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米国株(アメリカ株)・米国ETFを買える証券会社おすすめ4社を比較
最終更新日:2023年9月1日
米国株(アメリカ株)・米国ETFの取引ができる証券会社は数多くあります。手数料や取扱銘柄数、サービス、ツールなどを総合的な判断が必要です。
そこで、米国株・米国ETFへの投資におすすめの証券会社を4社に厳選して比較紹介します。どの証券会社で米国株の取引をするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
米国株・米国ETFを購入できる証券会社を比較
米国株・米国ETFの購入ができる主な証券会社は、次の9社です。米国株投資で発生する2種類の手数料と、個別銘柄・米国ETFの取扱銘柄数で比較してあります。
証券会社 | 手数料 | 取扱銘柄数 | ネット証券 詳細情報へ |
||
---|---|---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料※1 (非課税) |
個別株 | 米国ETF | ||
マネックス証券 | 0.495% | 無料 | 4,536 | 382 | |
SBI証券 | 0.495% | 25銭 | 5,016 | 378 | |
楽天証券 | 0.495% | 25銭 | 4,448 | 379 | |
DMM株 | 無料 | 25銭 | 2,029 | 287 | |
松井証券 | 0.495% | 25銭 | 2,671 | 355 | |
スマートプラス | 無料 | 24銭 | 合計190 | ||
auカブコム証券 | 0.495% | 20銭 | 1,576 | 162 | |
SMBC日興証券 | 0.495% | 25銭~50銭※4 | 約2,200 | ||
PayPay証券 | 0.5%~ 0.7%※2 |
35銭 | 150 | 27 | |
野村證券 | 2,389円~※5 | 25銭~ 50銭※6 |
697 | 155 |
(2023年9月現在)
※1 「円→米ドル」のように、お金を外貨両替するときにかかる手数料です。約定金額1ドルあたりの手数料を記載しています。
※2 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※3 現地手数料0.2%と、国内取次手数料1.265%の合計金額が発生します。
※4 一般レートは50銭、優遇レートは25銭です。詳しくは公式サイトを確認してください。
※5 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※6 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。
上記10社の中で、特におすすめの証券会社は次の4社です。
いずれの証券会社にも違う強みがあるので、米国株投資で何を重要視しているかによって、利用する証券会社を選びましょう。それぞれの証券会社の米国株投資における強みを、詳しく解説していきます。
マネックス証券は米国株投資で万能の証券会社
手数料 | 取扱銘柄数 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
個別銘柄 | 米国ETF |
![]() 0.495% |
![]() 無料 |
![]() 4,536 |
![]() 382 |
その他特徴 | ・NISA口座での取引や特定の米国ETFの取引は、買付手数料が無料 ・取扱数が4,500銘柄以上ある ・「米国株定期買付サービス」で自動買付、配当金の再投資ができる ・無料ツール「銘柄スカウター米国株」でプロ並みの銘柄分析ができる |
マネックス証券は、為替手数料が買付時のみ無料、売買手数料は約定金額の0.495%と、業界最低水準の手数料体系です。NISA口座での取引や特定の米国ETFの取引なら、売買手数料も買付時のみ無料になります。
取扱銘柄数は、個別銘柄・米国ETFの合計が4,500銘柄以上と、主要ネット証券でトップクラスの取扱数です。
マネックス証券のNISA口座で米国株を取引する方は、定期買付サービスを使うことで、効率よく米国株投資ができます。定期買付サービスには、配当金再投資を自動でできる機能が付いており、配当金の受け取りにかかる所得税が非課税になる、NISA口座との相性が良いからです。
さらに、マネックス証券の口座を持っているだけで、米国株の分析がたった5分できる「銘柄スカウター米国株」というツールを無料で使えます。当サイト限定タイアップ企画で「銘柄スカウター」の完全攻略マニュアルをプレゼントしているので、まだマネックス証券の口座を持っていない方は、ぜひ口座開設してください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
最大2,000円を受け取る手順は、次の記事で実際の画像を使って解説しています。キャンペーンの手順がわからない方は、ぜひ参考にしてください。
SBI証券は貸株サービス「カストック」が魅力
手数料 | 取扱銘柄数 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
個別銘柄 | 米国ETF |
![]() 0.495% |
![]() 25銭 |
![]() 5,016 |
![]() 378 |
その他特徴 | ・一部の米国ETFは、買付手数料が無料 ・米国株の定期買付ができる ・米国株の貸株サービス「カストック(Kastock)」がある |
SBI証券は、手数料の安さや取扱銘柄数はマネックス証券に少し劣るものの、「米国株アプリ」で取引から情報収集までスマホで簡潔できたり、定期買付サービスで米国株に積立投資ができたり、米国投資のサービスはかなり充実していると言えます。
