自己株式の消却はメリットがありますか?

読者からのお悩み

私の保有株が、「自己株式を消却します」と発表しました。これは株主にとって何かメリットはあるのでしょうか? また、株価はどうなりますか?

管理人ひっきーからの回答

まずは、「自己株式(金庫株)」の解説からします。自己株式とは、“会社が自ら発行した株を、自らの資金を投じて買った株”のことを言います。いわゆる「自社株買い」した株です。この自己株式は、再度、株式市場に放出することもできますし、消却して無くすこともできます。

自己株式は消却して初めて、株主にとってメリットが発生します。なぜなら、1株あたりの利益が上昇するからです。自己株式の消却は、発行済み株式数が減ることを意味するので、その分、既存株主の株の価値が上昇するのです。

1株あたりの利益=利益÷発行済み株式数

消却で株の価値が上がる分、株価上昇は期待してもよいでしょう。ただ、自社株買いをした時点で、消却まで織り込むことが普通なので、消却の発表では、それほど大きなインパクトにならないかもしれません。

サイト内の参考ページ

この質問を見た人は、こちらも読んでいます

他のお悩みを検索できます

この記事の執筆者

管理人ひっきー
投資歴16年の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。

Twitter「@hiccky0928」でも情報発信中です!

株 - 中級者へ戻る