どうしても株価の動きが気になります
仕事をしていても、株価が上がったり下がったりしていないか気になってしまい、しょっちゅうトイレに入って株価チェックをしてしまいます。このままではよくないと、頭ではわかっているのですが…。
株価が気になるのは特別なことではなく、ごく自然なことです。私も初心者のときはいつも気になってしまい、ヒマを見つけては何度も株価をチェックしていました。株価が気になる原因の1つには、「不安」にあると思います。株を買った後に、「本当にこの株を買ってよかったのだろうか…」、「急に株価が下がってしまわないだろうか…」と何かと不安になるものです。自分で選んだ株とは言え、大切なお金が減ることは、精神的なダメージが大きいのでしかたのないことです。
さて、その不安をなくす方法の1つですが、私は「会社のことをよく知ること」だと思います。株式投資の本質は、会社への投資であって、株価への投資ではありません。株価への投資は「投機」とも言いますが、投機と投資は本質的に違います。投機をする場合は、事業内容や業績などはあまり関係がなく、短期間での株価の動きが重要になります。
一方、投資の場合は植物に水を与えて育てるような、長期的に株価が上がって利益を得られれば良いのです。会社のことをきちんと調べていれば、日々の株価変動に惑わされることなく、どっしりと腰を据えた投資ができるようになります。まずは、きちんと“株式投資”ができているのかチェックされてはいかがでしょうか?
あと、株価チェックのタイミングですが、私は、株価が動かない時間帯にするようにしています。例えば、お昼休みの「11時30分~12時30分」と大引け後の「15時以降」、あとは「土・日・祝日」にするようにしています。株価が変化するから気になるのであって、止まっていれば落ち着いてチェックできます。株の売買をしないのであれば、株価が動かないときに銘柄を見るほうが、精神衛生上は良く、心も落ち着くかと思います。
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。