東京証券取引所の全銘柄で取引停止!今後どうなるのか解説します

担当:西尾

担当・にしけい

最終更新日:2020年10月2日

(2020年10月2日追記)
10月1日、東京証券取引所の機器不具合によって全銘柄の取引が停止していましたが、現在は復旧しています。詳しくはこちらで説明しています。

2020年10月1日、東京証券取引所の全銘柄が終日取引停止となりました。原因は、相場情報の配信に障害が生じているためです。詳しい事情はわかっていませんが、日本経済新聞電子版によると機器の故障が起きている模様です。

障害が起きていることは10月1日の取引開始前に判明し、8時30分ごろに全銘柄の売買を停止すると発表されました。その後復旧を試みましたが、お昼前に終日売買停止が発表。14時時点では復旧のめどが立っていない状況のようです。

Twitter上でも話題となっています。

復旧後に株価の動きはどうなる?

東京証券取引所での取引が再開するのは、早ければ明日になると考えられます。この場合、10月1日の取引で株価に織り込まれるはずだった情報や、10月1日に新たに出た情報が一気に織り込まれます。そのため、通常の取引と違って、少し値動きが激しくなるかもしれません。

もし明日も復旧しなかった場合には、そのまま週末に入ってしまうため、10月1日~復旧までの数日分が一度に織り込まれます。この場合は、値動きが激しくなる可能性が高いので、注意が必要です。

万が一数日間復旧しなかった場合は、値動きが激しくなることを見越して、値幅制限などに特別措置が取られるかもしれません。過去には、同時多発テロが起きた後の取引で、値幅制限に特別措置が設けられました。日本取引所グループから公式に発表があるかもしれないので、その際はやさ株公式ツイッターやこのページでお知らせします。

復旧後の株価については、日経平均先物がひとつの目安になりそうです。日経平均先物は、東京証券取引所ではなく大阪取引所で取引されているため、今回のシステム障害の影響はありませんでした。そのため、10月1日も取引がおこなわれています。

10月1日14時30分現在の日経平均先物は、前日比+50円23,230円付近で取引されています。大きく下落しているわけではないので、明日復旧するようであれば、日経平均株価自体もそこまで大きく動くことはなさそうです。

<日経平均先物(大阪取引所)の推移(1日間)>

日経平均先物(大阪取引所)の推移

(出典:SBI証券

東京証券取引所の取引停止中でも株を売買する方法

東京証券取引所での取引はできませんが、SBI証券松井証券が提供しているPTS取引を使うと、株式の売買ができます。これはSBI証券松井証券の口座を持っている方限定となっています。口座さえあれば、東京証券取引所と同じように取引できるので、株を売買予定だった方はぜひ使ってみてください。

PTS市場での取引時間は、以下のとおりです。

証券会社 取引時間 取扱い銘柄数 注文方法 売買価格の
決定方法
SBI証券 8:20 ~ 16:00
(デイタイム・セッション)

16:30※1 ~ 23:59
(ナイトタイム・セッション)
約3,700
(ほぼすべて)
指値注文のみ
(×成り行き注文)
顧客注文
対当方式
※2
松井証券
new!
8:20 ~ 15:30
(デイタイム・セッション)

17:30 ~ 23:59
(ナイトタイム・セッション)
東証上場銘柄のうち、SBIジャパンネクストが指定する銘柄(※例外あり) 指値注文のみ
(×成り行き注文)
顧客注文
対当方式
※2

ただし、PTS取引では、東京証券取引所と比べて取引量が少ないデメリットもあります。スムーズに売買できない可能性がある点には注意しましょう。

PTS取引について詳しく知りたい方は、「夜間取引(ジャパンネクストPTS) 証券会社の選び方」で詳しく紹介しています。このような不測の事態に備えてPTS取引ができるSBI証券松井証券の口座を持っておきたいですね

情報収集におすすめのページ

今後の取引については、続報を待っている状態です。新しい情報が発表され次第、当サイトや当サイトの公式ツイッターで情報を発信する予定ですが、ご自身で情報を集めたいと考えている方が多いでしょう。そこで、取引再開の情報が得られる情報源をいくつか紹介します。ぜひ活用してください。

まとめ

2020年10月1日、東京証券取引所の機器不具合により、全銘柄の取引が停止していました。10月2日現在は復旧しており、通常どおり取引ができます。

不具合で取引停止になることはめったにないですが、突然取引ができなくなるリスクも頭の中に入れて、投資していきましょう。

この記事の執筆者

にしけい
決算書を分析するのが大好きな個人投資家です。毎日たくさんの企業の決算書を分析をし、Twitterなどで情報発信をおこなっています。

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