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アフリカ開発銀行のブラジルレアル建債券(円貨決済型)とは?利率やリスク、買い方まで徹底解説(2026年1月)
- お知らせ
- (2026年1月28日追記)2026年2月5日(木)発行の「アフリカ開発銀行 2030/2/6満期 ブラジルレアル建債券(円貨決済型)」は、完売しました。
アフリカ開発銀行が、期間4年のブラジルレアル建債券(円貨決済型)を販売します。利率は年10.48%(税引前)と、外貨建債券の中でもかなり高い水準に位置づけられます。
本債券は「円」で購入し、利息や償還金も「円」で受け取る仕組みです。ただし、元本や利息の計算は「ブラジルレアル」を基準としておこなわれるため、実質的にはブラジルレアル建ての資産を保有する形になります。
円高が進めば円での受取額は減り、円安になれば増えるなど、為替の動きが運用結果に影響する点も押さえておきましょう。
期間は4年あり、このあいだのブラジルレアルの値動きが、最終的な損益を左右します。高い利率が期待できる一方で、償還時にブラジルレアルの価値が大きく下がっていた場合には、受け取った利息を差し引いても損失となる可能性がある点には注意が必要でしょう。
本記事では、発行体の概要をはじめ、債券の特徴や為替リスクなど、検討時に押さえておきたいポイントをわかりやすく整理しています。仕組みを理解したうえで判断したい方は、参考にしてみてください。
今回の社債は、SBI証券で申し込みが可能です。まだ口座を持っていない方は、お得なキャンペーンを適用させて口座開設しておきましょう。
[新発債情報]アフリカ開発銀行 2030/2/6満期 ブラジルレアル建債券(円貨決済型)【完売】
「アフリカ開発銀行 2030/2/6満期 ブラジルレアル建債券(円貨決済型)」の内容を、一覧表にまとめました。
| 商品名 | アフリカ開発銀行 2030/2/6満期 ブラジルレアル建債券(円貨決済型) |
|---|---|
| 取得予定格付 | Aaa(Moody's)、AAA(S&P) |
| 期間 | 4年 |
| 利率・金利 | 10.48%(税引前) |
| 購入金額 | 1,000ブラジルレアル以上、1,000ブラジルレアル単位 1ブラジルレアル=約29.5円(2026/1/16現在) |
| 申込期間 | 2026年1月22日(木)~2月5日(木) ※完売しました |
| 発行日(払込期日) | 2026年2月5日(木) |
| 満期償還日 | 2030年2月6日(木) |
| 利払日 | 毎年2月6日、8月6日 初回:2026年8月6日 |
| 引受会社 | SBI証券 |
本債券はブラジルレアルで利息や元本が計算されますが、「円貨決済型」 のため、購入から利息の受け取り、満期償還まですべて円でおこなわれます。外貨を保有したり、外貨で受け取ったりする必要はありません。
円で完結する点は取り組みやすいものの、受取額は償還時の参照為替レートで円換算される仕組みです。ブラジルレアルの値動きによって最終的な受取額が変わる点は押さえておきたいところです。
ブラジルレアルは長期的にみると上下を繰り返しており、4年という運用期間のあいだにどのように動くかで受取額が変わります。利率が高くても、償還時に大きく円高が進んでいれば受取額が目減りする可能性があるため、為替の値動きもあわせて確認しておくことが大切です。
また、本債券の安全性は発行体の信用力に左右されます。金利だけで判断せず、発行体リスクもあわせて確認しながら検討することが大切です。
【発行体】アフリカ開発銀行とは
アフリカ開発銀行は、「アフリカ地域の経済発展」や「貧困削減」を目的として設立された国際開発金融機関です。加盟国はアフリカ諸国に加え、日本やアメリカ、ヨーロッパ諸国なども含まれており、インフラ整備や民間投資の促進、社会開発支援など、幅広い分野で融資や投資をおこなっています。
信用格付は、Aaa(Moody’s)、AAA(S&P)と、格付機関から最上位の評価を受けています。格付は発行体の信用力を判断する際の参考指標となるため、債券を検討するうえでの目安として確認しておきたいポイントです。
