ウィブル(Webull)証券のサービスや手数料を紹介!メリット・デメリットも解説
最終更新日:2024年8月27日
ウィブル証券は、米国に本社があり世界13か国でビジネスを展開する「Webullグループ」の1つです。米国では知名度がとても高く、スマホアプリは世界中で4,000万ダウンロードを突破し、米国の証券会社の中でのアプリダウンロード数「第2位」を誇る大人気スマホ証券です。
日本法人では、1948年に設立された山源証券株式会社が、2021年にWebullグループに買収されたことで社名が「ウィブル証券」に改名されました。母体としても歴史が長く、決して怪しい証券会社でないことがわかります。2023年にはオンラインでの米国株取引や国内株式取引がスタートし、これからどんどん利用者が増えていくと予想されます。
ウィブル証券の大きな特長は、米国株投資に強いことです。取扱銘柄数が豊富で、数百円から投資ができるうえ、売買手数料が業界最低水準の0.22%(税抜)、為替手数料が15銭と魅力的です。さらに、リアルタイム株価や各種ランキング、海外ニュースの自動翻訳やアナリスト評価、大口投資家の売買状況なども確認できます。また、投資家同士のコミュニティもあり、米国にいる方の投稿を自動翻訳で手軽に閲覧できるのもうれしい機能です。
米国株は24時間注文が可能で、取引の多い指定銘柄は24時間取引にも対応しており、現地の立会時間以外でもリアルタイム株価で取り引きができます。
デモ取引の機能もあるので、米国株投資に挑戦する前に事前練習しておきたい方にもおすすめです。アプリをインストール&無料会員登録するだけで使えるので、まずはデモ取引から試してみてはいかがでしょうか。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
ウィブル証券のお得なキャンペーンまとめ
主なサービス
ウィブル(Webull)の主なサービスと取り扱い状況を表にまとめました(〇…取り扱いあり、△…一部取り扱いあり、×…取り扱いなし)。
国内株式 | 外国株式 | IPO |
---|---|---|
単元未満株 | 投資信託 | NISA・iDeCo |
ポイント付与 | 未成年口座 | アプリ・ツール |
ウィブル証券は、米国株・国内株・米国オプション取引に対応しています。
次の項目から、提供しているサービスについて詳しく説明していきます。
国内株式
ウィブル証券の国内株式の取扱銘柄は、ETF・ETN・REITを含む東証上場の銘柄です。国内の現物取引の売買手数料をご紹介します。
売買手数料
ウィブル株は、株式取引の売買手数料が業界最安値水準です!5万円までの取引でしたら、手数料が55円、100万円までなら275円です。最大でも1,070円となっており、他社と比較しても手数料の安さがうかがえます(手数料は税込表示)。
1約定ごとの手数料 | |
---|---|
取引金額 | 売買手数料(税込) |
~5万円 | 55円 |
~10万円 | 99円 |
~20万円 | 115円 |
~100万円 | 275円 |
~150万円 | 535円 |
~3,000万円 | 640円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
(2024年9月現在)
外国株式
ウィブル証券は、米国株を取り引きできます。外国株投資で気になるのは手数料だと思いますが、ウィブル証券は業界最安水準の手数料です。また、ウィブル証券では口座開設後3か月間手数料無料で米国株が取り引きできます。
外国株式 | 取扱銘柄数 | 1注文あたりの 取引手数料(税込)※1 |
---|---|---|
株式・ETF | ||
米国 | 約7,000 | 約定代金×0.22%(上限:22米ドル) |
※1 外国株式の取引では、為替手数料などが別途適用されます。詳細は、ウィブル証券の公式サイトをご覧ください。
米国株手数料が大手証券会社の約1/2の安さ!
米国株手数料が「約定代金×0.22%(税込)」で業界最安値水準です!(上限22米ドル)。大手証券会社の多くは「約定代金×0.495%(税込)」ですので、比較すると約1/2の手数料です。
例えば10万円の株価の銘柄を10回売買すると、手数料だけで2,750円も得をしたことになります(下記計算式を参照)。取引金額や回取引回数が増えるほど、この金額はもちろん大きくなります。売買手数料は長期投資をおこなう上で無視できないコストなので、なるべく安く抑えて賢く資産運用しましょう。
米国株手数料の比較
大手証券会社:10万円×0.495%×10回=4,950円
ウィブル証券:10万円×0.22%×10回=2,200円
4,950円-2,200円=2,750円
また、為替手数料は「15銭」で、こちらも業界最安値水準です。
24時間注文・16時間リアルタイム取引可能!
