ストライクプライスってなんですか?
SBI証券でIPOの申し込みをしようとしたところ、申込価格に「ストライクプライス」という選択肢がありました。仮条件の上限で申し込むのと、何か違いはありますか?
SBI証券の「ストライクプライス」は、株の注文でいうところの「成行」のようなものです。どのような価格でも購入意思がある、ということを示します。
(出典:SBI証券)
例えば、仮条件が2,000円~2,500円の場合、2,500円で申し込むのも、ストライクプライスで申し込むのも同じ意味になります。 公募価格が2,000円で決まったとしても、特に当選に差は出ません。
これだけ見るとどちらでも同じに見えますが、仮条件が申込期間(需要申告期間)中に引き上げになった場合に、差が出ます。
滅多にないことではありますが、申込期間が始まってから仮条件が変更になることがあります。先ほどの例でいうと、仮条件が2,000円~2,500円で申込期間が始まり、初日に2,500円で申し込んだとします。
ところが、次の日に仮条件が2,200円~2,700円に引き上げられると、2,500円で申し込んでいるので、仮条件の上限ではなくなってしまいます。この場合は、手動での訂正が必要です。 ところが、初日にストライクプライスで申し込んでいた場合は、そのまま上限価格を追従しますので、変更の必要がありません!
「この価格以上では買いたくない」というとき以外は、ストライクプライスで申し込むほうが便利ですね。
★IPOの申込方法は、各証券会社によって異なります。分からないことがあったら、サポートセンターに問い合わせましょう!
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。