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第5回 株価が上がる条件とは?

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■□■□ やさしい株のはじめ方 ステップアップ講座 第5回 ■□■□
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今回から、株式投資の基礎編を見ていきます。
まず最初は、「株価が上がる条件」です。

株式投資で利益を出すには、
「できるだけ安い株価のときに買って、
できるだけ高い株価のときに売ること」が基本になります。

それを実現するためには、
株価が上がる条件を知り、
勝ちパターンを身につけておく必要があります。
株価に影響を与える条件(=材料といいます)は、
たくさん存在しますので、
ここではその一部を見ていきましょう。

■業績が好調、または、その見通しが好調

「会社の業績が好調」または、
「来期の見通しが想定以上の数字」と伝えられると
株価は上昇することがあります。

ただし、株主が期待していたよりも、
業績の伸びが見られなかった場合には、
株価は下がってしまうことがあります。

■業績の見通しを上方修正する ※

会社があらかじめ出していた業績の見通しを上方修正したときに、
株価は上昇することがあります。
会社によっては、見通しを保守的に見積もる傾向があったり、
逆に本当に達成できるか分からないような目標数値を
見通しとして設定することがあります。
会社の傾向を研究して見通しのクセを知っておくとよいと思います。

※上方修正:企業の業績について、それまでに予想されていた数値より
良い状況になったことを知らせる(売り上げや利益)

■復配(ふくはい)・増配(ぞうはい)をする

業績が悪くて、やめていた配当が復活したり(復配)、
前回出した配当よりもよりたくさんの配当を出す(増配)と
発表された時に株価が上昇することがあります。

「会社の業績がいいから配当を増やせる」という、
好調をアピールするアナウンス効果が
株価によい影響を与えることがあります。

■新製品の発表・新しい工場の建設など

新製品開発や完成品の発表、
工場への設備投資などの投資によって、
業績に対してプラスに働くと思われたことに対して株価が上昇します。

しかし、それが本当に花咲くものなのかは、
時間が経ってみないと分かりません。
投資家の期待感だけで株価が上昇することもよく見られます。

☆このように株価が上昇する一部を紹介しました。
それでは、ここで示したような条件を満たす株を
見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

それは「投資先の会社のことをよく知ること」です。
投資先の会社が「どんな事業をやっていて、
どんな計画を持っていて、どんな方向に進もうと考えているのか」を
まず知ることです。

基本的なことですが、
「何をやっている会社なのか」という
事業内容をよく知らないままに、
「株価やチャートだけ見て投資をしている人」が多いように思います。

株式投資とは会社に対する投資です。

短期投資であれば構いませんが、
腰をすえて長期投資を目指す方は、
投資したい会社のホームページをくまなく読むなどして、
会社の情報収集に努めてください。

それが真っ当な投資家としてのスタートになると思います。

■今日の参考ページ

・参考ページ 株価が上がるときは?
→ https://kabukiso.com/apply/change/upkabu.html

<次回予告>

次回は、今回とは逆の「株価が下がる条件とは?」です。
株価が下がるのはどんなときか。
リスクを知ることで、精神的な安定をもたらすことになります。

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