米国株の注文は24時間365日いつでも好きな時に出すことができます※2。取り引きは1日16時間可能です。本来、米国の株式市場が開いているのは、日本時間の23時30分~翌6時(夏時間は22時30分~翌5時)の最大6時間半です。ウィブル証券は日本の祝日も含め、米国の「通常取引時間」だけでなく、「時間外取引(プレ・アフターマーケット)」でもリアルタイムに取り引きできます(下の画像を参照)。さらに、ウィブル証券が指定した取り引きが多い60銘柄以上は夜間取引にも対応しており、24時間取り引きが可能です!
※2 端株など単元未満株は、通常取引時間内に成行注文でのみ発注できます
(出典:ウィブル証券)
単元未満株
通常、米国株取引をおこなうには1単元(1株以上)単位での売買になりますが、ウィブル証券は単元未満株(1株未満)で取り引きすることができます。具体的には最低5米ドルから、株数でいうと最低0.00001株から売買可能です。ウィブル証券では、約3,000銘柄が0.00001株から取り引きできます。
例えば、「ビザ(V)」を1単元買おうとすると、株価が280米ドルの場合、約4万2,000円ほどの購入資金(+手数料等)が必要ですが、単元未満株なら5米ドルから取引できるので、約760円で手に入ります。このように、単元未満株で取り引きすることにより、少ない資金でも1株が高額な銘柄を買うことができますし、余った資金で分散投資も可能なので、気軽に米国株投資をはじめられます。
(出典:ウィブル証券)
注意点としては、単元未満株は通常取引時間の日本時間23時30分~翌6時(夏時間は22時30分~翌5時)に、成行注文でのみおこなえます。一部、単元未満株の取り引きができない銘柄もあります。単元未満株に対応している銘柄は、画面の右上に緑色のダイアモンドマークが表示がありますので、こちらをチェックしましょう。
(出典:ウィブル証券)
アプリ・ツール
ウィブル証券のアプリ・ツールは「スマホアプリ」と「PC版取引ツール」があります。このアプリ・ツール内で情報収集・銘柄分析から売買まですべておこなえるので、複数のアプリをダウンロードする必要はありません。
リアルタイム株価、56種類のテクニカル指標、17種類の描画ツール、90項目のフィルター機能(スクリーニング)、アラート機能、スピーディな注文機能、翻訳付きの海外ニュース、アナリスト評価&目標株価、24時間取引、大口投資家の売買状況、デモ取引、ヒートマップなど、魅力的な分析・取引機能がたくさんそろっています。
ツール | PC版取引ツール |
---|---|
アプリ | スマホアプリ |
充実したマーケット情報やコミュニティ機能が便利!
リアルタイム株価や各種ランキングはもちろん、大口投資家の売買状況や海外ニュースの自動翻訳、アナリスト評価&目標株価など、投資家に役立つ情報がたくさんあります。
海外ニュースの自動翻訳
海外ニュースの自動翻訳はとても便利で、「海外のニュースや速報は気になるけど英語が読めない…」という方は意外と多いのではないでしょうか?ウィブル証券はGoogle翻訳を搭載しているので、あらかじめ日本語設定をしておけば自動で翻訳されます。銘柄詳細画面にも「ニュース」の項目があるので、例えば「テスラ関連の海外ニュースだけを日本語で読みたい」といったことも可能です。
ウィブルコミュニティ
スマホアプリで新たにコミュニティ機能が使えるようになりました。
かんたんに言うと「X(旧ツイッター)」のような機能で、投資家が注目の銘柄や考えを発信し、共有して共に学べる新しいコンテンツです。アメリカの投資家も多く、グローバルな専門家からも学べます。先ほどの銘柄に関連するニュースと同じように、見たい銘柄の詳細画面にある「フィード」から、世界中の投資家の投稿を閲覧できます。こちらも自動翻訳されるので、どの言語で投稿されていても読めるのがうれしいです。
アナリスト評価&目標株価
銘柄分析画面から、アナリストの評価と目標株価を閲覧できます。色やグラフを使っているので、視覚的にパッと把握しやすいインターフェースになっています。例としてテスラのアナリスト予想を見てみると、評価は“”中立が最も多く、やや強気寄り※3かな?と判断します。目標株価では、現在の株価が「175.79米ドル」に対して、49名のアナリスト目標株価の平均は「192.88米ドル」となっているので、プロの投資家の予想では、まだ目標株価に達してないんだなと考えます。
※3 「強気」とは、株価が将来上がると予想すること
この分析画面には、アナリスト予想・目標株価のほかにも、成長性や割安性などの指標や、それをわかりやすくグラフにしたものもあります。アナリスト予想・目標株価はあくまで他人の意見の平均値ということを念頭に置き、最終的には指標などを合わせて総合的に判断すると良いでしょう。
デモ取引で米国株取引を無料体験できる!
