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第14回 新規公開株(IPO)に挑戦する

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■□■□ やさしい株のはじめ方 ステップアップ講座 第14回 ■□■□
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今日は、「IPO(アイピーオー)」と呼ばれる
“新規公開株式”について見ていきます。

ざっくりといえば、
『ハズレてもお金が減らない宝くじ』のようなものです。

内容がちょっと多いので、
5分間では読み切れないかもしれませんが(笑)、
必ず役に立つ情報だと思いますので、
最後までご覧になってください。

(IPO株投資では、2005年から累計で110社に当選し、
+1720万円
もの利益が出ています)

■新規公開株式(IPO)とは?

新規公開株式(IPO)とは、
これまで上場していなかった会社が
証券取引所に上場することを言います。

上場する時に、応募者の間で抽選があり、
これに当選した場合のみ、証券会社を通して株が手に入ります。

企業側から見るIPOのメリットは、
新しく株を発行することで資金調達ができたり、
上場することで知名度が上がり、社会的な信用を高める効果があります。

一方、投資家側のメリットは、
上場後に株価上昇の可能性が期待できることや
取得に対して手数料がかからないことがあります。

2005~2006年頃の「IPOバブル」とも呼ばれた時期は、
公開価格に比べて“初値が2倍以上”になるという会社も
たくさん見受けられました。

■現在のIPO市場は好調?(2015年~2017年)

2005年当時のIPO市場は、
抽選に当たればそれだけで利益が十分に確保できるという、
宝くじ的な要素が強い時期がありました。
当時、投資家の間では大人気となり、
なかなか入手できないプラチナチケットになっていました。

その後、リーマンショック直後は、
株式市場全体が低迷したこともあり、
IPOをする会社も大幅に減りました。
それと同時に、初値(上場後に初めて付く株価)も
公開価格(投資家に売り出す価格)に比べて、
以前ほど大きな上昇は望みにくい状況となりました。

しかしながら、株式市場も徐々に持ち直してきており、
2016年のIPOの初値状況を振り返ると、
92社が上場して、【69勝22敗1分】でした。

これを金額ベースに変えて考えてみると、
すべてに当選したと仮定して、
初値で売ったとすると、
投資成績は、なんと+11,081,500円にもなります!(汗”)

一時期の大爆発が戻ってきた様相で、
今から申し込んでも、十分にチャンスはあります!

・参考ページ  『IPOの魅力 - 2016年のIPO
→ https://kabukiso.com/apply/ipo/ipotop.html

■なぜIPOは初値で上がるのか?

IPOの公募価格は適正価格からやや割安に設定されているようです。
ある程度割安な状態で手に入るので、
それだけでも初値が公募価格を上回る説明にはなりますが、
他にも複合的な要因が重なって初値は形成されます。

IPOの当選株数が少ない場合は、
人気にプラスに働きます。
当選本数が少なくプラチナチケット化した株は、
需要(欲しい人)が供給(当選本数)を
上回るので株価は上がりやすくなるのです。

他には「ロックアップ」と呼ばれる、
既存株主に一定期間内の売買制限が設けられている場合には、
上場したときに株式市場に供給数を
増やさない仕組みとなりますので、
これも投資家に好感されます。

「地合い(じあい)」と呼ばれる
“相場の状況”も与える影響が大きいです。
簡単に言えば、その時期のIPOの調子の影響を受けるということです。
それまでにIPOの調子がいい状態が続いていれば、
その後のIPOもよい状態で引っ張られやすくなります。

■IPOをどうやって見つけるのか?

IPOの見つけ方はいろいろな方法がありますが、
グループサイト(やさしいIPO株のはじめ方)の中にある
『IPO企業情報の一覧表』の欄を見ると、
簡単に最新のIPO情報を見つけることができます。
会社名をクリックすれば、会社の事業内容などもわかります。

・参考ページ  『IPO企業情報の一覧表
→ https://www.ipokiso.com/company/

■IPOのスケジュールを知るには?

IPOのスケジュールですが、
『ブックビルディング期間(BB期間)』に
証券会社で手続きをしなければなりません。
(ネット証券であれば、オンラインで申し込みができます)

詳しくは、グループサイト『やさしいIPO株のはじめ方』を
ご覧ください。

・参考ページ『IPOスケジュール
→ https://www.ipokiso.com/company/schedule.html

■具体的にはどういう手順で申し込めばいいのか?

日興証券やマネックス証券などを例にとって、
申し込みまでの実践レポートを作りましたので、
こちらを参考にしてください。

・参考ページ  『IPO株初心者ガイド(実践レポート)
→ https://www.ipokiso.com/report/

■どこの証券会社からでも、IPOの抽選は受けられるのか?

IPOの抽選を受けるためには、
基本的には“主幹事”もしくは“幹事”になっている証券会社に
口座開設をしていなければなりません。

なぜなら、IPO株は【証券会社ごとに割り当てられている】ため、
割り当てのある証券会社から申し込まなければ、
抽選を受けられないのです。
しかも、証券会社によって割り当てられる株数が異なるので、
当選確率を上げるためには、割り当てが多い証券会社や
ライバルが少ない証券会社から申し込むなど工夫が必要です。

このように、IPOで当選を狙うためには、
複数の証券口座を使って、
まめに申し込みをする必要があります。
手間がかかる分、見返りも大きいというわけですね。

ここに載っている証券会社は、
最低限どうしても作っておきたいところです…。

・参考ページ  『IPO株向けネット証券比較(攻略)
→ https://www.ipokiso.com/security/

■今日の参考ページ

やさしいIPO株のはじめ方(グループサイト)
→ https://www.ipokiso.com

IPOの魅力 - 2016年のIPO
→ https://kabukiso.com/apply/ipo/ipotop.html

IPO企業情報の一覧表
→ https://www.ipokiso.com/company/

IPOスケジュール
→ https://www.ipokiso.com/company/schedule.html

IPO株初心者ガイド(実戦レポート)
→ https://www.ipokiso.com/report/

IPO株向けネット証券比較(攻略)
→ https://www.ipokiso.com/security/

<次回予告>

次回は「リスクを減らす運用のコツ」です。
資産運用の基本とは、「安定的な利回りを出し、
それを長期にわたって継続し、複利の力を味方につけること」です。
これについて詳しくお話しします。

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