日経平均がやばい!暴落で株価が下がったときこそ、株をはじめる大チャンス

担当:やさしい株のはじめ方編集部

担当・やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2022年8月1日

2020年3月のコロナショックのように、日経平均株価が大きく下落するときがあります。「日経平均がやばい…いったいどこまで下がるんだ…」と考える方も多いと思いますが、こんなときこそ投資をはじめる大チャンスです。

株式投資の基本は「できるだけ安く買って高く売る」です。業績に関係なく、外部要因で株価が大きく下落している割安な株があれば、今のうちに安く買っちゃいましょう!

この記事では、割安な株を探すときに役立つ、無料で使える証券会社のツールも紹介しています。株初心者の方でも使いこなせる便利なものなので、ぜひ最後まで読み進めてください。

なぜ株価が下がるとチャンスなのか?

過去の事例をあげますと、2018年10月22日に、22,614円から一時21,149円まで日経平均株価が暴落した時がありました。

日経平均株価の推移(2018年10月1日~2018年11月15日)>

日経平均株価の推移

(出典:SBI証券

急激に落ち込んだ理由は、米国市場のダウ平均株価が急落したからです。ダウが下がった原因は、米中貿易戦争による関税の影響で、建設機械などが影響を受けることを嫌気したため、と言われています。

※ダウ平均株価の詳しい解説は、「ダウ平均株価とは?意味や投資への活用法などをわかりやすく解説します」をご覧ください。

日経平均株価はダウにつられて下がったのですが、これを『連れ安』といいます。このとき、ユニクロを運営するファーストリテイリング(9983)は、56,470円から54,400円まで“3.7%”下がりました。しかし、日経平均はその後持ち直し、ファーストリテイリングの株価も上昇しました。

落ち着いてみると、個別株の下落は企業の業績によるものではないことがはっきりします。つまり、日経平均株価の連れ安は、いわば個別株のバーゲンセールです。そのタイミングこそ、押し目買い(株価が一時的に下がる局面で買うこと)のチャンスなのです。

ファーストリテイリングは「押し目買い」で株価が12%上昇!

先ほど例に出したファーストリテイリングの株価推移を見ながら、押し目買いがどれほど有効か見てみましょう。

ファーストリテイリング(9983)の株価推移(2018年10月1日~2018年11月15日)>

ファーストリテイリングの株価推移

(出典:SBI証券

この図は、ファーストリテイリングの2018年10月23日から11月2日までの株価推移(週足)です。10月25日に日経平均株価が暴落して、ファーストリテイリングの株価も57,670円から54,110円まで大きく下がりました。しかし、11月2日までに12%上昇して、60,550円の高値をつけたのがわかります。

業績は堅調で、2018年8月は売上高、経常利益ともに過去最高を記録していました。2019年8月期の経常利益は11.3%増を見込んでおり、まだまだ旺盛な成長力を見せています。

また、同社は10月11日に年間配当予想を400円から440円に引き上げました。前期の実績が350円なので、90円も増額することになります。投資家にとっては好材料ばかりで、連れ安局面だった10月25日は絶好の買い場だったことがわかります。

押し目買いをする前に確認しておきたいこと

ショック時に「連れ安」している銘柄を買う前に、次のポイントを確認しましょう。

  • ショックの原因は何か?
  • ショック前後で会社の業績や経営環境に変化がないか

この2点を確認する理由は、ショック時の「連れ安」が必ずしも投資のチャンスにならないからです。例えば、2020年3月に発生した「コロナショック」では、株価が下がったまま戻らない銘柄がありました。

日本航空(9201)の株価推移(3年間)>

日本航空(9201)の株価推移

(出典:SBI証券

上の株価チャートは、日本を代表する航空会社である日本航空(9201)のものです。2020年1月から3月にかけてコロナショックにより株価が急落していますが(①)、その後は株価が横ばいで推移していますね(②)。ここで、日経平均株価の過去3年間の動きを見てみましょう。

日経平均株価の推移(3年間)>

日経平均株価の推移

(出典:SBI証券

先ほどの日本航空と同じように、日経平均株価も2020年1月から3月にかけて下落しています。そのため、日本航空は日経平均株価の動きに連動していたと考えられます。しかし、2020年3月以降の動きは異なります。日経平均株価はV字回復していますが、日本航空は横ばいです。

