:松井証券のマーケットラボ)

過去20年分の業績グラフを作ってみよう!

松井証券のマーケットラボでは、過去20年分の業績を見ることができます。このうち、グラフになっているのは過去6年分で、それより前の業績推移を視覚的に追うには、自分でグラフを作らなければいけません。

そこで、マーケットラボの業績数値をコピーし貼り付けるだけで、自動的にグラフが作れる無料のツール「松井証券マーケットラボ用業績グラフ作成ツール」を用意しました。

松井証券マーケットラボ用業績グラフ作成ツール

(松井証券マーケットラボ用業績グラフ作成ツールのイメージ)

このツールはGoogleスプレッドシートで作成しているので、Googleアカウントとパソコンやタブレット、スマホがあれば誰でも使えます。Googleアカウントを持っていない方は、まずはアカウント登録(Googleのサイトに飛びます)をお願いします。

詳しい使い方は、ツールの「はじめに」シートにまとめています。そちらを見ながら、いろいろな企業のグラフを作ってみてください。

※「松井証券マーケットラボ用業績グラフ作成ツール」は、特定の銘柄への投資を斡旋するものではありません。投資判断等は自己責任でお願いいたします。また、このツールを利用したことにより生じた利用者の損害や、利用者が第三者に与えた損害に関して、当サイトは一切の責任を負わないものとします。以上にご納得いただける方のみ、ツールをご利用ください。

※当ツールは、松井証券様より作成の許可をいただいております。

ヒストリカルPERを入手できる

中央自動車工業(8117)のヒストリカルPER>

中央自動車工業(8117)のヒストリカルPER

(出典:松井証券のマーケットラボ)

ヒストリカルPERとは、“過去のある時点”のPERです。ヒストリカルPERの動きを追いかけると、決算発表や業績修正によってPERが変動する様子が見られます。そのため、次のような情報が得られます。

  • 業績の変動に対して、株価がどれくらい動くのか(株価の感応度)
  • 過去のPERの上限と下限(PERのレンジ)

特に「過去のPERのレンジ」が読み取れる点が重要です。気になっている銘柄の投資判断を下すとき、現在の予想PERがヒストリカルPERの下限(最低値)に近ければ、株価は底値に近く割安に投資できると判断できるためです。基本的には「成長バリュー株に売買タイミングは関係ない」のですが、少しでも割安に買いたいと考えるときには、参考にすると良いでしょう。

ヒストリカルPERは、日次、週次、月次の3種類が公開されています。業績の変動に対する株価の動きを見たいときは、日次や週次でチェックするのがおすすめです。松井証券では、「決算」欄に決算発表のタイミングも記されているので、株価の感応度を分析するのに役立ちます。

ヒストリカルPERは、下の画像のように「①業績」タブの中にある「②投資指標」、「③ヒストリカルPER」と進んでいくと出てきます。

<ヒストリカルPERの見方>

ヒストリカルPERの見方

(出典:松井証券のマーケットラボ)

ヒストリカルPERのグラフを作ってみよう

松井証券のマーケットラボでは、ヒストリカルPERを「日次」、「週次」、「月次」で追いかけることができます。ただし、過去の数値のみが公開されているため、視覚的に追いかけたい場合は、自分でグラフを作らないといけません。

そこで、マーケットラボのヒストリカルPERの数値をコピーし貼り付けるだけで、自動的にグラフが作れる無料のツール「松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツール」を用意しました。

松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツール

(松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツールのイメージ)

このツールはGoogleスプレッドシートで作成しているので、Googleアカウントとパソコンやタブレット、スマホがあれば誰でも使えます。Googleアカウントを持っていない方は、まずはアカウント登録(Googleのサイトに飛びます)をお願いします。

詳しい使い方は、ツールの「はじめに」シートにまとめています。そちらを見ながら、いろいろな企業のグラフを作ってみてください。

※「松井証券マーケットラボ用ヒストリカルPERグラフ作成ツール」は、特定の銘柄への投資を斡旋するものではありません。投資判断等は自己責任でお願いいたします。また、このツールを利用したことにより生じた利用者の損害や、利用者が第三者に与えた損害に関して、当サイトは一切の責任を負わないものとします。以上にご納得いただける方のみ、ツールをご利用ください。

※当ツールは、松井証券様より作成の許可をいただいております。

その他にも魅力的な機能を複数搭載

目玉機能である過去20年分の業績とヒストリカルPER以外にも、マーケットラボには魅力的な機能が複数搭載されています。今回は機能5つをピックアップして紹介しますね。

