第3回 株をはじめる前に読んでほしいこと

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■□■□ やさしい株のはじめ方　ステップアップ講座　第３回　■□■□
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今日は、最初に質問から入ります！

日本で株式投資をしている人は、
いったいどれくらいいるでしょうか？

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実は、推定で『500万人以上』いると言われています。

そんなにもたくさんの人が始めている株式投資ですが、
株を買うとどんな“いいこと”があるでしょうか？

株式投資で受けられる“いいこと”をまとめてみました。

■値上がり益が得られる（キャピタルゲインっていいます）

「買った株の株価が上がって、
上がったところで売れば、その差額分が儲かる」

…極めてシンプルですね。

株といったらまず値上がり益を考えるのが自然でしょう。

■配当金がもらえる（インカムゲインっていいます）

会社が稼いだ利益の一部を、
株主が現金でもらうのが配当（または配当金）です。
３月に決算をむかえる会社が多いので、
３月に株を持っていると配当金がもらえることが多いです。

他には中間配当（たいていの場合は９月）と
呼ばれる配当がもらえることもあります。

ただ注意してほしいことは、
配当金は「おこづかい、臨時収入」のような感覚になりがちですが、
会社側の視点から考えてみると、
「現金が会社のサイフから株主に流出してしまう」ので、
その分の会社としての“価値”は下がってしまいます。

投資家は株を通して会社を保有しているので、
実は配当金をもらっても、収支はトントンなのですね。
（自分のサイフから、おカネを取りだすのと同じことなんです。
このあたりのカラクリ、わかりますか？）

■株主優待がもらえる

株主優待は配当金と似たようなものと考えて問題ないです。
現金ではなくて“モノ”でいただけるのが株主優待です。

株主優待制度は、
個人投資家から人気があるため、
なんと1,000社以上の企業が採用しています。
約4,000社が株式市場に上場しているので、
「４社に１社」くらいが株主優待を送っているんですね。

食料品や日用品などの自社製品が送られてくると、
うれしいものです。

・参考サイト　楽しい株主優待＆配当
→ https://www.kabuyutai.com/

■貸株（かしかぶ）で金利がもらえる

持っている株を証券会社に貸し出すことで、
金利を得られるしくみが「貸株」制度です。

“銀行”に“お金”を貸すことを「預金」と言いますが、
“証券会社”に“株”を貸すことを「貸株」と言います。

貸株をすると、年間0.2～1％程度の金利が付くのが一般的です。
株の値上がりと貸株で、ダブルで儲けることができます！
（しかし、証券会社が倒産した場合はひどい目にあいます。
信用リスクといいます）

・参考サイト　貸株サービスのしくみ
→ https://kabukiso.com/monex/kasi.html

■株主総会に参加できる

少ない株数でも単元株（100株単位なら100株必要）の株を持っていれば、
その会社の株主総会に参加する権利が得られます。

株主総会とは、
会社の方針や重要な決定事項について
話し合われる議会です。

持っている株数が多いほど
議案についての投票権が大きくなる
しくみなので（保有株数＝投票権）、
大株主になると決定権が強くなります。

株主総会は１年に１回、
経営陣の生の声が聞ける貴重な場なので、
投資家としてはぜひ参加したいものです。

ただ、平日に株主総会が行われることが多く、
仕事で忙しいサラリーマンの方が
参加しづらいことが問題だと思います。

■今日の参考ページ

・株式投資で得られるもの
→ https://kabukiso.com/basics/up/uptop.html

・貸株サービスのしくみ
→ https://kabukiso.com/monex/kasi.html

・参考サイト　楽しい株主優待＆配当（優待の画像もあります）
→ https://www.kabuyutai.com/

＜次回予告＞

次回は、「いくら使って投資を始めるか？」についてお話しします。
「投資にはまとまったお金が必要」と考える人が
多くいらっしゃるようですが、

実は、そんなにハードルは高くありません。

個人投資家にも取り組みやすいように、
1,000円程度から始められるようになりました。

…おっと、このあたりは次回のお話しですね（笑）