スパイダー ゴールド・シェア
世界共通のマネー『金』の価格に連動するETFです♪
資源の中でもとりわけ希少性の高い資源として知られる金。金は今に至るまで世界共通のマネーとして使用されてきました。
それはなぜかと言いますと、株式や債券はそれを発行している会社や国が破綻してしまうと価値を失ってしまいます(信用リスク)。ですが、『金』は品質の劣化が起きないため、それ自体に永久的な価値があると考えられているのです。そして、みんながみんな『金』の価値を十分にわかっているので、いつ・どこででもマネーとして使うことができるのです。
このことから、金融不安が発生して株式や債券の価値が暴落したときなどに安全資産として金がよく買われます。ただし、株や債券とちがって金自体は利益を生まないため、配当や利息はもらえません。
以上の理由より、金ETFは「価格がある程度以上下がらない無配当の株式」と考えることができます。
基礎データ
連動対象 | 金地金価格(ロンドン) |
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設定日 | 2001年11月12日 |
上場市場 | ニューヨーク証券取引所 |
取引通貨 | 米ドル |
最低取引単位 | 1口 |
最低購入額 | 13,360円※ |
信託報酬 | 0.40% |
運用資産額 | 約38兆円 |
株価推移 | チャート(ブルームバーグ) |
※売買は米ドルで行われます。現在表示している価格は2017年6月時点、1ドル=112円で計算したものです。
取扱会社と手数料(海外ETFとして、金ETFを購入する場合)
手数料は「売買手数料」と「現地手数料」「為替手数料(スプレッド)」3つの合計となります。
社名 | 売買手数料 | 現地 手数料 |
為替 手数料 (スプレッド) |
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1,000株 まで |
1,000株 以上 |
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楽天証券 | 2,700円※ (27ドル) |
2,700円+1,000株 以上の株数×2.16円※ |
1ドルあたり 0.00218円 |
0.25円 |
※1ドル=100円のレートで計算しています。
【おまけ】
中国をはじめ、これまで新興国と言われてきた国がもっと豊かになってくると、金を欲しがる人はさらに増えます。そうなると、新たに生産できない金の価格はもっと高くなります。つまり、超長期的に見れば金の価格はほぼ確実に上昇していくと思います♪