投資先の会社を分析するときに、どのような方法を使っていますか？　例えば、有名どころでは“会社四季報”がありますが、証券会社に口座を作っていれば、最新の会社四季報を“無料”で見ることができます。他にも無料で見られる分析情報がありますので、分析をされたい方は、ぜひご覧になってください。

■マネックス証券〔ご利用手順 ： ログイン ＞ 分析したい企業のページへ〕

マネックス証券を例にして、基本的な会社分析の方法を見ていきますね。
まず準備としては、ログインしていただいて、分析したい会社のページへ進みます。（“株価照会”や“銘柄検索”に銘柄コードや会社名を入れると、このページへ飛びます。ここでは“ソフトバンク”にしてみました。）

基本的な分析機能として、赤い四角で囲んだ４つの項目があります。

※ “予想”と書いてあるのは、そのときの決算が来ないとわからない数字だからです。

①～④のそれぞれについて、詳しく見ていきましょう！

①＜価格＞
上の画面を、もう少し下にスクロールすると、「予想PER」、「PBR」、「予想配当利回り」、その会社に関連した「ニュース」が見えてきます。PERなどの分析数字は、株価などを使って計算で出すこともできますが、ここでチェックすると楽です。

②＜指標・業績＞
ここでは、売上高や各種利益の予想（かんたんな損益計算書）、ROEがわかります。最新の予想や実績がひと目でわかります。

③＜会社四季報＞
会社四季報は、3か月に1回（年間4回）発行され、1冊1,850円します。ここで見る分には無料なので、毎回四季報を買うことを考えると、年間7,400円を浮かせることができます。四季報は東洋経済社の独自の情報で、売り上げや利益の予想がなされています。

④＜分析＞
クオンツリサーチ社の分析です。10点満点で表示されているので、ぱっと見てどんな状態の会社かわかるのが便利です。

☆何となく気になった会社を調べるときは、このような分析情報を使って、ざっくりとチェックします。その後に、会社のIR情報（投資家向けの広報）などもっとくわしい情報を調べます。