サマリーで銘柄の概要をチェック

「サマリー」は、マーケットラボで銘柄を検索すると、はじめに出てくる画面です。

中央自動車工業(8117)のサマリー情報>

中央自動車工業(8117)のサマリー情報

(出典:松井証券のマーケットラボ)

ここでは、各銘柄の事業内容や株価推移、目標株価に加えて、財務健全性収益性などを表す銘柄スコアを一目で確認できます。銘柄の情報を調べる前に、ざっと目を通しておくと良いでしょう。

専門的なチャート分析機能を搭載

マーケットラボには、専門的な分析機能を搭載したチャートが備わっています。こちらは、画面上部にある「チャート」タブをクリックすることで表示可能です。

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能>

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能

(出典:松井証券のマーケットラボ)

チャート分析をする際は、画面左側にあるボタンを操作します。株価の転換点やテクニカル指標、トレンドラインなどを表示できるため、とても便利です。特にテクニカル指標は充実しており、「移動平均」や「ボリンジャーバンド」、「価格帯別出来高」などの設定ができます。

おすすめ機能「価格帯別出来高」

ファンダメンタルズ分析を重視している方にとっては、なじみのない指標が多いかもしれません。そのような方にも「価格帯別出来高」はおすすめです。この機能を使うと、“投資家の売買が多かった価格帯はどこか”がわかり、さらに“株価がどこまで上がりそうか”や“株価の下値めどがいくらか”などを予想できます。

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能>

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能

(出典:松井証券のマーケットラボ)

例えば、現在の株価が3,000円で、4,000円付近の出来高が多かったとしましょう。これは“4,000円付近で売買した投資家が多い”ことを意味します。仮に株価が4,000円まで上昇した場合、過去に4,000円で買った投資家が「また株価が下がって損が増えないように売っておこう」と考えるため、売り注文が増加して株価が上がりにくくなります。これを「レジスタンスライン」と呼びます。

一方、同じ銘柄の2,000円付近の出来高も多かったとしましょう。これは“2,000円付近で売買した投資家が多い”ことを意味します。仮に株価が2,000円まで下落した場合、「含み損になる前に売っておこう」と考える投資家がいる一方、「買い値まで下がってきたから買い増ししよう」と考える投資家も出てきます。この結果、2,000円付近で株価が下げ止まる可能性もあるのです。これを「サポートライン」と呼びます。

このように、ファンダメンタルズ分析を重視している方でも、テクニカル分析を組み合わせるとより深く分析可能です。松井証券のマーケットラボには、テクニカル分析の機能がたくさん搭載されているので、ぜひ試してくださいね。

価格帯別出来高は、チャート左横にある「テクニカル指標」をクリックし、一番下にある「価格帯別出来高」のスイッチをオンにすると表示されます。

<価格帯別出来高の設定方法>

価格帯別出来高の設定方法

(出典:松井証券のマーケットラボ)

指数や類似企業との株価比較

マーケットラボのチャートでは、分析対象銘柄と日経平均株価、同業他社の株価などを並べて表示できます。例として、下のチャートでは中央自動車工業(8117)と同業他社のKeePer技研(6036)の株価チャートを並べてみました。

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能>

中央自動車工業(8117)のチャート分析機能

(出典:松井証券のマーケットラボ)

この機能を使うと「保有株と日経平均株価の動きに関連があるか」や「同業他社の株価動向と異なる動きをしていないか」などの分析が可能です。

特に、同業他社の株価動向と異なる動きをしている場合は、分析対象企業に固有のニュースが出た可能性があるので、企業のIR情報やマーケットラボの「ニュース」タブを確認してみましょう。また、株価暴落時に同業他社と比べて株価の下落幅が小さい場合は、何らかの強みを持っている可能性があります。

このように、同業他社の株価と比較するだけでも、ビジネスの強みや固有のニュースの有無を調べるきっかけが得られます。ファンダメンタルズ分析を重視している方にも役立つ機能なので、ぜひ活用してくださいね。

分析対象企業と株価指数、同業他社の株価を並べて表示する場合は、チャート左側の「比較チャート」から設定できます。

<指数や類似企業との株価比較>

指数や類似企業との株価比較

(出典:松井証券のマーケットラボ)

会社四季報で最新情報トピックを入手

マーケットラボでは、会社四季報を読むことができます。画面上部にある「四季報」タブをクリックすれば表示される仕組みです。

中央自動車工業(8117)の会社四季報>

中央自動車工業(8117)の会社四季報

(出典:松井証券のマーケットラボ)

会社四季報を読む際のおすすめポイントは、四季報記者がまとめたコメントです。画像の赤枠で囲んだ部分にコメントが書かれており、企業業績に関する最新情報や今後の成長戦略などに関する情報を手に入れられます。手軽に情報収集できるので、分析対象銘柄が見つかったら必ずチェックしましょう。

