米国株(アメリカ株)の手数料を比較

米国株投資で発生する手数料は、国内株投資と比べて種類が多く、取引する証券会社によっては取引コストが想像以上に大きくなってしまう可能性があります。そのため、米国株投資で利用する証券会社は、国内株投資以上にしっかり選んだほうがいいでしょう。

このページでは、米国株を取り扱っている証券会社の手数料を比較してご紹介します。米国株投資をどこの証券会社ではじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

米国株投資の手数料は3種類

米国株を取引する場合、次の3つの手数料が発生します。

  • 売買手数料
  • 為替手数料
  • SEC Fee

それぞれ詳しく解説していきます。

売買手数料

売買手数料は、売買するたびにかかる手数料で、国内株式の取引でも発生する手数料です。米国株投資で発生する手数料の中では、金額が最も高いコストなので、なるべく売買手数料が安い証券会社を選びましょう。

為替手数料

為替手数料とは、海外の株や債券などの資産に投資する際に、円を現地通貨に外貨両替する際に発生する手数料です。米国株投資では「円」→「米ドル」に替える際に、為替手数料が発生します。

SEC Fee

SEC Feeとは、米国株の売却時にのみ発生する、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に支払われる現地取引費用です。SEC Feeの金額は、証券会社ごとに多少差があるものの、少額なのであまり気にする必要はありません。

例えばマネックス証券のSEC Feeは、1米ドルあたり0.0000051米ドル(最低0.01米ドル)です。これは、1万ドル(約110万円)分の米国株を売却したとしても、約6円しか発生しない計算になります。

米国株投資で発生する手数料は3つありますが、「売買手数料」と「為替手数料」のみ意識して証券会社の選定や取引をすれば大丈夫です。

米国株の手数料を比較

米国株の取引ができる証券会社7社の、売買手数料と為替手数料を比較してみましょう。

   
<米国株の取引コスト比較>
証券会社 取引コスト ネット証券
詳細情報へ
売買手数料
(税込)
為替手数料
(1ドルあたり)
スマートプラス無料 24銭 スマートプラス
DMM株 無料 25銭 DMM株の詳細
マネックス
証券
0.495%
(最低0米ドル※1
無料 マネックス証券の詳細
SBI証券 0.495%
(最低0米ドル※1
25銭 SBI証券の詳細
楽天証券 0.495%
(最低0米ドル※1
25銭 楽天証券の詳細
PayPay証券 0.5%~0.7%※2 35銭 PayPay証券の詳細
SMBC
日興証券
現地手数料:0.2%
国内取次手数料:1.265%
50銭 日興フロッギーの詳細

2021年12月現在)

※1 約定代金が2.22米ドル(約250円)以下の場合は手数料が無料になります。
※2 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。

では、米国株を10万円分取引した場合、各証券会社でどのくらい手数料差が発生するのか見ていきましょう。計算をわかりやすくするため、10万円=1,000ドル(1ドル100円)と仮定して、計算してみます。

   
<米国株の取引コスト比較>
証券会社 米国株を10万円分取引した場合の手数料例
売買手数料
(税込)
為替手数料
(非課税)
合計
スマートプラス無料 240円
240円
DMM株 無料 250円
250円
マネックス
証券
495円 無料
495円
SBI証券 495円 250円
745円
楽天証券 495円 250円
745円
PayPay証券 500円 350円
850円
SMBC
日興証券
現地手数料:200円
国内取次手数料:1,265円
500円
1,965円

手数料だけを見ると、売買手数料が無料で、為替手数料がもっとも安いスマートプラスがおすすめです。しかし、取扱銘柄がまだ98銘柄2021年12月現在)しかなく、米国株投資に役立つツールなども少ないなど、まだまだ発展途上な一面もあります。

そのため、「手数料が安い」というだけで証券会社を選ぶのではなく、使いたい機能やサービスなどを総合的に判断して証券会社を選びましょう。当サイトがおすすめしている証券会社は次の4社です。

