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現引きとは、どういう意味ですか?

読者からのお悩み

現引きとは、どういう意味ですか?メリットが分かりませんが、どんな時に現引きを使うとよいですか?

管理人ひっきーからの回答

現引きとは、信用取引で買い建てた株を現物株にすることを意味します。通常は信用取引で買い建てた株は、反対売買によって決済しますが、現金を用意することで現物株に交換することができます。ちなみに、現引きにかかる手数料は無料です。

現引の解説

(出典:岡三オンライン証券

●現引きする2つのメリット

①信用取引の中でも、制度信用取引で買い建てていた株が6か月の期限を迎えたとき、通常は決済しなければなりませんが、そのまま持ち続けたいときに現引きして現物株にすることで、そのままのポジションをキープできます。例えば、「資金不足で信用取引を使って売買をしていたが、資金余力に余裕ができたので現引きをする」という使い方はかしこいですね。

売買手数料が割安な信用取引を使って買い建てをした後、すぐに現引きすることで、売買にかかるコストを減らすことができます。ただし、信用取引の手数料が現物取引よりも割安である条件が必要なので、念のため手数料体系の確認をしてください。信用取引で取引すると手数料が安くなるカラクリは、証券会社側が信用取引の金利収入をあてにしているので、比較的安い手数料にしても元が取れるという裏事情があります。

<現物取引と信用取引の手数料比較>

例として、SBI証券のアクティブプランで、現物取引と信用取引の手数料を比較してみましょう。下表を見ると、20万円までの株なら現物取引が安く、20万円以上の株なら信用取引が安くなります。例えば、50万円の株を信用取引で買った場合、現物取引に比べて手数料が190円安くなります。

※1日の売買代金合計額に対して手数料が決まるプラン

SBI証券のアクティブプラン (2019年8月現在)
1日の取引金額 現物取引 信用取引 信用 - 現物
~10万円 0円 0円 0円
~20万円 191円 239円 +48円
~30万円 286円 239円 -47円
~50万円 429円 239円 -190円
~100万円 762円 477円 -192円
以降100万円
増加ごとに
400円ずつ増加 400円ずつ増加 -192円

※上記の手数料は税抜きです

証券会社の中でも、SMBC日興証券信用取引の売買手数料が無料なので、多少手間がかかっても、手数料にこだわりたい方にはおすすめの証券会社です。(※ただし、1日分の金利はかかります。計算すると、10万円の株で1日7円くらいです。計算式:7円≒10万円×2.5%÷365日)

現引きのやり方は、「SMBC日興証券を使って、「現引き」で手数料をお得にする方法!」で、実際の画像を載せて紹介しています。ご参考にしてください。

豆情報!

「信用買い建て→現物株」(現引き)はできますが、逆の「現物株→信用買い建て」はできないルールになっているので、気を付けてください。どうしても信用買い建てで保有したい場合には、一旦、現物株を売って信用取引で買いなおしてください。

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管理人ひっきーのプロフィール

・投資歴14年の株初心者アドバイザー
・2005年からの投資成績+2億円突破
・ファイナンシャルプランナーの資格あり

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