マーケットラボに載っている四季報の情報は、紙の本として販売されている四季報の情報と同じです。マーケットラボでは“見開きで他社の情報もチェックする”という使い方はできませんが、松井証券に口座開設すると無料で読めるので、とてもありがたいですね。

株主構成をビジュアルで確認

マーケットラボを使うと、「株主構成」を視覚的に確認できて便利です。少し複雑ですが、「企業情報(上の画像の①)」タブの「基本情報(②)」、「株主(③)」と進むと、株主情報が載っています。

中央自動車工業(8117)の株主情報>

中央自動車工業(8117)の株主情報

(出典:松井証券のマーケットラボ)

ここでは、株主構成を円グラフで確認できるほか、大株主の状況も一目でわかります。創業者が株を持っているかどうかや、海外の機関投資家が注目しているかどうかなどを見たいときに使えるので、とても便利です。

信用残や大量保有報告を確認

画面上部の「信用・大量保有」タブで、信用残※3大量保有報告書をチェックできます。

※3 信用残とは、信用取引の高のことです。信用買いの残高を「買い残」、信用売り(空売り)の残高を「売り残」と呼びます。信用残については、「買い残と売り残」で詳しく解説しています。

信用残

まずは「信用残」から見ていきましょう。下の画像は、中央自動車工業(8117)の信用残のデータ(週次)です。「売残」・「買残」・「売残増減」・「買残増減」・「信用倍率」の5つの項目が表示されていますね。

中央自動車工業(8117)の信用残>

中央自動車工業(8117)の信用残

(出典:松井証券のマーケットラボ)

このうち「信用倍率」に注目しましょう。信用倍率とは、信用買い残を信用売り残で割った指標です。この数値を使うと、“将来的に株価が上がりそうか、下がりそうか”を予想できます。

信用倍率の計算式

信用倍率=信用買い残÷信用売り残

信用倍率は、買い残が売り残よりも多い「1倍以上」が一般的です。信用倍率が1倍を大きく上回って推移している場合や、信用倍率が1倍を超えて上昇している場合は、将来的な売り圧力が強いと言えます。一方、信用倍率が1に近づいていくと、将来的な買い圧力が強まっていると考えられるのです。

信用倍率の見方
判断基準 考え方
1倍を大きく上回っている 将来的な売り圧力が強い
1倍に近づく 将来的な買い圧力が強い

信用倍率を使うと、かんたんに将来の買い圧力と売り圧力のどちらが強いかをチェックできます。ぜひ活用してくださいね。

信用倍率をはじめ、信用買い残や信用売り残の見方は、下記の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

大量保有報告

「大量保有報告」のタブをクリックすると、大量保有報告書や変更報告書をチェックできます。

中央自動車工業(8117)の大量保有報告書>

中央自動車工業(8117)の大量保有報告書

(出典:松井証券のマーケットラボ)

大量保有報告書とは、発行済株式数の5%以上を保有した株主が公表しなければならない書類です。株式の保有割合が5%を超えた日から5日以内に、内閣総理大臣に提出します。通称「5%ルール」と呼ばれ、株式投資の判断材料としても使われています。

変更報告書とは、発行済株式数5%以上を保有する株主が、保有割合が1%以上増減した場合などに提出する書類です。

大量保有報告書と変更報告書
書類名 概要
①大量保有報告書 発行済株式数の5%以上を保有した場合に提出
②変更報告書 発行済株式数5%以上を保有する株主が、保有割合が1%以上増減した場合などに提出

特に、大量保有報告書を有名な機関投資家やアクティビスト、個人投資家が提出した場合、それを材料に株価が動くケースがあります。注目しておきたいデータの1つです。

これまで、信用残や大量保有報告書は、それぞれの情報がまとめられた別々のWebサイトやサービスを使って調べなければなりませんでした。しかし今回、松井証券がマーケットラボにこれらの情報を搭載してくれたので、複数のサイトを行き来することなく、信用残や大量保有報告書のデータをすばやく入手できます。

以上、マーケットラボの魅力的な機能を紹介しました。株価の分析投資家の動きを読み取るのに便利な機能が詰まっています。財務分析に強いマネックス証券の『銘柄スカウター』やGMOクリック証券の『財務分析ツール』とは別の領域で、最強のツールが誕生したといえるでしょう。

