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【トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債】米ドル建て・豪ドル建ての違いとリスク・買い方を解説(2026年2月最新)

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2025年9月24日

トヨタグループの一員である「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド」が発行する外貨建て社債には、米ドル建てと豪ドル建ての2種類があり、グループの信用力を背景に個人投資家からも注目されています。

今回の社債は、米ドル建てで年利3.70%、豪ドル建てで年利4.00%(いずれも税引前)に決定し、多くの申し込みが集まりましたが、すでに両方とも完売しています。

「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債」の基本情報から、米ドル建て・豪ドル建ての違い、外国債券のリスク、購入方法までしっかり解説しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債とは?

トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債とは、トヨタ自動車が間接的に100%出資するオーストラリアの金融子会社「Toyota Finance Australia Limited(TFA)」が発行する、外貨建ての債券です。

TFAは自動車ローンやリースを中心に事業を展開しており、トヨタグループの信用力を背景に安定した発行体と評価されています。信用格付はMoody’sで「A1」、S&Pで「A+」といずれも高水準です。

今回の社債は 米ドル建てで年利3.70%、豪ドル建てで年利4.00%(いずれも税引前)に決定しましたが、多くの申し込みが集まり、すでに両方とも完売しています。

大和証券をはじめ、複数の証券会社で販売されましたが、口座開設から申し込みまでオンラインで完結できるのはSMBC日興証券のみでした。今後の募集に備え、早めに口座を準備しておくと安心でしょう。

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[新発債情報]トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債【完売】

トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド 2030年1月25日満期 米ドル建社債(期間4年4ヵ月)
(出典:SMBC日興証券

「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債」の内容を、一覧表にまとめました。

商品名 トヨタ ファイナンス
オーストラリア リミテッド
2030年1月25日満期
米ドル建社債
トヨタ ファイナンス
オーストラリア リミテッド
2030年1月25日満期
豪ドル建社債
取得予定格付 A1(Moody's)、A+(S&P)
期間 4年4か月
利率・金利 3.70%
(税引前)
4.00%
(税引前)
購入金額 1,000米ドル以上
1,000米ドル単位
1,000豪ドル以上
1,000豪ドル単位
申し込み期間 2025年9月16日(火)~9月25日(木)
※完売しました
発行日 2025年9月25日(木)
満期償還日 2030年1月25日(金)
利払日 毎年1月25日および7月25日
(初回)2026年1月25日
引受会社
(総合証券)
SMBC日興証券、大和証券、野村證券、
みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券

トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債は、大和証券をはじめとした複数の証券会社で取り扱われました。そのなかで、ネットから申し込みまで完結できたのはSMBC日興証券のみでした。

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米ドル建て・豪ドル建ての違い

「米ドル建て」は、世界の基軸通貨である米ドルで運用されるため、為替の動きが比較的読みやすく、初心者にも向いています。

「豪ドル建て」は、オーストラリアの鉄鉱石や石炭といった資源価格の影響を受けやすく、為替が大きく動くことがありますが、その分利回りが高めに設定されることが多いです。

米ドル建て・豪ドル建て 比較表
  米ドル建て 豪ドル建て
通貨の特徴 世界の基軸通貨
為替情報が豊富で、取引量も多い
資源国通貨
金利水準が相対的に高く、相場の動きが大きくなることがある
経済の影響 ・アメリカの金利動向
・インフレ指標
・FRBの政策など
・資源価格(鉄鉱石、石炭など)
・中国経済
・豪準備銀行の政策など
金利の傾向 高金利
(比較的安定)
高金利
(値動きが大きくなることも)
TFA社債の
金利
(2030年1月25日
満期)
3.70%
(税引前)
4.00%
(税引前)
為替リスク 円高になると、利回りが目減りする可能性がある 為替レートの変動が大きく、利益も損失も大きくなりやすい
初心者向け度 ○
安定志向におすすめ
▲
為替リスクを
とって、
利回りを
狙いたい人向け

外国債券 5つのリスク

外貨建ての債券は、日本の債券に比べて利回りが高めな傾向があり、投資先として関心を集めています。ただし、為替変動など特有のリスクもあるため、購入前に内容をしっかり把握しておくことが重要です。

