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米国株(アメリカ株)の手数料は高い?ネット証券会社ごとの売買手数料・為替手数料を比較
最終更新日:2024年12月2日
米国株(アメリカ株)の手数料は、国内株の手数料と比較すると高いです。売買手数料のほかに、円→米ドルに交換する際に発生する為替手数料があるからです。そのため、取引する証券会社によっては、取引コストが想像以上に大きくなってしまう可能性があります。米国株投資で利用する証券会社は、国内株投資以上にしっかり選びましょう。
このページでは、米国株を取引できる証券会社の売買手数料・為替手数料を比較してご紹介します。米国株投資をどこの証券会社ではじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
米国株投資の手数料は3種類
米国株を取引する場合、次の3つの手数料が発生します。
- 売買手数料
- 為替手数料
- SEC Fee
それぞれ詳しく解説していきます。
売買手数料
売買手数料は、売買するたびにかかる手数料で、国内株式の取引でも発生する手数料です。米国株投資で発生する手数料の中では、金額が最も高いコストなので、なるべく売買手数料が安い証券会社を選びましょう。
為替手数料
為替手数料とは、海外の株や債券などの資産に投資する際に、円を現地通貨に外貨両替する際に発生する手数料です。米国株投資では「円」→「米ドル」に替える際に、為替手数料が発生します。
SEC Fee
SEC Feeとは、米国株の売却時にのみ発生する、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)に支払われる現地取引費用です。SEC Feeの金額は、証券会社ごとに多少差があるものの、少額なのであまり気にする必要はありません。
例えばマネックス証券のSEC Feeは、1米ドルあたり0.0000051米ドル(最低0.01米ドル)です。これは、1万ドル(約110万円)分の米国株を売却したとしても、約6円しか発生しない計算になります。
米国株投資で発生する手数料は3つありますが、「売買手数料」と「為替手数料」のみ意識して証券会社の選定や取引をすれば大丈夫です。
米国株・米国ETFの売買手数料・為替手数料を比較
米国株・米国ETFの取引ができる証券会社11社の、売買手数料と為替手数料を比較します。
証券会社 | 取引コスト | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (1ドルあたり) |
||
moomoo証券 (ベーシックコース) |
0.132% (最低0米ドル※1) |
25銭 | |
ウィブル証券 | 0.22% | 15銭 | |
moomoo証券 (アドバンスコース) |
一律2.18米ドル (200株まで) |
25銭 | |
松井証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
無料 | |
SBI証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
無料 | |
楽天証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
無料 | |
マネックス証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
無料 | |
auカブコム証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
20銭 | |
DMM株 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
25銭 | |
SMBC日興証券 | 0.495% (最低0米ドル※2) |
25銭または50銭※3 | |
PayPay証券 | 0.5%~0.7%※4 | 35銭 | |
野村證券 | 2,389円~※5 | 25銭または50銭※6 |
(2024年11月現在)
※1 ベーシックコースの取引手数料は、約定代金が8.3米ドル以下なら0円、166,66.666米ドル以上なら22米ドルが上限です。
※2 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※3 10万米ドル未満は50銭、10万米ドル以上80万米ドル未満は25銭になります。
※4 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※5 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※6 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。
moomoo証券のベーシックコースは、為替手数料が1ドルあたり25銭発生するものの、売買手数料が約定代金×0.132%(税込)とかなり低いです。また、マネックス証券、松井証券は為替手数料が無料なので、手数料面でかなりお得なことがわかります。
では、米国株を実際に10万円分取引した場合、発生する取引手数料を比較してみましょう。1ドル150円で計算してあります。
証券会社 | 米国株を10万円分取引した場合の手数料例 | ||
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (非課税) |
合計 | |
moomoo証券 (ベーシックコース) | 約132円 | 約166円 | 約298円 |
ウィブル証券 | 220円 | 約100円 | 約320円 |
moomoo証券 (アドバンスコース) | 約327円 | 約166円 | 約493円 |
SBI証券 | 495円 | 無料 | 495円 |
楽天証券 | 495円 | 無料 | 495円 |
松井証券 | 495円 | 無料 | 495円 |
マネックス証券 | 495円 | 無料 | 495円 |
auカブコム証券 | 495円 | 約133円 | 約630円 |
PayPay証券 | 500円 | 約233円 | 約733円 |
SMBC日興証券 | 495円 | 約166円または約333円 | |
野村證券 | 2,389円 | 約166円または約333円 |
もっとも手数料が安いmoomoo証券と、最も手数料が高い野村證券を比較すると、なんと約2,000円以上の差があります。証券会社選びを間違えてしまうと、手数料負けをしてしまう可能性があるのです。
新NISAの米国株手数料を比較
米国株を新NISAで取引する場合は、売買手数料と為替手数料に大きな違いがあります。各社の新NISA口座での米国株手数料を比較するので、ぜひ参考にしてください。
証券会社 | 米国株の手数料 | 詳細 (NISA口座は1つだけ) |
|
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (1ドルあたり) |
||
松井証券 | 無料 | 無料 | (口座開設の流れをみる) |
SBI証券 | 無料 | 無料 | (口座開設の流れをみる) |
楽天証券 | 無料 | 無料 | |
マネックス証券 | 無料 | 無料※6 | (口座開設の流れをみる) |
auカブコム証券 | 無料 | 20銭 | (口座開設の流れをみる) |
DMM株 | 無料 | 25銭 | |
SMBC日興証券 | 約定金額×0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭または50銭※2 | (口座開設の流れをみる) |
※1 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※2 10万米ドル未満は50銭、10万米ドル以上80万米ドル未満は25銭になります。
※6 外貨決済による米ドル買いのみが対象。円貨決済や米ドル売りは対象外なので注意してください。
米国株投資の手数料目線では、松井証券とマネックス証券が、売買手数料だけでなく為替手数料も無料になるのでお得です。
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下記ページでは松井証券のキャンペーンをまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
松井証券のキャンペーンまとめ
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(出典:moomoo証券)
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まとめ
このページでは、米国株投資に発生する3つの手数料や、各証券会社の手数料を比較し、おすすめの証券会社を紹介しました。国内株投資に比べて、米国株投資のほうが発生する手数料は大きくなってしまいます。そのため、売買手数料・為替手数料をしっかり比較して証券会社を選ぶのがおすすめです。
次のページでは、取扱銘柄数やツール、機能など、さまざまな視点で米国株投資ができる証券会社を比較しています。