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米国株(アメリカ株)の手数料は高い?ネット証券会社ごとの売買手数料・為替手数料を比較

最終更新日:2025年7月1日

 

米国株(アメリカ株)の手数料は、国内株の手数料と比較すると高いです。売買手数料のほかに、円→米ドルに交換する際に発生する為替手数料があるからです。そのため、取引する証券会社によっては、取引コストが想像以上に大きくなってしまう可能性があります。米国株投資で利用する証券会社は、国内株投資以上にしっかり選びましょう。

このページでは、米国株を取引できる証券会社の売買手数料・為替手数料を比較してご紹介します。米国株投資をどこの証券会社ではじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

米国株投資の手数料は3種類

米国株を取引する場合、次の3つの手数料が発生します。

  1. 売買手数料
  2. 為替手数料
  3. SEC Fee

それぞれ詳しく解説していきます。

売買手数料

売買手数料は、売買するたびにかかる手数料で、国内株式の取引でも発生する手数料です。米国株投資で発生する手数料の中では、金額が最も高いコストなので、なるべく売買手数料が安い証券会社を選びましょう。

為替手数料

為替手数料とは、海外の株や債券などの資産に投資する際に、円を現地通貨に外貨両替する際に発生する手数料です。米国株投資では「円」→「米ドル」に替える際に、為替手数料が発生します。

SEC Fee

SEC Feeとは、米国株の売却時にのみ発生する、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に支払われる現地取引費用です。SEC Feeの金額は、証券会社によって差がある場合もありますが、ほとんどの証券会社は同様の手数料が適用されます。少額なのであまり気にする必要はありません。

なお、2025年5月14日より、SEC Feeの手数料率が100万ドルあたり0.00ドルに設定されました。そのため、次回SECによる見直しがされるまでは無料です。

米国株投資で発生する手数料は3つありますが、「売買手数料」と「為替手数料」のみ意識して証券会社の選定や取引をしましょう。

米国株・米国ETFの売買手数料・為替手数料を比較

米国株・米国ETFの取引ができる証券会社11社の、売買手数料と為替手数料を比較します。

米国株・米国ETFの取引コスト比較
証券会社 取引コスト ネット証券
詳細情報へ
売買手数料
(税込)
為替手数料
(1ドルあたり)
moomoo証券
(ベーシックコース)
0.132%
(最低0米ドル※1
25銭

詳細

ウィブル証券 0.22% 15銭

詳細

moomoo証券
(アドバンスコース)
一律2.18米ドル
(200株まで)
25銭

詳細

松井証券 0.495%
(最低0米ドル※2
無料

詳細

SBI証券 0.495%
(最低0米ドル※2
無料

詳細

楽天証券 0.495%
(最低0米ドル※2
無料

詳細

マネックス証券 0.495%
(最低0米ドル※2
無料

詳細

ブルーモ証券ブルーモ証券 なし
残高手数料 年率0.55%※4
取引金額の0.25%

詳細

三菱UFJ eスマート証券
(旧 auカブコム証券)
0.495%
(最低0米ドル※2
20銭

詳細

SMBC日興証券 0.495%
(最低0米ドル※2
25銭または50銭※3

詳細

PayPay証券 0.5%~0.7%※4 35銭

詳細

野村證券 2,389円~※5 25銭または50銭※6

詳細

2025年7月現在)

※1 ベーシックコースの取引手数料は、約定代金が8.3米ドル以下なら0円、166,66.666米ドル以上なら22米ドルが上限です。
※2 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※3 10万米ドル未満は50銭、10万米ドル以上80万米ドル未満は25銭になります。
※4 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※5 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※6 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。

 moomoo証券のベーシックコースは、為替手数料が1ドルあたり25銭発生するものの、売買手数料が約定代金×0.132%(税込)とかなり低いです。また、マネックス証券松井証券は為替手数料が無料なので、手数料面でかなりお得なことがわかります。