  1. 信用リスク
  2. 価格変動リスク
  3. 流動性リスク
  4. 為替変動リスク
  5. カントリーリスク

① 信用リスク

発行した会社が、何らかの理由で利息や元本をきちんと支払えなくなる可能性があるリスクです。たとえ格付けが高くても、まったく心配がないというわけではありません。

② 価格変動リスク

債券の価格は、市場金利や経済の動きに左右されて上下します。満期まで保有すれば額面どおり戻ることが多いものの、途中で売却すると損失が出る可能性もあるため注意が必要です。

③ 流動性リスク

売りたいときに買い手が見つからず、すぐに売却できなかったり、希望どおりの価格で手放せなかったりするケースもあります。流通量の少ない債券ほど、このリスクは高まりやすい傾向です。

④ 為替変動リスク

外貨での投資となるため、円とドル(または豪ドル)の為替レートによって、実際に受け取れる金額が変わる仕組みです。たとえば購入時より円高が進んだ場合、円に換算したときの受取額が少なくなることもあります。

⑤ カントリーリスク

債券を発行する国の政治や経済が不安定だと、元本や利息の支払いに影響が出ることがあります。特に新興国では、政変やインフレのリスクが高めです。

一方、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債は、アメリカやオーストラリアの通貨で発行されるため、比較的リスクは小さいといえるでしょう。

外国債券には特有のリスクがあるので、事前に理解しておくことが大切です。

トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債の評判

「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債」について、投資家の間ではどのような声があるのでしょうか。過去数年間に見られた口コミや評判をいくつかピックアップしてご紹介します。

さまざまな意見がありますが、実際に購入するかどうかは、ご自身の投資方針やリスクへの考え方にあわせて判断することが大切です。評判に左右されすぎず、基本的な仕組みやリスクをきちんと理解したうえで、慎重に検討しましょう。

【SMBC日興証券】外国債券 購入の流れ

外国債券の購入は、あらかじめ条件を整えてから順に手続きを進めていきます。ここでは、オンライントレードでの流れを4ステップで紹介します。

  1. 必要な条件を確認する
  2. 購入資金を入金する
  3. 銘柄を選ぶ
  4. 申込手続きをする

① 必要な条件を確認する

外国債券を申し込む前に、いくつかの手続きが必要となります。以下の条件を満たしているかを確認しておきましょう。

  • 電子交付サービスの申し込み
  • 緊急連絡先メールアドレスの登録
  • 外国証券取引口座の開設(外貨建て債券を購入する場合)
  • 円貨決済で買付をおこなう場合は「買付可能額計算方法」を前受方式に設定

これらを事前に整えておくことで、スムーズに債券の購入を進めることができます。

② 購入資金を入金する

債券購入の代金は、事前にお取引口座へ入金しておきましょう。外貨建て債券の場合は「円貨預り金・MRF」または「外貨預り金・外貨建てMMF」を利用して決済がおこなわれます。

③ 銘柄を選ぶ

オンライントレードにログイン後、「お取引 > 債券 > 取扱銘柄一覧・購入申込」から、購入したい銘柄を選びます。円建て債券や外貨建て債券、新発債・既発債など、さまざまな商品がそろっているので、目的に応じて選択することが可能です。

④ 申込手続きをする

銘柄の詳細を確認したうえで、申込数量などを入力して注文をします。画面の案内に従って進めれば、外国債券の購入手続きが完了です。

まとめ

「トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド社債」は、トヨタグループの信用力を背景にした外貨建て債券として注目されました。

米ドル建て・豪ドル建ての違いや、外国債券ならではのリスクを理解したうえで、自分の投資スタイルにあった判断をすることが大切です。

今回の新発債は、米ドル建てで年利3.70%、豪ドル建てで年利4.00%(いずれも税引前)に決定し、多くの申し込みが集まった結果、両方とも完売しています。

過去にも短期間で完売したケースがあり、今回も高い人気を裏付ける形となりました。今後の募集に備えて、SMBC日興証券で事前に口座を開設しておくと安心でしょう。

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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