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DMM株は米国株投資におすすめ!手数料やメリット・デメリットも解説
DMM株は、DMM.com証券が運営するネット証券です。国内株と米国株の取引に対応しており、手数料の安さや機能性の高い取引ツールが魅力。DMM株以外にもDMM FXやDMM CFD、DMMバヌーシーなど、さまざまな投資サービスを展開しており、多くの投資家から支持を集めています。
このコラムでは、「米国株投資」にスポットを当てて、DMM株のメリット・デメリットを紹介します。米国株投資をDMM株ではじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
DMM株の米国株の手数料は業界最低水準!
DMM株は、米国株の売買手数料が無料、為替手数料は1ドルあたり25銭と、取引コストが業界最低水準です。米国株を取り扱っている7社と比較してみましょう。
証券会社 | 取引コスト | ネット証券 詳細情報へ |
|
---|---|---|---|
売買手数料 (税込) |
為替手数料 (1ドルあたり) |
||
DMM株 | 無料 | 25銭 | |
マネックス証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
無料 | |
auカブコム証券 | 0.495% |
20銭 | |
SBI証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭 | |
楽天証券 | 0.495% (最低0米ドル※1) |
25銭 | |
松井証券 | 0.495% | 25銭 | |
PayPay証券 | 0.5%~0.7%※2 | 35銭 | |
SMBC日興証券 | 0.2%+1.265%※3 | 50銭 | |
野村證券 | 2,389円~※4 | 25銭~50銭※5 |
(2023年9月現在)
※1 約定代金が2.22米ドル以下の取引なら、売買手数料は0米ドル(無料)になります。
※2 日本時間の23時半~6時(夏時間は22時半~5時)は0.5%、それ以外の時間帯は0.7%のスプレッドがかかります。
※3 現地手数料0.2%と、国内取次手数料1.265%の合計金額が発生します。
※4 オンラインサービスで、約定金額20万円以下の取引をした場合の手数料です。約定金額に応じて手数料額が加算され、最大約25万円の手数料が発生します。
※5 約定金額10万米ドル以上は25銭、10万米ドル未満は50銭です。
多くの証券会社が売買手数料を「約定金額×0.495%(税込)」に設定している中、DMM株は無料です。さらに、為替手数料も1ドルあたり25銭と安く、DMM株を使うだけで、米国株の取引コストを大きく下げることができます。
DMM株で米国株をはじめるメリットは、取引コストの低さだけではありません。次の項目ではDMM株で米国株投資をはじめるメリットを6つ紹介するので、口座開設の参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
DMM株で米国株投資をはじめるメリット
DMM株で米国株投資をはじめるメリットは、次の6つです
それぞれ詳しく解説していきます。
① 1つのアプリで国内株・米国株どちらも取引できる
DMM株は、PCのWEB版・インストール版、スマホアプリ版など、すべての取引ツールで国内株・米国株どちらも取引できます。
同じ証券会社で、複数のツールやアプリを管理するのは大変です。DMM株であれば、日本株と米国株が一元化されているので、国内株の取引もしつつ、手軽に米国株投資をはじめることができます。
② 銘柄の詳細ページで業績やアナリスト分析もチェックできる
銘柄の詳細ページでは、PERやPBRなどの指標、直近5年分の業績、アナリストの株価予想など、さまざま情報をかんたんにチェックできます。
実際にApple(AAPL)の詳細ページを見ていきましょう。
「株価分析」のページでは、直近の業績推移コメントや、アナリスト予想、理論株価をチェックできます。直近の業績と株価について、プロがどのような判断をしているのかわかるので、銘柄選定に役立つ情報です。

「企業情報」のページでは、直近5年分の業績が記載されています。「売上高」、「経常利益」、「営業利益」、「一株純利益」がどのように推移しているか一目でわかるので、わざわざ英語で書かれた決算書を読む必要がありません。

「ビジュアル決算」のページでは、「売上高」、「純利益」、「フリーキャッシュフロー」の3つが、直近5回の決算でどのように業績推移したか、ビジュアルでわかりやすくまとめられています。総合評価や簡潔なコメントもついているので、初心者の方でも直近の業績が一目瞭然です。

