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米国株(アメリカ株)の手数料は高い?売買手数料・為替手数料を比較
最終更新日:2023年9月1日
米国株(アメリカ株)の手数料は、国内株の手数料と比較すると高いです。売買手数料のほかに、円→米ドルに交換する際に発生する為替手数料があるからです。そのため、取引する証券会社によっては、取引コストが想像以上に大きくなってしまう可能性があります。米国株投資で利用する証券会社は、国内株投資以上にしっかり選びましょう。
このページでは、米国株を取引できる証券会社の売買手数料・為替手数料を比較してご紹介します。米国株投資をどこの証券会社ではじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
米国株投資の手数料は3種類
米国株を取引する場合、次の3つの手数料が発生します。
- 売買手数料
- 為替手数料
- SEC Fee
それぞれ詳しく解説していきます。
売買手数料
売買手数料は、売買するたびにかかる手数料で、国内株式の取引でも発生する手数料です。米国株投資で発生する手数料の中では、金額が最も高いコストなので、なるべく売買手数料が安い証券会社を選びましょう。
為替手数料
為替手数料とは、海外の株や債券などの資産に投資する際に、円を現地通貨に外貨両替する際に発生する手数料です。米国株投資では「円」→「米ドル」に替える際に、為替手数料が発生します。
SEC Fee
SEC Feeとは、米国株の売却時にのみ発生する、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に支払われる現地取引費用です。SEC Feeの金額は、証券会社ごとに多少差があるものの、少額なのであまり気にする必要はありません。
例えばマネックス証券のSEC Feeは、1米ドルあたり0.0000051米ドル(最低0.01米ドル)です。これは、1万ドル(約110万円)分の米国株を売却したとしても、約6円しか発生しない計算になります。
米国株投資で発生する手数料は3つありますが、「売買手数料」と「為替手数料」のみ意識して証券会社の選定や取引をすれば大丈夫です。
米国株の売買手数料・為替手数料を比較
米国株の取引ができる証券会社9社の、売買手数料と為替手数料を比較します。
証券会社 | 取引コスト | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (1ドルあたり) |
||
DMM株 | 無料 | 25銭 | |
マネックス証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
無料 | |
松井証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
無料 | |
auカブコム証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
20銭 | |
SBI証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭 | |
楽天証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭 | |
SMBC日興証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭~50銭※4 | |
PayPay証券 | 0.5%~0.7%※2 | 35銭 | |
野村證券 | 2,389円~※5 | 25銭~50銭※6 |
(2023年9月現在)
※1 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※2 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※3 現地手数料0.2%と、国内取次手数料1.265%の合計金額が発生します。
※4 一般レートは50銭、優遇レートは25銭です。詳しくは公式サイトを確認してください。
※5 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※6 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。
スマートプラスとDMM株は売買手数料が無料で、マネックス証券と松井証券は為替手数料が無料なので、手数料面でかなりお得なことがわかります。
証券会社 | 米国株を10万円分取引した場合の手数料例 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
合計 | |
DMM株 | 無料 | 250円 | ![]() 250円 |
マネックス証券 | 495円 | 無料 | ![]() 495円 |
松井証券 | 495円 | 無料 | ![]() 495円 |
auカブコム証券 | 495円 | 200円 | ![]() 695円 |
SBI証券 | 495円 | 250円 | ![]() 745円 |
楽天証券 | 495円 | 250円 | ![]() 745円 |
PayPay証券 | 500円 | 350円 | ![]() 850円 |
SMBC日興証券 | 現地手数料:200円 国内取次手数料:1,265円 |
500円 | ![]() 1,965円 |
野村證券 | 2,389円 | 500円 | ![]() 2,889円 |
もっとも手数料が安いDMM株と、最も手数料が高い野村證券を比較すると、なんと2,639円もの差があります。証券会社選びを間違えてしまうと、手数料負けをしてしまう可能性があるのです。
また、DMM株は売買手数料が無料なだけでなく、米国株投資に役立つコンテンツも充実しています。次の項目で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
DMM株は米国株投資におすすめ
米国株投資でDMM株を使う魅力は、次の6つです。
- 米国株の売買手数料が完全無料
- 1つのアプリで国内株・米国株どちらも取引できる
- 株式新聞が無料で読み放題
- アメリカでの投資情報誌「バロンズ」の一部が読める
- 「DMM 株プレミアチャート」でテクニカル分析もできる
- 信用取引で米国株式を担保にできる
上でも紹介したとおり、DMM株は米国株の売買手数料が完全無料になります。取引回数や約定金額にかかわらず完全無料なのは、国内主要ネット証券の中でDMM株だけです。
また、DMM株に口座開設すると、モーニングスター社が発行している株式新聞のWEB版を、無料で読むことができます。株式新聞には、米国市場のニュースや米国株の決算速報など、米国株投資に役立つ情報が豊富に揃っているので、DMM株の口座を開設したら使いたいサービスのひとつです。
さらに、アメリカで最も有名な投資情報誌「バロンズ」の一部が無料で読めます。アメリカで1 週間の間に話題になった経済や市場のニュースを、ざっと理解できる優れものです。
そのほか、「DMM株プレミアチャート」でテクニカル分析ができたり、国内株の信用取引で米国株式を担保にできたり、DMM株で米国株投資をする魅力は多数あります。
DMM株と当サイトは限定タイアップ企画を実施しており、米国株の基礎知識やDMM株で米国株投資をはじめる方法をまとめた「タイアップレポート」を、無料でプレゼントしています。これから勉強をしながら米国株投資をはじめたい方は、DMM株に口座開設をして、ぜひレポートを受け取ってください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
米国株の手数料キャンペーン
証券会社によっては、お得に米国株投資ができる手数料優遇キャンペーンを実施している場合があります。現在実施中のキャンペーンをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【SBI証券】Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~

(出典:SBI証券)
SBI証券に新規口座開設すれば、総合口座の開設月の翌月末までの、最大2か月間は米国株の売買手数料が完全無料になります。「外国株用の口座を開設してから」ではなく、「総合口座の開設」がキャンペーン適用のトリガーになっているので、注意が必要です。
まとめ
このページでは、米国株投資に発生する3つの手数料や、各証券会社の手数料を比較し、おすすめの証券会社を紹介しました。国内株投資に比べて、米国株投資のほうが発生する手数料は大きくなってしまいます。そのため、売買手数料が無料のDMM株や、為替手数料が無料のマネックス証券がおすすめです。
また、SBI証券や楽天証券、auカブコム証券のように、期間限定で手数料無料になるキャンペーンを実施している証券会社を利用するのもいいでしょう。
次のページでは、取扱銘柄数やツール、機能など、さまざまな視点で米国株投資ができる証券会社を比較しています。