制度信用取引で建玉が6か月を超えるとどうなりますか?
制度信用取引を使って、株取引をおこなっていますが、「6か月以内に建玉を返済する」義務があったかと思います。もし、この期間を超えて建玉を保有し続けた場合、どうなってしまうのでしょうか?
相談者の方がおっしゃるとおり、制度信用取引を使った場合は、6か月以内に決済(反対売買や現引など)をしなければならないルールになっています。返済期日までに、決済をうっかり忘れてしまった場合は、基本的には反対売買による強制的な決済となります。
例えば、楽天証券の場合ですと、オペレーターによる反対売買がおこなわれて、強制的に決済がなされます。取引手数料は「オペレーター経由の手数料(電話注文)+消費税」となり、通常のネット注文と比べると割高になってしまいます。処理の仕方や手数料は、証券会社によって異なる可能性があるので、ご利用の証券会社にお問い合わせください。
返済期日を気にせずに、長く建玉を保有したい場合には、「制度信用取引」ではなく「一般信用取引」をおすすめします。6か月以内の決済義務はなく、期間は無制限でできます。両者の違いは、一般信用取引と制度信用取引の違いで詳しく解説しているので、参考にしてください。
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。