日経平均株価の暴落で保有株も下落。売却したほうがよいですか?
日経平均株価の暴落につられて、保有株の株価が下がりました。中長期投資を目指していますが、まだまだ下がりそうな感じがします。一旦、売却したほうがよいのでしょうか?
「休むも相場」と言う格言もあるので、一旦売却して冷静になる判断もありだと思います。しかし、私の考え方は真逆です。次のように、「株価暴落時の対処法3か条」を掲げましたのでご覧ください。
ひっきー流 株価暴落時の対処法 3か条(中長期投資)
- 基本的に損切りはしない
- 監視銘柄(保有銘柄含む)が魅力的な水準まで下がっていたら買う
- あまり相場を見ないようにする
それぞれ詳しく説明します。
①基本的に損切りはしない
日経平均株価につられての連れ安の場合は、単純に安売りバーゲンセールになっている可能性があります。つまり、よい会社が安くなっている可能性があるのです。今の株価で本当に売ってしまってよいのか、もう一度考えてみてください。
②監視銘柄(保有銘柄含む)が、魅力的な水準まで下がっていたら買う
「株は安く買って高く売る」のが定石です。狙っていた株が割安な水準に入ってきたなら、むしろ買いの検討が必要です。株価が下落して、十分に割安になっていると判断した場合は、買い注文を入れておくべきでしょう。
③あまり相場を見ないようにする
暴落時は心配になって、ついついネット証券にログインしてしまいがちです。相場の動きが激しいと、感情まで揺さぶられてしまいます。論理的ではなく、感情的な売買をしてしまう可能性があるので、株式市場が閉まってから、15時以降にポートフォリオの確認をしましょう。
また、以下のチャートは日経平均株価(上段:1か月、中段:1年、下段10年)を示しています。このように、短い時間軸で見れば、暴落にしか見えませんが、長い時間軸で見ればたいしたことない下げにも見えます。リスク管理は必要ですが、近視眼的な判断とせずに落ち着いて行動しましょう!
★暴落時にあせって動くと論理的な思考ができず、感情に流されてしまいがちです。落ち着いて売買判断をしましょう。
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。