PayPay証券(ペイペイ証券)のサービスや手数料を紹介!メリット・デメリットも解説
最終更新日:2024年8月6日
PayPay証券は、誰でも気軽に最低1,000円から株式投資がはじめられる「スマホ専用の証券会社」です。
PayPay証券ユーザーの「約7割が株式投資の未経験者」ということもあり、株初心者に向けたサービスの充実度や操作性の高さは抜群です。
PayPay証券のメリットやデメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
PayPay証券のメリット
PayPay証券には、次のメリットがあります。
- 金額指定で最低1,000円から株の購入ができる
- 取扱銘柄が厳選されている
- 24時間いつでも米国株を取引できる
- IPOに1株から申し込める
- マンガで企業や投資について学べる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①金額指定で1,000から株の購入ができる
PayPay証券は、最低1,000円から1,000円単位で売買できるので、すべて“ごはん1食分”のお金で気軽に株式投資ができます。また、 投資金額をご自身で設定できることで、株価に左右されることなく計画的にお金を使えるのもうれしいですね。
一般的に、株を売買するのに必要なお金は「株価×単元株」で計算されます。例えば、株価1,000円で単元株数が100株の場合、株価1,000円×100株=100,000円が必要です。他にも、1株から売買できる「単元未満株」という取引方法もありますが、こちらは金額指定ができません。
PayPay証券なら1,000円から投資できるので、少額から投資をはじめたい方におすすめです。
②銘柄が厳選されているので、株初心者の方も迷わない!
PayPay証券は、米国株、日本株、米国株ETF、日本株ETFに投資できます。米国株も日本株も、上場企業は約4,000社あるので、株初心者の方が投資先を選ぶのはすごく大変です。投資先の数を減らすことで、株初心者の方がぶつかる「銘柄選び」の壁を取り払い、心理的ハードルをグッと下げています。
銘柄は、米国株ならマクドナルド、アップル、アマゾン、コカコーラなど、日本株なら楽天、ソニー、トヨタ自動車など有名企業ばかりです。銘柄の選定基準は、業績の安定性を重視しており、若年層にもなじみのある企業を厳選しているそうです。
PayPay証券なら、株価に関係なく最低1,000円から買えるので、「買いたいけど、ふだんはお金が足りなくて買えない」銘柄こそ、狙うチャンスです。
米国株 | 日本株 |
---|---|
アルファベット | 積水ハウス |
アップル | 任天堂 |
コカコーラ | キリンホールディングス |
メタ | セブン&アイホールディングス |
ウォルトディズニーカンパニー | 花王 |
ギャップ | ソニー |
ナイキ | オリエンタルランド |
テスラ | Zホールディングス |
アマゾン・ドット・コム | 楽天 |
マイクロソフト | 資生堂 |
③米国株なら24時間365日いつでも取引できる
米国株の取引時間は、日本時間で23時半~翌6時※1ですが、PayPay証券なら、24時間365日、好きなときに取引ができます。理由は、売買する相手方がPayPay証券で、市場を介さない相対取引(店頭取引)だからです。
※1 3月~8月の間は、取引時間が1時間前にずれて、22時半~翌5時までになります(サマータイム)。
また、株式市場が開いている時間帯でも状況によってはすぐに約定しないことがありますが、PayPay証券は、ほぼ100%すぐに約定※2します。平日の深夜~朝方に取引する時間がないという方でも、気軽に米国株投資にチャレンジできます。
※2 株式市場がお休みの時間は、一時的に株が売り切れて買えない場合や、買い取り枠の上限に達して売れない場合があります。
なお、日本株の取引時間は9時~15時までです。通常は前場(9時~11時半)と後場(12時半~15時)に分かれており、11時半~12時半の間は昼休休憩になります。PayPay証券なら昼休憩中も取引できるので、仕事の合間に取引したい方はうれしいですね。
④IPOに1株から申し込める
PayPay証券は、1株からIPO(新規公開株)に申し込めます。IPO投資は、初心者でも高確率で利益を出せる人気の投資ですが、100株単位からしか購入できないので、資金を最低でも10万円以上用意しなければいけません。初心者の方にとって、いきなり10万円以上を投資に使うのは、少しこわいですよね。
PayPay証券であれば、1株から申し込みができるので、IPO投資にも気軽に挑戦できます。
⑤マンガで企業や投資が学べる
PayPay証券では、企業の「成り立ち」や「投資の基礎」が、マンガで学べます。PayPay証券口座をお持ちの方は、すべて無料で読めます(口座を持っていないと、最初の数ページしか読めません)。
株式投資のチュートリアルとしてわかりやすいですし、単純に楽しみながら企業や投資のことを学べるのでおすすめです。
PayPay証券のデメリット