証券会社 おすすめ理由 ネット証券
詳細情報へ
マネックス証券
オリジナルレポート
がもらえる
・NISA口座での取引や一部の米国ETFは、買付手数料が無料
・取扱数が4,500銘柄以上ある
・米国株の定期買付ができる
・「銘柄スカウター米国株」でプロ並みの銘柄分析ができる
マネックス証券の詳細
SBI証券
レポート&2,500円
がもらえる
・一部の米国ETFは、買付手数料が無料
・米国株の定期買付ができる
・米国株の貸株サービス「カストック」がある
SBI証券の詳細
DMM株
オリジナルレポート
がもらえる
・売買手数料が無料
・「バロンズ・ダイジェスト」で米国株市場の情報収集ができる
DMM株の詳細
PayPay証券
抽選で
5,000円がもらえる
・1,000円単位の少額から取引できる
・24時間いつでも取引できる
・「つみたてロボ貯蓄」で米国株を自動買付できる
PayPay証券の詳細

2021年12月現在)

※「円→米ドル」のように、お金を外貨両替するときにかかる手数料です。

4社の中で最もおすすめなのはマネックス証券です。手数料の安さ、取扱銘柄数、ツール・機能の充実度など、米国株投資をするうえで必要な要素が揃っており、総合的なバランスが抜群に良いです。迷ったらマネックス証券を選びましょう。

また、貸株サービスを利用したいなら「カストック」が使えるSBI証券、取引コストの低さを重視する場合は、売買手数料が無料DMM株がおすすめです。「まずは少額からはじめたい」という方は、国内の証券会社の中で唯一、1株未満端株)で米国株を取引できるPayPay証券を選びましょう。

上記4社については、「米国株(アメリカ株)・米国ETFを買える証券会社おすすめ4社を比較」で、さらに詳しく紹介しています。

米国株の手数料キャンペーン

証券会社によっては、お得に米国株投資ができる手数料優遇キャンペーンを実施している場合があります。現在実施中のキャンペーンをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【マネックス証券】米国株デビュー応援プログラム

米国株デビュー応援プログラム

マネックス証券の外国株取引口座で米国株を取引して発生した売買手数料が、最大3万円分までキャッシュバックされます。キャッシュバックの対象期間は初回入金日から20日間なので、購入する銘柄をじっくり選定してから入金しましょう。

また、米ドルでキャッシュバックされるので、次回米国株を購入する際に、円を米ドルに振り替える手間や、為替手数料の発生がなくなるのでお得です。

【SBI証券】Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~

Wow!株主デビュー!

SBI証券に新規口座開設すれば、総合口座の開設月の翌月末までの、最大2か月間は米国株の売買手数料が無料になります。「外国株用の口座を開設してから」ではなく、「総合口座の開設」がキャンペーン適用のトリガーになっているので、注意が必要です。

【楽天証券】米国株式取引手数料無料プログラム

米国株式取引手数料無料プログラム

楽天証券に新規口座開設すれば、総合口座の開設月の翌月末までの、最大2か月間は米国株の売買手数料が無料になります。上で紹介したSBI証券とまったく同じキャンペーンです。もし、既にどちらかの口座を持っていてキャンペーンを適用できない場合は、口座を持っていないほうで口座開設をするといいでしょう。例えば、2社を時間差で乗り換えて利用すれば、最長4か月間無料で利用できます。

まとめ

このページでは、米国株投資に発生する3つの手数料や、各証券会社の手数料を比較し、おすすめの証券会社を紹介しました。国内株投資に比べて、米国株投資のほうが発生する手数料は大きくなってしまいます。そのため、売買手数料が無料DMM株や、為替手数料が無料マネックス証券がおすすめです。

また、SBI証券楽天証券のように、口座開設から2か月期間限定で手数料無料のキャンペーンを実施している証券会社を利用するのもいいでしょう。

次のページでは、取扱銘柄数やツール、機能など、さまざまな視点で米国株投資ができる証券会社を比較しています。