では、米国株を実際に10万円分取引した場合、発生する取引手数料を比較してみましょう。1ドル150円で計算してあります。

米国株の取引コスト比較
証券会社 米国株を10万円分取引した場合の手数料例
売買手数料
(税込)
為替手数料
(非課税)
合計
moomoo証券
(ベーシックコース)
約132円 約166円 ◎
約298円
ウィブル証券 220円 約100円 ◎
約320円
moomoo証券
(アドバンスコース)
約327円 約166円 ○
約493円
SBI証券495円 無料 ○
495円
楽天証券495円 無料 ○
495円
松井証券495円 無料 ○
495円
マネックス証券 495円 無料 ○
495円
ブルーモ証券ブルーモ証券 45円
(1か月あたり)
約166円 ○
45円(1か月あたり)
+
約166円
三菱UFJ eスマート証券
(旧 auカブコム証券)
495円 約133円 ▲
約630円
PayPay証券500円 約233円 ▲
約733円
SMBC日興証券495円 約166円または約333円 ✕
約661円または約828円
野村證券 2,389円 約166円または約333円 ✕

もっとも手数料が安いmoomoo証券と、最も手数料が高い野村證券を比較すると、なんと約2,000円以上の差があります。証券会社選びを間違えてしまうと、手数料負けをしてしまう可能性があるのです。

新NISAの米国株手数料を比較

米国株を新NISAで取引する場合は、売買手数料と為替手数料に大きな違いがあります。各社の新NISA口座での米国株手数料を比較するので、ぜひ参考にしてください。

新NISA口座の米国株の手数料を比較(税込)
証券会社 米国株の手数料 詳細
(NISA口座は1つだけ)
売買手数料
(税込)
為替手数料
(1ドルあたり)
1位 松井証券 無料 無料

詳細

口座開設の流れをみる
2位 SBI証券 無料 無料

詳細

口座開設の流れをみる
3位楽天証券 無料 無料

詳細

マネックス証券 無料 無料※6

詳細

口座開設の流れをみる
三菱UFJ eスマート証券
(旧 auカブコム証券)
無料 20銭

詳細

口座開設の流れをみる
DMM株 無料 25銭

詳細

SMBC日興証券 約定金額×0.495%
(最低0米ドル※1
25銭または50銭※2

詳細

口座開設の流れをみる

※1 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※2 10万米ドル未満は50銭、10万米ドル以上80万米ドル未満は25銭になります。
※6 外貨決済による米ドル買いのみが対象。円貨決済や米ドル売りは対象外なので注意してください。

米国株投資の手数料目線では、松井証券マネックス証券が、売買手数料だけでなく為替手数料も無料になるのでお得です。

特に松井証券は、2025年7月現在はキャンペーンが充実しています。クイズに正解して新NISA口座を開設するだけで、松井証券ポイントが最大2,000ポイントもらえるキャンペーンが実施中。

松井証券でNISA口座を作りたい方は、キャンペーンにエントリーしないと損です。

松井証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

下記ページでは松井証券のキャンペーンをまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

moomoo証券(ムームー証券)は米国株投資におすすめ

moomoo証券
(出典:moomoo証券

moomoo証券は、米国株投資におすすめの証券会社です。この理由として以下の3点が挙げられます。

かんたんに説明しますね。

① 業界最安値水準の手数料で2つのコースから選べる

moomoo証券は米国株の取引手数料が業界最安値水準となっています。約定代金ごとに手数料がかかる「ベーシックコース」と約定株数ごとに手数料がかかる「アドバンスコース」の2つがあります。

外国株式 取扱銘柄数 1注文あたりの
取引手数料(税込)※1
株式・ETF
米国 約7,000
(24時間取引は約300)
<ベーシックコース(約定代金ごと)>
約定代金×0.132%※2

<アドバンスコース(約定株数ごと)>
200株までどの銘柄でも一律2.18米ドル
(手数料上限:約定代金の1.1%)

