買い注文の出し方

これまでの流れで、以下の準備を終えました。

「1.ネット証券に口座を開く → 2.自分の口座にお金を振り込む → 3.買う株を選ぶ」

次はいよいよ買い注文を出します! …とは言っても、全然むずかしいことではありません!買い注文の時には、『どの株(銘柄)を、どれだけ(株数)、どんな注文方法で(成り行き注文、指値注文)、いつまでに買うか(注文の有効期間)』を決めるだけなんです。

買う株の銘柄は、前のページの段階で選んであるとして、その後の「株数」、「注文方法」、「注文期間」についてみていきます。

【1】 株数を決める

欲しい株数を注文に出します。
仮に、1万円持っていれば、株価100円の株を100株買うこと(100円×100株=1万円)ができますし、10万円を持っていれば、100円の株を1,000株買うこと(100円×1,000株=10万円)ができます〔ここでは手数料を考慮していません〕。

株価と売買単位について

(↑ビックカメラの株価は1,202円で100株単位のため、120,200円で買える。SBI証券の画面を使用)

株が買える単位は、日本株の場合すべて“100株”単位と決まっています。最低100株から、200株、300株…のように、100株単位で売買できます。これを「単元株」と呼びます(100株=1単元)。

100株と1000株の比較

例えば、上図のように株価が1,000円の場合、最低の1単元(100株)で購入しても1,000円×100株なので、少なくとも10万円は必要になります。「1,000円しか持ってないから、1株で注文する!」は、“通常は”できません。

…でもがっかりしないでください。1,000円でも買う方法はあるんです♪それは、先ほども出てきた「ミニ株(株式ミニ投資)」を使う方法です。ミニ株であれば、1株(単元未満株)から買うこともできます。もし1万円持っているなら、10株買うこともできます。ただし、ミニ株を取り扱っていない証券会社もあるので、利用する際はご確認ください。

1株/ミニ株(単元未満株)

【株式ミニ投資(単元未満株)を取り扱っている証券会社】

【2】 注文方法、注文の有効期間を決める

注文方法は、「成り行き注文」と「指値注文」があります。

成り行き注文」は、その名のとおりで、買値を指定せず、相場の成り行きにまかせる注文です。「この株を買いたいから、誰かすぐに株を売ってくださ~い!」と言っている状態です。成り行き注文をすると、あまりにも取引がない銘柄は、とんでもない買い値になってしまうことがありますが、有名どころの銘柄は適正価格で取引されます。

成り行き注文での注文の有効期間についてですが、成り行きの場合は決める必要がありません。その理由は、売り手がいれば、取引が成立する可能性が高いからです。普通であれば成り行き注文を出せば、すぐに成立します。かんたんな注文方法です。

指値注文」は、その名のとおりで、買い値を自由に指定できます。そのかわり、指定した買い値以下の売り注文がなければ、いつまでたってもその株は買えません。そのため、指値注文は成立するのに時間がかかることが多いです。

時間がかかるかもしれないということは、いつまでその注文を出し続けるかを決めなければなりません。注文の有効期間の設定をしない場合で、注文が成立しなかった時は、当日限りでの失効(注文の取り消し)となります。

前のページでも触れましたが、失効した場合は改めて成り行き注文をするか、買い値をあげて指値注文するかを検討する必要があります。また、注文をしても取引が成立していなければ、注文の訂正取り消しをすることもできます。

指値注文の有効期間を設定する際、証券会社によって、設定できる最大日数が異なります。例として、主要ネット証券で比較してみましょう。

<主要ネット証券の注文有効期間>

証券会社名 指値注文の有効期間
SMBC日興証券 翌月末まで(最長2か月間)
楽天証券 30営業日
マネックス証券 30日間
SBI証券 15営業日
auカブコム証券 3週間

※「営業日」とは、株式市場が開いている日です。土・日・祝日などを含まないため、注文期間は「30営業日>30日間」となります。

上記5社を見ると、最も長く設定できるのは、SMBC日興証券翌月末まで(最長2か月間)です。続いて楽天証券マネックス証券SBI証券auカブコム証券の順に短くなります。注文の有効期間が長ければ、再注文する手間や、こまめにチェックする頻度が少なくなるので、運用が楽になるメリットがあります。

このように、2つの注文方法には良い面と悪い面がありますので、その場に応じた判断で使い分けが必要です。

具体的に、どのような手順を踏んで株を買うか、マネックス証券の実際の画面を使ってわかりやすく理解できるページを作りました。株取引したことがない方はご参考ください(やさしい株の買い方)。

はじめのうちは簡単な成り行き注文から始めましょう!