米国株(アメリカ株)のメリット・デメリット

このページでは、米国株(アメリカ株)に投資するメリット・デメリットについて詳しく見ていきます。このところ、急速に人気が出てきたのが、米国株への投資です。昔と比べて、米国株にアクセスしやすくなったことや、手数料が下がったことで、人気が出てきました。

米国株投資のメリット、デメリットをしっかりチェックして、かしこく運用しましょう。

米国株投資のメリット

米国株投資の最大のメリットは、何と言っても高い成長力にあります。国力を見るときに、GDP(国内総生産)という指標を使うことがありますが、米国は右肩上がりで継続的に成長している一方で、日本株は1994年以降、500兆円付近で約30年近く伸び悩んでいます。

次の図では、米国株の代表的な指数「NYダウ」と、日本株の代表的な指数「日経平均株価」の、過去30 年の値動きを比較しています。

NYダウと日経平均の比較

圧倒的にNYダウの成長率が高いことがわかります。よって、投資対象として、日本株と比較した場合には、相対的に米国株のほうが成長株を見つけやすいことがメリットと言えるでしょう。

私は、2006年頃にグーグル(アルファベット)の成長力が高いと思い、10株だけ購入したところ、株価はどんどん成長して2021年8月18日時点で10倍以上(テンバガー)になりました。約47万円の買付価格から約606万円まで上昇し、なんと含み益は約549万円です。

Googleテンバガー達成

※2014年に「1株→2株」の株式分割が実施され、「A株(GOOGL)」と「C株(GOOG)」に分かれたため、合計20株を保有しています。

もう一つのメリットは、株主に対する会社側の考え方です。米国の場合は、事業に使わない余剰の資金は、配当や自社株買いなどを通じて、できるだけ株主に還元しています。これにより、資本の面から見て、効率的な経営が行われています。

一方、日本の場合は、余剰な資金があっても会社内に貯めこんでいて、事業に使われることなくそのまま放置されていることが見られます。配当や自社株買いに積極的でないばかりか、自社のことを投資家に知ってもらおうとする、IR活動(投資家向け広報)にも消極的です。このような会社は、資金効率が悪く、指標で見ると、低いROE(自己資本利益率)と言う悪い数字で出てきています。

米国株投資のデメリット

米国株投資の最大のデメリットは、何と言っても、投資先の会社になじみがないことです。アップルフェイスブックに代表される「GAFAM」と呼ばれる会社や、最近だと、ZOOMテスラといった超有名な会社であれば、なんとなくわかるものです。しかし、米国に上場するほとんどの企業は、縁もゆかりもない会社ばかりなので、その中から将来有望な発掘するのはむずかしいかもしれません。

また、会社の決算情報など、公式ページの一次情報を読むためには、英語がわからないと生の情報は得られません。そのあたりのハードルが少々きびしいかなと感じています。

…とは言ってみたものの、最近は証券会社が米国株に力を入れているので、米国からの情報は、かみ砕かれて入ってくるようになりました。例えば、マネックス証券では、「銘柄スカウター米国株」というツールを開発していて、日本人向けに提供しています。ひと目で決算情報がわかる、かなり高性能なツールですが、口座開設をしていれば、無料で使えるのはありがたいですね。

これから、米国株投資をはじめようと思っている方は、銘柄スカウターで情報を手に入れるとよさそうです。 例)アマゾンを銘柄スカウター米国株で見る

銘柄スカウター米国株

まとめ

最近は、投資のビギナーの方でも、「日本株」からはじめるというわけではなく、 いきなり「米国株」から株式投資をはじめる人が多く見られます。イメージ的にも米国株に対する期待が大きいことがわかります。

次に、米国株に取引する際に発生する手数料について、各証券会社ごとに比較しながら見ていきます。