米国株と米国株オプション取引の練習用として、無料でデモ取引を体験できます!
デモ取引といっても、リアルタイム相場データを使って本番と同じ画面・操作でおこなうので、本格的なデモ取引を試すことができます。デモ資金は100万米ドルもあるので、銘柄や数量を気にせず買えますし、大きなお金の増減を疑似体験することで投資の勉強になります。
ウィブル証券のデモ取引は高い評価を受けており、米国で行われたStockBrokers社の「StockBrokers.com 2024 Annual Awards 」では、デモ取引部門で1位を獲得しています。
(出典:ウィブル証券)
メリット・デメリット
メリット
- 米国株取引の手数料が業界最安値水準(大手証券会社の1/2)
- 米国株式の取扱銘柄が業界最多水準の約7,000銘柄
- 米国株取引が24時間可能(約60銘柄)
- 24時間取引の手数料も通常取引と同じで業界最安値水準
- デモ取引で米国株取引の体験が可能
- 銘柄分析から米国株取引まで1つのアプリで完結
- 機関投資家の動向を知ることができる
- アナリスト評価や目標株価がわかりやすい
- 海外ニュースやフィードが自動翻訳されて日本語で読める
- 投資コミュニティで日米の投資家と意見交換ができる
デメリット
- 入金は自分名義の銀行口座から振込手続きをする必要がある(アプリ内で完結しない)
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
口座開設から株取引までの流れ
証券会社の使い方が不慣れな方のために、口座開設から株の売買までサポートページを作成しました。実際の画面を使って解説していきますので、誰でもスムーズに進められます。
特許出願中のMoneybullを体験、Wチャンスキャンペーン!
ウィブル証券に口座開設し、Moneybull(マネーブル)で運用をはじめると、開始日から30日間限定で、通常の金利4.7%(2024年8月15日時点)に6%が上乗せされるキャンペーンが実施されています(リターン上限3,000円)。
さらに、入金・取引などの条件達成をすると、抽選で現金10,000円が当たるので、最大13,000円相当を獲得できるチャンスです。
項目 | キャンペーン概要 |
---|---|
プレゼント内容 | 🎁特典1:最大3,000円(Moneybullの金利6%アップ) 🎁特典2:現金10,000円(抽選1,000名) |
プレゼント 受取手順 | <特典1> 1.総合口座を開設する 2.10ドル以上の初回入金後、Moneybullで運用スタート 3.出金をしない(2024年10月31日まで) <特典2> 1.合計30万円以上の日本円を入金 2.合計30万円以上の買付取引(2024年10月31日まで) 3.出金をしない(2024年10月31日まで) |
キャンペーン 期間 | 2024年8月20日~2024年9月30日まで |
いつもらえる? | 2024年11月下旬ごろ |
たった10ドルの資金をウィブル証券に預けるだけで、金利6%アップで運用できるお得なキャンペーンです。Moneybullについて、かんたんに解説します。
Moneybull(マネーブル)とは
Moneybullとは、ウィブル証券の口座に預けている米ドルを、自動運用してくれるサービスです。投資対象は外貨建てMMF※で、10ドルから運用できます。
※MMFとは、格付けが高い短期金融商品に投資する投資信託のことで、円建ての商品がないことから、一般的に「外貨建てMMF」と呼ばれています。投資対象は、公社債やCP(コマーシャルペーパー)、CD(譲渡性預金証書)などの、低リスクで安全性が高いとされている短期金融商品です。
Moneybullで運用中の資金は拘束されないので、投資に使いたいタイミングですぐに使えます。また、ウィブル証券で受けった配当金や売却益も自動で運用してくれるので、資金効率をかなり高めてくれるサービスです。
外貨預金とは違って特定口座での運用ができ、確定申告が不要&損益通算ができるのもポイント。
Moneybullで4,800ドルを運用した場合のイメージが紹介されているので、下記ご参考ください。
Moneybullは低リスクな外貨建てMMFに投資するサービスではありますが、元本・利益が保証されている商品ではありません。また、ドル建てで運用することから、為替手数料(両替コスト)が発生する点も注意が必要です。
Moneybullに興味がある方は、ぜひキャンペーンに参加してみてください。
ウィブル証券のお得なキャンペーンまとめ