株主総会では何をしているの?
株主総会に興味はあるものの、開催場所が自宅から遠く、たくさん株を持っているわけではないため、行く意味があるのかなと考えています。株主総会では、何をしているのでしょうか?
株主総会は、年に1回、株主が集まって役員の選任や配当金額の決定など、重要事項を決めるために開かれます。本決算後に開かれることがほとんどです。株主総会では、重要事項の決定の他にも、投資家に現在の経営状況を説明する、貴重な場でもあります。
株主総会に参加する最大の醍醐味は、社長をはじめ経営陣の生の声が聞けて、自由に質問もできることです。日頃から疑問に思っていることがあれば、直接質問してみましょう。会社が「株主総会を通して、投資家に何を伝えたいのか」の本気度がわかるので、そこにも注目してください。
形だけの総会の場合は、もしかしたら、株主のことをないがしろにしているのかもしれません。本当によい会社だと思えば、株を持ち続けようという意志も強くなるので、そういう意味でも参加するメリットはありますね。
中には、株主に対して“おみやげ”を配る会社や、懇親会がセットになっているところもあり、これを目当てに参加する株主もいます。ただ、このようなサービスをおこなう会社は、年々減っている傾向にあります。
どうしても株主総会に参加できない場合は、ブログやツイッターなどで実況中継している、個人投資家さんをフォローしておくとよいです。また、ログミーファイナンスさんのように、株主総会や決算説明会をまとめているサイトもあるので、こちらも参考にしたいところです。
★「100株」株主でも、大株主と同様に参加できます。まだ参加したことがない人は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
サイト内の参考ページ
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投資歴19年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。