信用評価損益率とは、何ですか?どこで見れるのか、調べ方や目安も教えてください
ツイッターを見ていると、「信用評価損益率」という見慣れない言葉が出てきました。信用評価損益率とは何ですか?調べ方や目安も教えてほしいです。
かんたんに言うと、投資家が信用取引で儲かっているか損しているかが、ほぼリアルタイムでわかる指標です。少しむずかしいので、くわしく説明していきます。
信用評価損益率とは?
信用評価損益率とは、信用取引をおこなっている投資家の、買い建ての評価損益(含み損益)がどうなっているかを見ることができます。信用評価損益率を使うことで、相場全体の底入れや天井が計れます。計算式は次のとおりです。
信用取引損益率(%)
評価損益額÷信用建玉残高(買い建てのみ)×100
通常、信用取引損益率はマイナス圏で推移していることがほとんどで、-5%~0%あたりまでくると天井に近く、-20%~-25%あたりで底入れが近いサインという経験則があります。
<グロース銘柄の信用評価損益率のサンプル例>
(出典:松井証券)
※松井証券に口座開設をすると、信用評価損益率の最新版が無料で見られます。
信用評価損益率は、どこで見ることができる?調べ方を紹介
各証券会社によって、信用評価損益率の出し方はさまざまなので、調べ方についても解説します。まず各証券会社の情報の差ですが、圧倒的に松井証券が優れています。松井証券は東証グロース市場と二市場(東証・名証)が見られますが、楽天証券・auカブコム証券は二市場のみです。
新興市場の代表ともいえる東証グロース市場の状態を知ることは不可欠です。また、公表のタイムラグですが、松井証券は翌日に対して、楽天証券が毎週木曜日発表、auカブコム証券が1か月遅れでの発表となっており、速報性が重要な指標ですので、松井証券が圧倒的に便利です。
証券会社 | 市場 | タイムラグ |
---|---|---|
松井証券 | 東証グロース・二市場 | 翌日 |
楽天証券 | 二市場のみ | 毎週木曜日更新 |
auカブコム証券 | 二市場のみ | 1か月遅れ |
次に、松井証券での信用評価損益率の調べ方を紹介します。最新の信用評価損益率は、松井証券の口座開設が必要です。まだ松井証券の口座を持っていない方は、口座開設しておきましょう。最短で翌日に口座開設が完了します。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
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松井証券の口座開設を持っている方や、口座開設が完了した方は、松井証券にログインしてください。ログイン後のページで、『情報検索』をクリックしてください。
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次に、『信用評価損益率』をクリックしてください
以上の2ステップで、「信用評価損益率」が見られます。
さらに、Excelファイルをダウンロードすれば、2013年1月以降の信用評価損益率や、そのグラフもチェックできます。
★信用評価損益率をチェックすると、天井や底入れのサインがわかるので、うまく使いこなせば、売買タイミングのヒントとなります。(松井証券に口座開設をしている人のみの特権です)
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。