楽天銀行は、ハッピープログラムを攻略することでお得に活用できます。

ハッピープログラムは、楽天銀行の優遇プログラムのことです。「ベーシック」、「アドバンスト」、「プレミアム」、「VIP」、「スーパーVIP」の5種類のステージがあり、楽天グループの取引件数が増えるごとにステージが上がり、特典も豪華になっていきます。

楽天銀行のATM手数料や他行振込手数料が無料になったり、楽天ポイントの獲得倍率が最大3倍になったり、楽天グループのサービスをよく使う方にとっては、良いことづくしです。

そこで、この記事では件数稼ぎにおすすめの攻略方法を解説します。ハッピープログラムを効率よくステージアップして、楽天グループのサービスをお得に使いたい方はぜひ参考にしてください。

まだ楽天証券や楽天銀行の口座を持っていない方は、お得なキャンペーンに参加しましょう。

楽天銀行のハッピープログラムの攻略方法

楽天銀行のハッピープログラムは、いかに効率よく件数稼ぎをするかが肝です。まずは次の2つを把握しておきましょう。

それぞれ見ていきましょう。

① ステージごとの優遇内容を把握する

ステージごとの優遇内容を把握して、どのステージを目指すのか決めましょう。ステージごとの優遇特典は、次の画像のとおりです。

（出典：楽天銀行）

ステージアップによって最大で月7回までATM手数料が無料になります。VIP以上になれば楽天ポイントの獲得倍率が最大3倍になるので、なるべくVIP以上の会員ステージを目指したいですね。

② ステージ到達に必要な取引件数

次に、ハッピープログラムがどのような条件でステージアップするのかを把握しておきましょう。各ステージの判定基準を一覧表にまとめましたので、ご覧ください。

ハッピープログラムのステージ判定は、預貯金残高と取引回数によって判断されます。条件が判定されるタイミングは「毎月25日終了時点のお預かり資産残高」または「前月26日～毎月25日の取引実績」です。

300万円以上を楽天銀行へ預けられる方は、それだけでステージ攻略完了となり、高い優遇サービスを受けられます。

入金がむずかしい場合は、取引件数を稼ぎましょう。取引件数とは、楽天銀行や楽天証券のサービスを利用した回数のことです。取引件数にカウントされるには、主に次のサービスがあります。

（出典：楽天銀行）

ステージ判定は毎月25日時点の残高もしくは、前月26日～当月25日までの取引件数にておこなわれます。25日の締切を目指して取引件数を稼ぐイメージです。まずは待遇内容が明確にアップするVIPの20件を目指しましょう。

ハッピープログラムの件数稼ぎにおすすめの方法

ハッピープログラムの件数稼ぎにおすすめの方法は、次の5つです。

それぞれかんたんに解説します。

① 他行から楽天銀行への入金で一気に件数達成できる

（出典：楽天銀行）

他行から楽天口座への入金を繰り返すと、取引件数20件はかんたんに達成できます。

他行からの振込は取引件数にカウントされますが、月の上限は設けられているのかカスタマーサポートへ問い合わせたところ、月の上限は設けていないと回答が得られました。

しかし、1日の間に何回振込をしても、1件しかカウントされません。つまり、VIPの条件である取引件数20件を達成するには、20日間毎日振り込みをする必要があるのです。

VIP条件を達成するために毎月20日間も振込をし続けるのは、あまり気が乗りませんよね。あくまで裏技的な手法なので、自然に取引を稼げる方法と組み合わせたほうが良いでしょう。

なお、給与や賞与、公的年金の入金先として楽天口座を指定しても取引1件にカウントされます。

給与口座への指定や、他行からの入金で取引件数3～4件ほどを目標としつつ、以降に紹介する他の方法と組み合わせて20件を目指してみるといいでしょう。

② 楽天証券と連携して件数を稼ぐ

（出典：楽天証券）

次に、楽天銀行と楽天証券を連携させる件数稼ぎの方法を紹介します。楽天証券との連携で取引件数にカウントされるのは、次の3つです。

株取引は、取引手数料を指定された金額以上支払うことが条件となっており、件数稼ぎにはおすすめできないので、ここでは割愛します。

件数稼ぎにおすすめなのは、「らくらく入金」と「自動入金」の2つです。

それぞれ月3回を上限に取引件数を稼げます。

つまり、楽天証券でかんたんに獲得できる取引件数は、合計で月6回です。楽天証券を日頃から使っている方にとっては、買付のときに資金移動をするだけなので、最大6件を目指すのもさほど苦痛にはならないでしょう。

③ 楽天銀行を口座振替先にして1～4件程度稼ぐ

楽天銀行口座をクレジットカードなどの口座振替先に設定することで、件数獲得ができます。楽天カード以外のクレジットカードであっても、楽天銀行を引落口座に指定すると件数としてカウントされます。

楽天銀行口座からの支払いで得られる件数は次のとおりです。

※Pay-easyの支払いについては、提携の法人によって件数にカウントされないこともある、と公式サイトに記載がありました。事前の確認が必要です。

クレジットカードの保有枚数や支払件数など、獲得できる件数は人それぞれですが、楽天銀行口座からの支払いで獲得できる件数はおおよそ、1件～4件程度になるのではないでしょうか。

こちらも設定さえ完了してしまえば、自動的に取引件数が稼げる楽な方法です。

④ 楽天Edyと楽天ペイへのチャージで3件稼ぐ

（出典：楽天ペイ）

「楽天Edy」や「楽天ペイ」へのチャージで、最大月3件の件数を獲得できます。チャージのたびに取引件数にカウントされるため、楽天ペイや楽天Edyの決済を日常的に使っている方は、自然に取引件数を稼げる方法です。

楽天ペイへのチャージは、楽天キャッシュへチャージすることによって、楽天Edyへのチャージとみなされ、件数1件となります。

本来は楽天カードからチャージしたほうがポイント還元率は良いのですが、件数獲得を目指す場合は、楽天銀行から楽天キャッシュ、または楽天Edyへチャージするようにしましょう。

⑤ 宝くじや公営ギャンブルでも件数を稼げる

（出典：楽天×宝くじ）

誰にでも活用できる方法ではありませんが、オートレースやボートレース、楽天競馬やオッズパーク、競輪への入金でも月3件を上限として取引件数にカウントされます。お金を出して賭ける必要はなく、入金のみで取引とみなされます。

また、宝くじの購入でも件数を稼ぐことはできますが、こちらは一口購入しなければ取引件数としてみなされません。

公営ギャンブルや宝くじが趣味という人は、比較的楽に件数を稼げるでしょう。

まとめ

この記事では、ハッピープログラムを攻略するための、件数稼ぎにおすすめの方法を解説しました。

ステージアップのための件数稼ぎは、実質他行からの振込だけで達成できるものの、あまりに手間がかかりすぎるため、現実的な方法ではありません。今回紹介した内容にあるとおり、日々楽天銀行を利用する流れで自然と達成できるように設定しましょう。

なお、スーパーVIPとVIPの差は、ATM手数料無料回数2回分のみ。他行振込の無料回数とポイント倍率は同じです。現金を口座からおろす機会が多い人以外は、とりあえずVIPを目指すところからはじめてみてはいかがでしょうか。