自分の方針を決める

中長期投資についての概要は「投資スタイルを決める」で少し触れました。ここでは、運用方針について具体的にどういう手法で進めていくかを考えます。

まず、一番最初に考えなければならないことは、株式投資をする理由(投資目的)です。「株でどうしたいのか」の記事で触れましたが、ご自身の投資目的は決まったでしょうか?そこからがスタートです!

大きく2つに分けて、投資方法を見ていきます。みなさんの運用方針は、どちら側でしょうか?

1、預貯金の代わり程度に株式投資をしたい、老後の資金を運用したい、退職金を投資したいなど、あまりリスクはとりたくない方。

ここに分類にされる方は、値動きが比較的少なく、配当金や株主優待が充実している株をおすすめします。株式投資に“リスクゼロ”というものは絶対にありませんが、リスクのコントロールはできます。基本姿勢としては、「長期保有をして資産株にする」という気持ちで望んでください。

【投資例】 電力株 ガス株など(値動きが少なく、高配当のため“ディフェンシブ株”〔守り〕と言われることがあります。東日本大震災のようなことがあるので、もはや安全とは言いにくくなってますね…)高配当株株主優待

2、株で家を建てたい、一財産を築きたい、株式投資の配当金で暮らせるようになりたいなど、リスクをとって大きく増やしたい方。

ここに分類される方は、割安な株、成長しそうな株、その時のテーマとなっている話題株(例:AI関連・電気自動車関連・コロナウイルス関連など)をおすすめします。ある程度の値動きが必要なので、その分リスクも伴います。値下がりリスクも十分に考えられるので、銘柄をしっかりと見極める必要があります。

【投資例】 割安株成長株テーマ株など

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