したがって、2020年3月以降の動きについては、日本航空は別の理由で株価が上がらなかったと考えるのが自然でしょう。この理由は、コロナ禍の出張や旅行需要の大幅な減少です。

日本航空の2021年3月期決算説明資料

(出典:日本航空の2021年3月期決算説明資料[PDF]

日本航空の2021年3月期決算説明資料によると、国際線の旅客収入は前年比94.3%減、国内線も前年比67.2%減と大打撃を受けています。当然、業績にも影響が出ます。

日本航空(9201)の売上高と営業利益の推移>

日本航空の売上高と営業利益の推移

(出典:マネックス証券

2021年3月期と2022年3月期の売上高(青色の棒グラフ)と営業利益(赤色の折れ線グラフ)は、ぎりぎりコロナの大打撃を回避した2020年より前と比べて、大幅に減少しているのがわかります。これでは株価がコロナ前に戻らないのも納得ですよね。

以上のことから、ショック時に「連れ安」している銘柄を買う場合は、ショックの原因は何かショック前後で会社の業績や経営環境に変化がないかを確認する必要があるのです。ちなみに、日本航空の場合は、コロナショック時でも次のように判断できました。

<コロナショック時のチェックポイント(日本航空編)>
チェックポイント チェックの結果
ショックの原因 新型コロナウイルスの感染拡大
予想される
業績や経営環境の変化
ロックダウン、国をまたぐ移動の停止により
航空機の利用客が大幅に減る可能性

ショック時に「連れ安」している銘柄を買うときは、上のポイントについて考えてみて、業績や経営環境に影響のない(もしくは少ない)銘柄を選びたいですね。

押し目買いでは「企業の業績」と「相場の温度感」を確認することが基本

押し目買いをするときは、次の2点を確認するのが基本です。

  • 企業の業績
  • 相場の温度感

第一に、個別銘柄が日経平均株価の連れ安かどうかの判断は、企業の業績を確認することが重要です。すべての銘柄が、相場につられて安くなるわけではありません。企業の業績が悪化していたり、今後の経営を左右する悪材料が出ていたりするケースがあります。直近の業績だけでなく、過去5年ほどの決算を見て、成長性があるかどうかを見極めましょう

企業の業績を調べるには、ツールを活用するのが一番です。GMOクリック証券が提供する企業分析ツールは、企業の業績や開示情報をいち早く把握できます。スマートフォンにアプリを入れれば、出先や移動中でも企業情報を入手できます。

連れ安以外で急落するのは、何らかの悪材料が出たパターンがほとんどです。こうしたツールを活用して、企業のニュースをチェックしてください。

業績を確認したら、相場の温度感を確認します。中長期投資であれば、買い注文を出すタイミングは気にしなくても良いですが、できるだけ株価が下がりきったところで買いたいものです。

その際に役立つのが、松井証券が提供する信用評価損益率です。この指標を使うと、株価が底値に近いかどうかがわかります。松井証券に口座開設すれば、誰でも無料で手に入れられる情報なので、口座開設して投資の参考にしましょう。

「GMOクリック証券」の企業分析ツールが便利!

上記でも紹介しましたが、企業分析はGMOクリック証券財務分析ツールがおすすめです。株初心者の人だけでなく、すべての投資家を力強くサポートしてくれます。

株価分析」、「経営分析」、「財務諸表」、「シミュレータ」などの高機能かつ、カラーの図表でわかりやすい財務分析が使えます。これはGMOクリック証券に口座開設していればすべて無料で使えます。(それぞれの詳細はリンクをクリックしてご覧ください)

株価分析ツール〕 ★★★★★

理論株価から割安・割高度がわかります

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財務諸表分析ツール〕 ★★★★★

売上高、利益などお金の流れがわかります

財務諸表分析ツールの画像

個別銘柄が割安かどうかは、どうやって判断したらいいの?

