IPOで上がる株と下がる株の違いはなんですか?
IPO株に興味があり、初めて申し込もうと思っていますが、どの株に申し込んだらよいのかわかりません。何か申し込みの基準となるものはありますか?
結論としては、上がる株、下がる株にはそれなりの条件がいくつかあるので、しっかりと見極めてください。基準となる目安を解説します。
初値が上がる条件
①成長性が高い
高い成長性が見込まれる株は、投資家に人気です。逆に、成長性がほとんどなかったり、赤字が続いていたりする会社は人気が出ません。業績の推移をチェックしましょう。
②テーマ性がよい
AIや自動運転、ビッグデータ、クラウドなど、時流に乗ったテーマの事業をしている会社は、イメージで人気となります。また地味な業種の会社はそこまで人気になりません。
③公募株数が少ない(当たりが少ない)
当たりの本数(公募株数)が少ない場合は、プラチナチケットと化して、株価が上がりやすい特徴があります。逆に、多すぎる場合には全プレ(全員プレゼント)と言って、ほとんどの人に株がいきわたり、初値が上がりにくくなります。
上記のような「初値が上がる条件」に当てはまらない株は、IPOの申し込みを避けたほうがよさそうです。
★もっと簡単に調べる方法はIPOブロガーなどの初値予想を目安にすることです。例えば、グループサイト「やさしいIPO株のはじめ方」でもしておりますが、総合評価D(最も悪い評価)を避けるだけで、損をする確率はぐっと減ると思います。
サイト内の参考ページ
この質問を見た人は、こちらも読んでいます
お悩みをキーワードで検索する
お悩み検索
他のお悩みを検索できます
投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。