PayPay証券は気軽に少額投資できてメリットが多いですが、デメリットもあるので把握しておきましょう。
- 指値注文できない
- 取扱銘柄が少ない
- 入金・出金に手数料がかかる
- 売買手数料が時間帯によって高い
それぞれ解説します。
①指値注文できない
PayPay証券は、成行注文のみ取り扱っています。そのため、株価を指定して注文する指値注文は使えません。
しかし、単元未満株(1株~99株)で購入できる証券会社は、いずれも成行注文限定なので、PayPay証券に限ったデメリットではありません。指値注文をしたい場合は、ほかのネット証券から100株単位で購入しましょう。
②取扱銘柄が少ない
先ほど「銘柄が厳選されている」とメリットで紹介しましたが、取扱銘柄の多さを重視する方にとっては、デメリットになってしまいます。なるべくたくさんの銘柄の中から選びたい方は、PayPay証券では物足りない可能性があるでしょう。
③入金・出金に手数料がかかる
PayPay証券に入金する場合、振込手数料が自己負担なので、自分が利用する金融機関に応じた振込手数料が発生します。振込手数料が無料のネット銀行を利用すれば、問題ないでしょう。また、キャッシュレスアプリ「PayPay」からの入金はできないので、注意してください。
出金手数料は次のとおりです。
出金金額 | みずほ銀行宛 | 他行宛 |
---|---|---|
3万円未満 | 100円/1回 | 250円/1回 |
3万円以上 | 200円/1回 | 350円/1回 |
みずほ銀行の口座を持っている方は、出金手数料を節約できるの出金先口座に登録しましょう。
④売買手数料が時間帯によっては高い
PayPay証券は、米国株は24時間365日取引でき、国内株は昼休憩にも取引できるメリットがあります。しかし、立会時間外に取引をすると、売買手数料が割高になってしまうのです。
詳しくは次の章で解説するので、参考にしてください。
PayPay証券の売買手数料
PayPay証券の売買手数料は、米国株と国内株によって違うので、順番に見ていきましょう。
米国株の売買手数料
PayPay証券で「米国株」を買う場合の手数料は、2種類あります。また、立会時間とそれ以外の時間よって手数料が変わるので、注意が必要です。
種類 | 時間(平日) | 手数料 |
---|---|---|
売買手数料 | 23時半~翌6時 (夏時間:22時半~翌5時) |
基準価格の0.5% |
立会時間外 | 基準価格の0.7% | |
為替手数料 | 全時間帯 | 1ドルあたり0.35円 |
PayPay証券の売買手数料は、スプレッドという仕組みで、他社と少し異なります。手数料を別途支払うわけではなく、あらかじめ取引価格に手数料相当額が含まれている手数料形態です。
例えば1,000円で株を買った場合、そこには手数料5円分が含まれているので、実質1,000円で995円分の株を買ったことになります。為替手数料も同じ考え方です。
国内株の売買手数料
「日本株」の取引に発生する手数料は、「売買手数料(スプレッド)」のみです。こちらも米国株と同じく、取引する時間によって手数料が変わります。
種類 | 時間(平日) | 手数料 |
---|---|---|
売買手数料 | 前場:9時~11時半 後場:12時半~15時 |
基準価格の0.5% |
昼休憩:11時半~12時半 | 基準価格の1.0% |
手数料を少しでも節約したい方は、昼休憩の手数料が高い時間を避けて取引しましょう。
PayPay証券の手数料についてさらに詳しく知りたい方は、「PayPay証券(ペイペイ証券)の手数料は高い?国内株・米国株・ETF・CFDの手数料を比較」を参考にしてください。
PayPay証券のキャンペーン情報
<現金5,000円に当選しました!>
これは、2020年10月に開催されたキャンペーンに、当サイト運営スタッフが当選したときの画像です。当選人数が500名と多かったため、運良く当たったようです。
PayPay証券では抽選で現金が当たるキャンペーンを定期的に実施しているので、口座開設を考えている方は、キャンペーン情報をチェックしておきましょう!
PayPay証券の口座開設をサポート
証券会社が不慣れな方のために、PayPay証券での口座開設、アプリのインストール、入金までを解説する、サポートページを作成しました。実際の画面を使って解説しているので、取引をはじめるまでの手順で、わかりにくいところがございましたら、ご覧ください。
まとめ
PayPay証券は、金額指定で最低1,000円から株を購入できるので、少額から投資をはじめてみたい方にぴったりです。国内株だけでなく米国株も取引でき、あらかじめ銘柄も厳選されているので、初心者の方にやさしい証券会社といえます。
手数料は取引金額が大きくなるほど割高になっていくので、PayPay証券は少額投資メインで取引するのがおすすめです。
取り扱い商品一覧
日本株・米国株・国内ETF・米国ETF
注)証券会社のサービスは日々変化しておりますので、公式サイトにて詳細をご確認ください。
注)米国株、日本株のどちらかで口座開設をすれば、同じアカウントで米国株も日本株も取引ができます。