株価が割安かどうかを判断するには、「PER(株価収益率)」や「PBR(株価純資産倍率)」を使う方法と、GMOクリック証券の株価分析ツールを使って、理論株価をもとに判断する方法があります。

「PER」は、企業の1株あたりの純利益に対して、どれだけ株が買われているかを示しています。業界によっても変わりますが、通常15~20倍が適正水準といわれています。つまり、PERが15倍以下であれば割安、20倍以上であれば割高というわけです。 ※PERの詳しい解説は、「PERを知る」をご覧ください。

「PBR」は、BPS(1株あたりの純資産)に対して、どれだけ株が買われているかを表します。PBR1倍はBPSと株価がつり合っている状態です。つまり、仮に会社が解散したとしても、理論上は株価と同じ金額が株主に戻ってくるということです。従って、PBRが1倍以下の場合は割安だと判断できます。 ※PBRの詳しい解説は、「PBRを知る」をご覧ください。

GMOクリック証券の「個別銘柄ページ>株価情報」

さらに、GMOクリック証券の株価分析ツールを使うと、本来あるべき株価(理論株価)を自動で算出してくれます。現在の株価と比較して、どれくらい割高・割安かがわかる便利なツールです。※ツールの詳しい説明は、「株価分析ツールの紹介」をご覧ください。

GMOクリック証券の「個別銘柄ページ>財務分析」

「松井証券」の信用評価損益率を使おう!

松井証券では「信用評価損益率」という指標を公表しています。この指標は、信用取引をおこなっている投資家の含み損益がどうなっているかを表すものです。通常、信用評価損益率はマイナス圏で推移しており、-5%~0%あたりが「天井」、-25%~-20%あたりが「」と判断します。

松井証券で公表されている信用評価損益率は、マザーズ銘柄の信用評価損益率となります。東証グロース(新興市場)の温度感を知る時に役立つ指標です。なお、2022年4月に東証マザーズから東証グロースに市場が変更されましたが、松井証券の信用評価損益率は、これまでと同じように東証マザーズに上場していた銘柄の数値を算出しています。

<マザーズ銘柄のネットストック信用評価損益率のサンプル例>

信用評価損益率のサンプル

(出典:松井証券

松井証券に口座開設すると、マザーズの信用評価損益率の推移を、Excelデータでダウンロードできます。そのデータをグラフにすると、上のようなものが作れます。

今回は、マザーズ市場の天井と底入れのタイミングを、それぞれ丸印で囲いました。青色の丸が天井を、赤色の丸が底入れを表しています。最初にお伝えしたように、オレンジ色の信用評価損益率が-5%~0%付近で株価が天井を付け、-25%~-20%付近で底値を付けていますね。

信用評価損益率は、市場の温度計と言えます。この強力なツールは、松井証券に口座開設するだけで、誰でも無料で使えます。活用しないともったいないので、まだ口座を持っていない方は、この機会に口座開設しておきましょう。

「GMOクリック証券」と「松井証券」に口座開設しよう!

今回の記事で紹介した、GMOクリック証券松井証券について、かんたんに特長を紹介します。

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まずは松井証券を使って低額で株式投資に慣れるのがよいでしょう。また、「ネットストック・ハイスピード」は無料で使える便利な取引ツールで、リアルタイム株価やスピード注文も可能です。

さらに、松井証券では「信用評価損益率」という指標を提供しています。この指標は、株式市場が加熱しているのか、それとも冷え込んでいるのかがわかる、相場の温度計です。相場全体が急落したときに、割安な株を買うタイミングを計るときに使えます。こちらも口座開設すれば誰でも無料で使えます。

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まとめ

株式相場全体の暴落や急落を味方につける投資法を紹介しました。株価が暴落すると焦ってしまいますが、株式投資の基本「できるだけ安く買って高く売る」を実践する大チャンスでもあります。

証券会社のツールを使って、次の手順で投資できるのが望ましいですね。

  • ショックの原因を突き止める
  • 会社の業績への影響がないか確認する
  • 会社の過去の業績を確認し、投資してもよさそうか考える
  • 信用評価損益率を見ながら、できるだけ相場の底で株を買う

会社の業績を確認する際は、GMOクリック証券財務分析ツールがおすすめです。相場の温度感は、松井証券が公表している信用評価損益率を見るとよいでしょう。これらのツールを上手く活用して、投資のチャンスをつかんでください。

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この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部
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