マーケットラボは、松井証券に口座開設すれば、誰でも無料で使えます。まだマーケットラボを使ったことがない方は、この機会に口座開設して使ってみましょう。

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マーケットアプリにスマホアプリはない

個人投資家にとってメリットの多いマーケットラボですが、残念ながらスマホアプリはなく、スマホのブラウザからログインしても使えません。

その代わり、松井証券は「日本株アプリ」という最強のスマホアプリをリリースしています。マーケットラボにはない魅力的な機能も搭載されているので、詳しく説明しますね。

松井証券の「日本株アプリ」は超有能!マーケットラボとの併用がおすすめ

松井証券が提供している強力なスマホアプリである「日本株アプリ」には、マーケットラボには搭載されていない「売買分析」という機能が搭載されています。この機能を使うと、信用買い残や信用売り残などの情報を当日中に入手できるため、まるでプロ投資家のように株価変動をスピーディーに分析可能です。

<日本株アプリ:銘柄ごとの売買内訳>

日本株アプリ:銘柄ごとの売買内訳

(出典:松井証券の日本株アプリ)

特に「機関投資家の空売り」状況を“約定ベース”で確認できる点が魅力です。他の空売りサイトでは、機関投資家の空売りを“残高ベース”で掲載しているので、その日の取引終了時点で空売りのまま残っている株数しかわかりません。

しかし、日本株アプリは約定した空売り注文の株数を載せているので、「機関投資家が空売りを仕掛け、当日中に買戻した場合」でも、その動きを把握できるのです。

株価が大きく変動した場合、機関投資家の空売りが絡んでいる可能性があります。また、空売りが増えた場合は将来的な株価の上昇圧力となるでしょう。日本株アプリを使うと、株価の動向や将来の見通しを深く分析できるので、ぜひ活用してくださいね。もちろん、松井証券に口座開設すれば誰でも無料で使えます。

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日本株アプリと売買分析機能については、下記のページで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

他の証券会社のツールも組み合わせて使おう

松井証券のマーケットラボは、PL数値の推移や株価の分析、投資家の動きを読み取るときに便利なツールです。しかし、貸借対照表キャッシュ・フロー計算書などの分析や、理論株価のシミュレーションといった部分では、コンセプトの違いなどから他のツールの方が優れていると言えます。

株式投資では、複数の証券会社に口座開設するのが一般的です。口座開設や口座の維持にお金がかからず、証券会社のツールを無料で使えるからです。証券会社のツールを比較したので、ご自分の目的に合わせて、複数の証券会社のツールを組み合わせて使いましょう。

証券会社のツール比較表
項目 マーケットラボ
松井証券
銘柄スカウター
マネックス証券
財務分析ツール
GMOクリック証券
財務諸表の分析 ○ ◎ ◎
株価の分析 ◎ ○ ▲
理論株価の
シミュレーション
✕ ○ ◎
最新決算の分析 ○ ◎ ✕
信用・大量保有情報 ◎ ✕ ✕

大まかに機能を比較してみました。マーケットラボは株価の分析や信用・大量保有情報で優れています。一方で、財務諸表の分析では銘柄スカウター財務分析ツールが、理論株価シミュレーションは財務分析ツールが、最新決算の分析では銘柄スカウターが優れています。

<財務諸表分析のイメージ(銘柄スカウター)>

財務諸表分析のイメージ(銘柄スカウター)

(出典:マネックス証券の銘柄スカウター)

<理論株価シミュレーションのイメージ(財務分析ツール)>

理論株価シミュレーションのイメージ(財務分析ツール)

(出典:GMOクリック証券の財務分析ツール)

理想は、3つすべてのツールを使うことです。それぞれの「良いとこ取り」ができ、銘柄分析の効率が格段に上がります。また、ツールを使うことでプロ並みの分析が誰でもかんたんにできてしまうので、使わないのはもったいないです。いずれも証券会社に口座開設すれば、誰でも無料で使えます。まだ口座を持っていない方は、これを機に口座開設してみてはいかがでしょうか。

証券会社ごとの口座開設の方法は、「もう迷わない!証券会社の口座開設から、株の買い方・売り方までの手順をやさしく解説」で紹介しています。口座開設の際の参考になさってください。

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2.総合口座開設+MATSUI Bank口座開設
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期間
2024年10月1日~終了日未定
条件達成
期限
総合口座開設申し込みの翌月末まで

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まとめ

松井証券のマーケットラボについて、目玉機能を中心に紹介してきました。過去20年分の業績ヒストリカルPERをチェックできるのが、最大の魅力と言えます。その他にも、信用残や大量保有報告書の情報を入手できるため、投資家の動向を読み解くのに役立ちます。

このように、マーケットラボを使えば、自分で決算書から業績の数値を抜き出したり、大量保有報告書を探したりしなくても済みます。銘柄分析にかける時間を大幅に減らせるので、効率よく投資ができるようになります。松井証券に口座開設すれば、誰でも無料で使えるので、口座を持っていない方はこの機会に口座開設しておきましょう。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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