※1 外国株式の取引では、為替手数料などが別途適用されます。詳細は、moomoo証券の公式サイトをご覧ください。
※2 ベーシックコースの取引手数料は、約定代金が8.3米ドル以下なら0円、166,66.666米ドル以上なら22米ドルが上限です。

ベーシックコースの手数料は「約定代金×0.132%(税込)」となっており、大手証券会社の約1/6です(大手証券会社は約定代金×0.495%)。さらに、約定代金が8.3米ドル以下は取引手数料が無料になります。

アドバンスコースの手数料は、200株まで一律2.18米ドルです。株価に関係なく株数で手数料が決まるため、銘柄や株数によってはかなりお得に取引できます。

このように、moomoo証券は米国株の取引手数料が安く、資産形成しやすくなっています。米国株投資を考えている方は、ぜひ活用してくださいね。また、日本株の取引手数料は無料です。米国株だけでなく日本株にも投資したい方にもおすすめの証券会社となっています。

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口座開設料・年会費などは一切かかりません。

② micro米国株で少額から米国株投資に挑戦できる

moomoo証券では、米国株の端株(はかぶ)取引サービス「micro米国株」を提供しています。米国株は1株単位での取引が基本ですが、micro米国株を使うと1株未満、1ドルから米国株に投資できます。

<micro米国株>

micro米国株

(出典:moomoo証券

例えば、フェイスブックやインスタグラムを運営するメタ・プラットフォームズ(META)を取引する場合を紹介します。2025年4月30日時点の株価は549ドルですので、日本円に直すと約78,000円となります。少額から米国株投資をはじめたいと考えている方にとっては、少しハードルの高い金額ですよね。

micro米国株では1ドルから投資できるので、たった140円でメタの株主になれてしまうのです。micro米国株に対応した銘柄はほかにもたくさんあります。ジュース1本程度のお金があれば、AppleやNVIDIAなど世界的に有名な企業の株主になれるので、この機会にぜひ挑戦してみましょう。

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③ 米国株に関する情報が充実している

moomoo証券では、米国株に関する情報が豊富な『moomooアプリ』をリリースしています。銘柄選びの基本となる財務数値やニュースはもちろん、バフェットをはじめとする有名投資家の保有銘柄に関する情報まで手に入れることが可能です。

<moomooアプリ:20年分の財務データを掲載>

moomooアプリ:20年分の財務データを掲載

(出典:moomoo証券

さらに、moomoo証券に口座開設すると「moomooプレミアム」が使えるようになります。moomooプレミアムでは、下記の情報を無料で手に入れられます。

moomooプレミアムで使える機能(一例)

  1. 大口投資家の売買動向
  2. 会社四季報
  3. リアルタイム株価
  4. 著名投資家レポート
  5. 日経CNBC動画

有料級の情報を無料で入手できるのは、moomoo証券に口座開設した人だけの特権です。まだmoomoo証券の口座を持っていない方は、いますぐ口座開設しましょう。

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米国株の手数料キャンペーン

証券会社によっては、お得に米国株投資ができる手数料優遇キャンペーンを実施している場合があります。現在実施中のキャンペーンをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【SBI証券】Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~

Wow!株主デビュー!

(出典:SBI証券

SBI証券に新規口座開設すれば、総合口座の開設月の翌月末までの、最大2か月間は米国株の売買手数料が完全無料になります。「外国株用の口座を開設してから」ではなく、「総合口座の開設」がキャンペーン適用のトリガーになっているので、注意が必要です。

まとめ

このページでは、米国株投資に発生する3つの手数料や、各証券会社の手数料を比較し、おすすめの証券会社を紹介しました。国内株投資に比べて、米国株投資のほうが発生する手数料は大きくなってしまいます。そのため、売買手数料・為替手数料をしっかり比較して証券会社を選ぶのがおすすめです。

次のページでは、取扱銘柄数やツール、機能など、さまざまな視点で米国株投資ができる証券会社を比較しています。

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