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監視カメラ関連株まとめ

監視カメラ株式市場で注目を集める、監視カメラ関連株をまとめました。

監視カメラとは、みなさんご存知の通り防犯や防災、計測、記録などの目的で監視をおこなうためのビデオカメラのことをいいます。昔から存在する監視カメラが注目を集めている理由として、近年世界中の国でテロが発生していることが挙げられます。日本国内においては、2020年に開催される東京オリンピックに向け、テロ対策のために監視カメラの設置が進められています。さらに2016年には東京都・神奈川県を中心に鉄道を走らせている東急電鉄の全車両に監視カメラが取り付けられるなど、需要が急激に高まってきています。

注目株は、店舗向けに監視カメラシステムを提供している「高千穂交易(2676)」、監視カメラメーカーである「TOA(6809)」、道路や橋、鉄道などの施設向けに監視カメラシステムを提供している「日立国際電気(6756)」、監視カメラ用の光学ガラスを製造する「HOYA(7741)」などが注目されています。

銘柄
コード
銘柄名
(クリックで最新株価)
事業内容
2676 高千穂交易 老舗の技術商社。商品監視システムや店舗向けの監視カメラシステムを販売していることで注目を集めた。電気店などの入口に設置してあるゲートと連動した監視カメラや、POS(販売時点情報管理)のレシート情報と連動し、店員が正しく商品の返金・返品処理などに応じているかをチェックする監視カメラなどを用意している。また、不審物や異物を発見した際に警告をおこなうシステムや、顔面検出システムなども開発しており、東京オリンピックに向けたセキュリティ対策で大きな役割を果たしそうだ。
6809 TOA 業務用の音響機器や監視カメラの製造をおこなう会社。監視カメラにおいては、カメラ本体だけではなくレコーダーが一体になった監視システムも提供している。種類も複数用意されており、使う場所や用途に合ったものを導入することができる。
6756 日立国際電気 無線や半導体製造装置で有名な会社。道路や橋、鉄道などの施設向けの監視カメラシステムも提供していることで注目された。具体的には駐車場の各フロアを一括監視できるネットワークカメラ、河川の様子を監視するための一体型カメラ、全方位監視可能な全方位監視カメラなどがある。公共交通機関や大型駐車場、アリーナなどへの導入が期待される。
7741 HOYA メガネレンズや内視鏡の製造をおこなう会社。創業以来蓄積されたノウハウを使って、各種カメラ用の光学レンズの製造もおこなっていることで注目された。ガラスそのものの組成だけで5万件のデータベースを持ち、高画素、高倍率などが求められるデジタルカメラに適したガラスを製造している。もちろん監視カメラのレンズにも使用されており、軽量化や高画質化に貢献している。
6662 ユビテック 紙幣鑑別センサーや車載機器、ビル省エネ装置などを製造する会社。ネットワークを作って監視をおこなうIP監視カメラシステムの販売をおこなっていることで注目された。インターネット網を利用することから遠隔地の映像を監視・記録できるのが特徴。ソフトバンクテレコムのデータセンターに採用されているほどで、信頼性が高い。
4341 西菱電気 三菱電機系の商社で、交通や防災などの情報通信システムを提供している会社。道路、河川、マンションなどの状況を監視カメラで録画し、光回線やインターネット回線、無線通信を利用して管理事務所や防災センターに送信する監視カメラシステムを提供している。実際に奈良県と大阪府を流れる大和川の監視や、南海・東南海地震に備えた津波情報収集用、マンションへの不審人物侵入監視用としてシステムを提供している。東京オリンピックに向け、施設などへの導入が進むと考えられる。