また、SBI証券で米国株投資をする最大の魅力は、「カストック(Kastock)」という米国株の貸株サービスがあることです。カストックは、2,000銘柄以上の対象銘柄のいずれかを保有していれば、SBI証券に保有株を貸し出すことができ、貸株金利を毎月0.5%~2%程度受け取ることができます。
カストックを利用する方法は、申し込みをするだけです。申し込み後は自動で米国株の貸し出しができ、その後も特に必要な手続きはありません。さらに、貸し出している株はいつでも売却できて、通常どおり配当金も受け取れます。米国株の貸株サービスがあるのは、国内ネット証券の中でSBI証券だけなので、長期投資をして配当金や貸株金利をコツコツ受け取りたい方は、SBI証券がおすすめです。
また、当サイト限定のタイアップ企画をおこなっており、SBI証券に口座開設した後、証券口座に2万円以上を入金し、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に振替えると、もれなく2,500円がプレゼントします。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
DMM株は売買手数料が完全無料
手数料 | 取扱銘柄数 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
個別銘柄 | 米国ETF |
![]() 無料 |
![]() 25銭 |
![]() 2,029 |
![]() 287 |
その他特徴 | ・「株式新聞」が無料で読める ・「バロンズ・ダイジェスト」で米国株市場の情報収集ができる |
DMM株は、米国株の売買手数料が完全無料になります。取引回数や約定金額にかかわらず完全無料なのは、国内ネット証券の中でDMM株だけです。
取扱銘柄数は、マネックス証券やSBI証券に比べると4分の1程度しかありませんが、ダウ平均株価やS&P500などの、アメリカの代表的な株価指数に組み入れられているような有名銘柄は、ある程度取り扱っています。そのため、これから米国株投資をはじめたい株初心者の方にとって、取扱銘柄数の少なさはあまり大きなデメリットにはならないでしょう。
また、DMM株に口座開設すると、モーニングスター社が発行している株式新聞のWEB版を、無料で読むことができます。株式新聞には、米国市場のニュースや米国株の決算速報など、米国株投資に役立つ情報が豊富に揃っているので、DMM株の口座を開設したら使いたいサービスのひとつです。
さらに、当サイト限定タイアップ企画を実施しており、米国株の基礎知識やDMM株で米国株投資をはじめる方法をまとめた「タイアップレポート」を、無料でプレゼントしています。これから勉強をしながら米国株投資をはじめたい方は、DMM株に口座開設をして、ぜひレポートを受け取ってください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
PayPay証券は最低1,000円から取引できる

手数料 | 取扱銘柄数 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
個別銘柄 | 米国ETF |
![]() 0.5%~0.7%※2 |
![]() 35銭 |
![]() 150 |
![]() 27 |
その他特徴 | ・最低1,000円から米国株・米国ETFを購入できる ・「つみたてロボ貯蓄」で米国株・米国ETFの積立投資ができる |
※2 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
PayPay証券は、手数料や取扱銘柄数、ツールなどで比べると、ほかの証券会社に劣ってしまいます。では、なぜおすすめの証券会社としてご紹介しているのかというと、米国株を最低1,000円から1株未満(端株)で投資できる、唯一の国内ネット証券だからです。
米国株は本来1株から投資できるので、100株単位でしか購入できない国内株に比べると、少額からはじめやすい特徴があります。しかし、世界的企業のGoogleやAmazonなどの株価は3,000ドルを超えており、たった1株の購入に30万円以上もの資金が必要です。
資金が潤沢にある方なら問題ありません。しかし、米国株初心者の方や、まずは少額投資からはじめたい方にとって、たった1株に30万円以上の資金を使うのは、リスク分散の観点からも避けたいです。
PayPay証券であれば最低1,000円から投資できるので、「Googleの株を0.003株購入する」という、ほかの証券会社にはできない買い方ができます。米国株投資に興味がある方は、まずはPayPay証券で1,000円から気軽に米国株投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
まとめ
このページでは、米国株投資ができるおすすめの証券会社について紹介しました。
マネックス証券は取扱銘柄数、手数料の安さ、ツール・機能の充実度など、総合的なバランスが抜群に良いので、迷ったらマネックス証券がおすすめです。
また、貸株サービスを利用したいなら「カストック(Kastock)」が使えるSBI証券、とにかく低コストで米国株投資をしたいなら、売買手数料が無料のDMM株、まずは少額から米国株投資をはじめたい方は、最低1,000円から取引できるPayPay証券を選びましょう。
次は、いよいよ「米国株の買い方」について見ていきます。国内株投資と手順はほとんど変わりませんが、いくつか知っておきたいポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。