もっとも、格付が高いからといって、すべてのリスクがなくなるわけではありません。債券の条件や通貨の特性、為替変動の影響なども含めて、全体を整理したうえで判断することが大切でしょう。
為替レートが決定するタイミング
例として、1月20日の17:00~1月21日の17:00に申し込んだ場合の流れは次のとおりです。
申し込み時点では、1月19日の申し込み締め切り時に提示された参考レートをもとに、必要な買付余力がいったん拘束されます。その後、1月21日の17:00頃に最終的な約定為替レートが決まり、翌営業日の1月22日の11:00頃に正式に約定する仕組みです。
為替スプレッドについて
円貨決済型でも、利息や元本はブラジルレアルを基準に計算されるため、最終的な受取額には為替レートが影響します。実際に適用されるレートには、為替スプレッド(1ブラジルレアルあたり0.80円)が含まれています。
| 買うとき (円 → ブラジルレアル) | 市場レートに「+0.80円」 |
|---|---|
| 売るとき (ブラジルレアル → 円) | 市場レートから「-0.80円」 |
たとえば、市場レートが「1ブラジルレアル=29.5円」の場合は下記のようになります。
| 計算式 | 適用レート | 10万ブラジルレアルの場合 | |
|---|---|---|---|
| 買うとき | 29.50円 + 0.80円 | 30.30円 | 3,030,000円(+80,000円負担) |
| 売るとき | 29.50円 - 0.80円 | 28.70円 | 2,870,000円(-80,000円減少) |
| 差額 | 1.60円 | 計160,000円の影響 | |
買付時と償還時の両方でスプレッドがかかるため、為替の差し引きによる影響も踏まえて検討すると安心です。
ブラジルレアル建債券 5つのリスク
外貨建ての債券は、日本の債券に比べて利回りが高めに設定されることが多く、ブラジルレアル建債券もそのひとつです。ただし、外貨建てならではのリスクに加えて、新興国通貨特有の値動きもあるため、購入前に特徴を理解しておくことが大切になります。
① 信用リスク
発行した会社が、何らかの理由で利息や元本を予定どおり支払えなくなる可能性があるリスクです。格付が高い場合でも、まったく心配がないわけではありません。
② 価格変動リスク
債券の価格は、市場金利や経済環境の変化によって上下します。満期まで保有すれば額面どおり戻る仕組みですが、途中で売却すると損失が出る場合もあるため注意が必要です。
③ 流動性リスク
売却したいときに買い手が少ないと、希望したタイミングで売れなかったり、想定より低い価格で取引されることがあります。流通量が限られる債券ほど、このリスクは高まりやすくなります。
④ 為替変動リスク
利息や償還金はブラジルレアルを基準に計算されるため、円との為替レートによって受取額が変わります。購入時より円高になると、円に換算した際の受取額が少なくなる可能性があります。 ブラジルレアルは新興国通貨で、先進国通貨より値動きが大きい場面もあるため、為替の変動には注意が必要です。
⑤ カントリーリスク
債券を発行する国の政治や経済情勢が安定していない場合、元本や利息の支払いに影響が出る可能性があります。新興国では、物価の変動や政策変更の影響を受けやすいケースもあるため、広く情報を確認しながら検討することが安心につながります。
ブラジルレアル建債券は利率の高さが魅力ですが、上記のようなリスクを理解しておくことで、検討しやすくなります。
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まとめ
アフリカ開発銀行のブラジルレアル建債券は、比較的高い利率を狙える一方で、為替の動きによって受取額が変わる仕組みになっています。
発行体の信用力や債券の条件に加えて、ブラジルレアルという新興国通貨の特徴を理解しておくことが、安心して検討するためのポイントです。
円貨決済型のため、外貨を直接やり取りする必要はありませんが、為替レートの変動やスプレッドの影響は避けられません。メリットとリスクの両方を見ながら、ご自身の資産運用の目的に合うかどうかを確認しつつ検討するとよいでしょう。
SBI証券の口座があればネットからかんたんに申し込めるので、まだ口座をお持ちでない方は口座開設しておきましょう。










