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【半導体関連株・銘柄まとめ】半導体サイクルやSOX指数に注目!今後の見通しを解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年3月18日

半導体とは、電気を通す「導体」と、電気を通さない「絶縁体」の中間的な性質を持つ電子部品です。スマホやエアコンなどの身近な家電製品をはじめ、車、工場の機械など、あらゆる製品に使われています。

EV(電気自動車)や5G(第5世代移動通信システム)、IoT(モノへのインターネット接続)やAI(人工知能)など、社会経済全体のデジタル化に伴い、半導体の需要はますます高まっていくでしょう。

この記事では、半導体関連の人気銘柄10社、今後の見通しなど、半導体関連株について幅広く解説するので、ぜひ参考にしてください。

なお、半導体関連の投資信託については、やさしい投資信託のはじめ方で紹介しています。

半導体株投資は半導体サイクル・SOX指数を要チェック

半導体関連株は、半導体産業が成長産業であることから「成長株(グロース株)」です。ただし、在庫や株価には景気の影響が真っ先に現れるため、シクリカル株としても扱われます。

シクリカル株とは、景気に合わせて株価が上がったり下がったりする銘柄のことです。景気は拡大と悪化を繰り返し循環する特性があるため、シクリカル株の株価も、上昇と下降を繰り返し循環します。

シクリカル株

半導体産業は、「半導体サイクル」と呼ばれる4年周期の景気循環を繰り返しながら成長しています。日本の半導体関連銘柄は、このサイクルを表す世界の半導体出荷額や、「SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)」に影響されるのが特徴です。

SOX指数は、米国の半導体関連の主要30銘柄が構成する株価指数ですが、日本の半導体関連株とも連動しています。半導体市場はグローバル化しているので、米国の会社が置かれている状況は日本の会社にとってもほぼ同じと言えるからです。

そのため、半導体株へ投資する際は、半導体市場の動向はもちろん、景気やSOX指数などにも目を向ける必要があります。

半導体関連株・銘柄一覧

ここではピックアップした10銘柄を、事業内容株価指標配当の4つの切り口で比較できるようにまとめました。タブをタップクリックすると表示内容が切り替わるので、気になるポイントから確認してみてください。

銘柄名
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事業内容
SUMCO
(3436)
半導体材料のシリコンウエーハ専業メーカー。300mmウエーハまで展開する世界大手で、AI向けを含む中長期需要の回復が注目されています。
イビデン
(4062)
電子部品メーカー。ICパッケージ基板が主力で、AIサーバー向け高機能基板の需要拡大に対応。2025年10月から大野事業場で量産稼働を順次始めています。
信越化学工業
(4063)
大手化学メーカー。シリコンウエーハ世界大手で、300mmやSOIウエーハなど先端分野に強みがあります。半導体材料の中核銘柄として注目されます。
富士電機
(6504)
大手電機メーカー。パワー半導体が成長分野で、再エネ・産業機器向けを含む製品群を拡充。SiCモジュールは2026年度4Qの量産予定です。
ルネサスエレクトロニクス
(6723)
マイコンを軸に、アナログ・パワー製品まで幅広く展開する国内半導体大手。2025年にはAIサーバーやEV充電向けの650V GaNパワー半導体を量産開始しました。
銘柄名
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事業内容
ソニーグループ
(6758)
世界的な総合電機メーカー。半導体ではイメージセンサーが主力で、モバイル・車載・産業向けに展開。ソニーセミコンダクタソリューションズは同分野で世界シェア首位です。
アドバンテスト
(6857)
半導体試験装置の世界最大手。AI向け高性能半導体の増加でテスト需要の追い風が続きやすく、海外売上高比率が9割を超えるグローバル企業です。
ディスコ
(6146)
半導体・電子部品向けの精密加工装置と加工ツールを手がける専業大手。半導体の「切る・削る・磨く」工程で存在感が高く、先端半導体の増産局面で注目されやすい銘柄です。
キオクシアホールディングス
(285A)
NAND型フラッシュメモリとSSDを主力とするメモリ大手。スマホ、PC、データセンター向けに展開し、AI向けストレージ需要の拡大も注目点です。
東京エレクトロン
(8035)
半導体製造装置の世界大手。前工程の主要装置を幅広く手がけ、先端ロジック・メモリ投資の恩恵を受けやすい銘柄です。
銘柄名
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市場株価
4/13終値4月13日終値
前日比(円)前日比(%)
SUMCO
(3436)
東証P東証プライム2,154円+121円+5.93%
イビデン
(4062)
東証P東証プライム9,386円-502円-5.08%
信越化学工業
(4063)
東証P東証プライム6,662円+106円+1.62%
富士電機
(6504)
東証P東証プライム11,385円-10円-0.09%
ルネサスエレクトロニクス
(6723)
東証P東証プライム2,531円-126円-4.72%
銘柄名
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市場株価
4/13終値4月13日終値
前日比(円)前日比(%)
ソニーグループ
(6758)
東証P東証プライム3,251円-74円-2.23%
アドバンテスト
(6857)
東証P東証プライム24,880円-110円-0.44%
ディスコ
(6146)
東証P東証プライム67,370円+480円+0.72%
キオクシアホールディングス
(285A)
東証P東証プライム31,270円+1,130円+3.75%
東京エレクトロン
(8035)
東証P東証プライム42,460円-1,580円-3.59%