米国株の個別銘柄の情報は、国内ネット証券の中では、DMM株がトップクラスに多いです。スマホアプリでスキマ時間に銘柄分析できるので、初心者~上級者まで、多くの米国株投資家にとって重宝する機能が充実しています。
③ 「株式新聞Web」で決算速報や米国市場のニュースをチェックできる

(出典:DMM株)
DMM株の口座開設をしておくだけで、モーニングスター社が発行する証券専門誌、「株式新聞」のWeb版が、無料で読み放題です。本来は月額4,400円(税込)、年間52,800円(税込)かかるサービスですが、DMM株の口座を持っていれば完全無料になります。
記事の一部だけ読めるのではなく、DMM株からIDとパスワードが発行されるので、株式新聞Webのサービスをすべて使えます!投資家にとって役立つ情報が豊富に掲載されているので、ぜひご活用ください。
「株式新聞Web」で、米国株投資に役立つ情報は、主に次の2つです。
- 米国市場や米国株に関連するニュース記事
- 決算速報、決算カレンダー
米国市場や米国株について、鮮度の高い情報を無料で得られます。また、国内株の情報もチェックできるので、国内株・米国株どちらにも投資している方にとって、非常に強力なツールです。
株式新聞の詳しい内容や読み方は、「DMM株を使って株式新聞Webを“無料”で読む方法」を参考にしてください。
④ 「バロンズ・ダイジェスト」が無料で読み放題

(出典:バロンズ・ダイジェスト)
「バロンズ」とは、ダウ・ジョーンズ社が発行する、アメリカで最も有名な投資情報誌です。DMM株では、「バロンズ」の中から、10記事が厳選されて日本向けに編集された「バロンズ・ダイジェスト」を、無料で読むことができます。
「バロンズ・ダイジェスト」は週1回更新されるので、アメリカで1週間の間に話題になった経済や市場のニュースを、ざっと理解できる優れものです。
アメリカのニュースはいろいろなメディアで配信されており、どのニュースを見ればいいのか、最初はわからない方が多いと思います。「バロンズ・ダイジェスト」は、過去数年分の記事も無料で見放題なので、ぜひご活用ください。
⑤ 「DMM株 PRO+」でテクニカル分析もできる

(出典:DMM株)
DMM株には、「DMM株 PRO+」という、テクニカル分析に使える無料ツールがあります。「DMM株 PRO+」は、日本株・米国株のチャートに、厳選された23種類のテクニカル指標を使って、チャート分析ができるツールです。
「DMM株 PRO+」で使えるテクニカル指標は、次のとおりです。

(出典:DMM株)
このように、多数のテクニカル指標を使ってテクニカル分析ができます。
そのほか、ワンクリックでかんたんに分析できるツールや、分析線を手軽にひける描画ツールなど、テクニカル分析に使えるツールが豊富に揃っていて便利です。ファンダメンタルズ分析も合わせて活用することで、勝率を上げることができます。
テクニカル分析がかんたんにできる「DMM株プレミアチャート」は、上級者だけでなく初心者にもおすすめのツールです。
⑥ 米国株式を担保に信用取引ができる

(出典:DMM株)
DMM株は、保有している米国株を、国内株の信用取引の担保に使えます。国内ネット証券の中では、DMM株のみが提供しているサービスです。
対象銘柄 | 167銘柄(2022年4月現在) |
---|---|
米国株式の 保証金換算率 |
原則として全然営業日の最終価格の60% |
信用取引に米国株式を担保にできる最大のメリットは、資金効率が上がることです。
米国株式の過去の株価推移は、一時的な下落局面はあるものの、長期的には右肩上がりで成長しています。そのため、米国株式は長期投資の資産として保有されることが多いです。

現金や国内株しか担保にできないネット証券の場合、米国株に投資している期間は資金が拘束され、投資したい局面で資金を用意できず、チャンスを逃してしまう可能性があります。
米国株と担保として使える場合と使えない場合とでは、資金効率に約4倍もの差がついてしまうのです。

