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再生可能エネルギー関連株まとめ

再生可能エネルギー株式市場で注目を集める、再生可能エネルギー関連株をまとめました。

再生可能エネルギーは、現在の主要なエネルギー源である石油などの化学燃料と違い、太陽光や水力、風力、バイオマス、地熱、工場の排熱などからつくられるエネルギーです。自然にあるエネルギー源や工場などで発生する不要なエネルギーを使うので、資源が枯渇する心配がないのが特徴といえます。地球温暖化やエネルギー不足を解消するために、再生可能エネルギーの活用が積極的におこなわれています。

再生可能エネルギー関連株には、太陽エネルギーを使った発電システムを開発する「ジェイ エフ イーHD(5411)」、発電システム用の蓄電池をつくる「日本ガイシ(5333)」、エネルギーマネジメント事業を手掛ける「エナリス(6079)」、太陽光Xガスを使った給湯システムを開発した「東京ガス(9531)」があります。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
5411 ジェイ エフ イー
HD
粗鋼などの金属部品をつくるメーカー。再生可能エネルギーの発電システムの研究もおこなっており、太陽熱からエネルギーを取り出すプラント地中熱を使ったヒートポンプなどを開発した。
5333 日本ガイシ ガイシ(電線と鉄塔の接触部分に使う絶縁器具)で世界シェアNo.1の会社。大容量でたくさんの電力を蓄えられるNAS電池を世界で初めて開発した。天候に左右される太陽光発電や風力発電の蓄電池として採用されており、需要に合わせて電力を安定供給している。
6079 エナリス 電力やエネルギーのマネジメントをする会社。「地産地消型再生可能エネルギー」の利用を推し進めており、神奈川県や岩手県などで実証実験をおこなっている。
9531 東京ガス 都市ガスの最大手。電力だけではなく、ガス田の開発などもおこなう。再生可能エネルギーの活用にも積極的で、太陽光とエネファームを使った発電システムや、太陽熱を使った給湯システムなどを提供している。
9513 J-POWER
(電源開発)
電力卸業者。石炭火力や水力による発電のほかに、風力発電地熱発電も手掛けている。国内で手に入れた再生可能エネルギーによる発電のノウハウを海外に広める事業もおこなっており、今後も成長することが見込める。
6856 堀場製作所 分析機器をつくっている会社。エンジンの計測器では世界シェア8割を誇っている。精密な計測技術を生かし、太陽光発電パネルの製造工程で使う計測機器も手掛けている。素材に不純物が混じっていないか、洗浄に使う水に異常がないかなどをチェックする計測器があり、精密な太陽光発電パネルの製造を支えている。
6301 小松製作所 建設機械で世界2位の会社。子会社が持つ製鉄所で、鉄の加工時に発生する熱を使った熱発電をおこなっていることで、関連株として注目されている。子会社は熱発電システムの製造販売もおこなっており、国内外問わず工場に設置されるようになれば、天候に左右されやすい自然エネルギーに代わって安定供給できるエネルギー源として力を発揮するだろう。
5232 住友大阪セメント 廃棄物の再資源化や発電事業をおこなう会社。間伐材や建築廃材を利用した木質バイオマス発電の研究開発を進めており、自社工場にも導入している。森林整備を進める自治体にとって悩みの種であった間伐材を有効活用できることに各県が注目している。