(出典:DMM株)
DMM株であれば、長期で運用している米国株式も信用取引の担保にできるので、いざという重要局面で、チャンスを掴めるでしょう。
ただし、失敗した場合には大損失が発生し、最悪の場合、資金が0になるどころか借金を抱えてしまう危険もあります。米国株を信用取引の担保にできるのは便利ですが、とくに初心者の方は、株式投資に慣れるまでは、なるべく信用取引を活用しないようにしましょう。
信用取引について詳しく知りたい方は、「信用取引とは?」や信用取引のメリット・デメリットは何ですか?の記事を参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
DMM株で米国株投資をはじめるデメリット
DMM株は、米国株投資に役立つ機能やサービスが充実していますが、デメリットもあります。次の2つのデメリットについても、確認しておきましょう。
それぞれ解説していきます。
① 円貨決済しか使えない
米国株の購入に必要な米ドルを準備する方法は、「外貨決済」と「円貨決済」の2種類があります。DMM株は、2種類のうち円貨決済しか利用できません。
円貨決済と外貨決済は、「米ドルの購入方法」と「為替手数料の発生タイミング」に違いがあります。
項目 | 円貨決済 | 外貨決済 |
---|---|---|
米ドルの購入 | 証券会社が代行 | 自分で購入 |
為替手数料の 発生タイミング |
・米国株の購入時、売却時どちらも ・配当金の受け取り時 |
・米ドルの購入時 ・「米ドル→円」への外貨両替時 |
円貨決済は自分でわざわざ米ドルを購入する手間がないので楽ですが、配当金を受け取る際にも米ドルが円に自動で外貨交換されてしまうので、配当金を受け取るたびに手数料を支払わなければいけません。
そのため、米国株投資を配当投資したり、受け取った配当金を再投資したりする方は、外貨決済を使える証券会社のほうが手数料を安くできます。
円貨決済・外貨決済についてさらに詳しい内容は、「米国株は円貨決済・外貨決済のどちらで購入・売却したほうがいいですか?」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
② 取扱銘柄数の多さが4番手
DMM株は、米国株・米国ETFの取扱数がやや少ないです。米国株を取り扱っている7社と、米国株と米国ETFの取扱数を比較してみます。
証券会社 | 取扱銘柄数 | |
---|---|---|
個別株 | 米国 ETF |
|
SBI証券 | 5,016 | 378 |
マネックス 証券 |
4,536 | 382 |
楽天証券 | 4,448 | 379 |
DMM株 | 2,029 | 287 |
auカブコム証券 | 1,576 | 162 |
PayPay 証券 |
150 | 27 |
SMBC 日興証券 |
109 | 14 |
野村證券 | 697 | 155 |
(2023年9月現在)
DMM株の取扱数は、個別株が2,029銘柄、287銘柄と、主要ネット証券の中では4番手につけています。
SBI証券・マネックス証券・楽天証券の3社と比べると少なく感じるかもしれませんが、S&P500やNASDAQ100の上位銘柄は網羅されており、物足りなさを感じることはほぼありません。また、米国株・米国ETFの取扱数を急激に増やしており、今後の取扱数増加にも期待できます。
そのため、米国株・米国ETFの取扱数がやや少ないという点は、大したデメリットではありません。
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口座開設料・年会費などは一切かかりません。
まとめ
このコラムでは、DMM株で米国株をはじめるメリット・デメリットを紹介しました。
DMM株は、国内ネット証券の中で唯一、米国株の売買手数料が無料です。さらに、「株式新聞Web」や「バロンズ・ダイジェスト」などの情報収集ツールが無料で使えたり、スマホアプリでかんたんに株価分析や決算情報、アナリスト予想などをチェックできたり、米国株投資に役立つ機能・サービスが充実しています。
円貨決済しか使えないデメリットがあるので、インカムゲインを狙う配当投資よりは、値上がり益を狙った投資のほうがおすすめです。取引コストを抑えてお得に米国株投資をはじめたい方は、ぜひ口座開設してください。
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