(2026年4月13日時点)

銘柄名
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時価
総額
クエスチョンマーク
時価総額(じかそうがく)とは、会社の価値を表す指標です。

時価総額が大きいほど、会社の価値が高いと判断ができます。
PERクエスチョンマーク
PER(株価収益率)は、「会社の利益と株価の関係」を表し、割安性を測る指標です。

「15倍」を下回ると、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえます。

(予想)
クエスチョンマーク
PBRクエスチョンマーク
PBR(株価純資産倍率)とは、「会社の純資産と株価の関係」を表し、PERと同様に株価の割安性を測る指標です。

一般的に、PBRが1倍を下回ると割安とされます。

(実績)
クエスチョンマーク
ROE
クエスチョンマーク
ROE(自己資本利益率)とは、企業の収益性を測る指標です。

一般的に「8%以上」だと投資する価値があると言われています。
自己
資本
比率
クエスチョンマーク
自己資本比率(じこしほんひりつ)とは、会社の財務健全性を調べる指標です。

総資産に対して、返済義務のない自己資本の割合を示し、一般的には30%以上が安定経営の目安とされています。
SUMCO
(3436)
7,542.8
億円
-1.3倍-2.01%51.3%
イビデン
(4062)
2.64
兆円
70.84倍4.83倍6.84%45.3%
信越化学工業
(4063)
13.22
兆円
26.69倍2.89倍11.98%82.6%
富士電機
(6504)
1.70
兆円
18.85倍2.23倍14.25%52.7%
ルネサスエレクトロニクス
(6723)
4.73
兆円
-1.88倍-2.08%58.5%
銘柄名
クリックタップで最新チャート)
時価
総額
クエスチョンマーク
時価総額(じかそうがく)とは、会社の価値を表す指標です。

時価総額が大きいほど、会社の価値が高いと判断ができます。
PERクエスチョンマーク
PER(株価収益率)は、「会社の利益と株価の関係」を表し、割安性を測る指標です。

「15倍」を下回ると、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえます。

(予想)
クエスチョンマーク
PBRクエスチョンマーク
PBR(株価純資産倍率)とは、「会社の純資産と株価の関係」を表し、PERと同様に株価の割安性を測る指標です。

一般的に、PBRが1倍を下回ると割安とされます。

(実績)
クエスチョンマーク
ROE
クエスチョンマーク
ROE(自己資本利益率)とは、企業の収益性を測る指標です。

一般的に「8%以上」だと投資する価値があると言われています。
自己
資本
比率
クエスチョンマーク
自己資本比率(じこしほんひりつ)とは、会社の財務健全性を調べる指標です。

総資産に対して、返済義務のない自己資本の割合を示し、一般的には30%以上が安定経営の目安とされています。
ソニーグループ
(6758)
19.99
兆円
17.23倍2.38倍14.48%23.2%
アドバンテスト
(6857)
18.21
兆円
55.26倍26.8倍34.38%59.3%
ディスコ
(6146)
7.31
兆円
57.79倍13.5倍27.64%75.1%
キオクシアホールディングス
(285A)
17.06
兆円
37.23倍17.4倍45.88%25.3%
東京エレクトロン
(8035)
20.03
兆円
35.38倍9.82倍30.34%70.1%

(2026年4月13日時点)

銘柄名
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配当
利回り
(予想)
クエスチョンマーク
配当利回り(予想)とは、株価に対して、1年間にもらえそうな配当の割合です。

例えば、株価1,000円で予想配当金が10円なら、配当利回り(予想)は1%になります。
1株配当
(予想)
クエスチョンマーク
1株配当(予想)とは、1株あたりに年間でもらえそうな配当金です。

予想配当金を発行済株式数で割って算出されます。
配当
性向
クエスチョンマーク
配当性向は、会社が稼いだ利益から、どれくらいの金額が配当に回ったかを示す指標です。

例えば、配当10円で1株あたりの利益が100円なら配当性向は10%となります。

高ければ高いほどよいというわけではなく、経営とのバランスが重要です。
DOE
クエスチョンマーク
DOE(株主資本配当率)とは、株主資本に対して、どれくらい配当の支払いがあるかを示す割合です。高配当株として評価されるのは、4~5%以上が目安となります。
連続増配
クエスチョンマーク
連続増配とは、毎年、配当金を増やし続けている状態のことです。

連続増配年数が長いほど、安定して利益を出し、株主還元に積極的な企業と見られます。
SUMCO
(3436)
---59.52%--
イビデン
(4062)
0.27%25円16.58%1.44%-
信越化学工業
(4063)
1.59%106円39.33%4.52%-
富士電機
(6504)
--24.90%-5期
ルネサスエレクトロニクス
(6723)
---97.73%--
銘柄名
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配当
利回り
(予想)
クエスチョンマーク
配当利回り(予想)とは、株価に対して、1年間にもらえそうな配当の割合です。

例えば、株価1,000円で予想配当金が10円なら、配当利回り(予想)は1%になります。
1株配当
(予想)
クエスチョンマーク
1株配当(予想)とは、1株あたりに年間でもらえそうな配当金です。

予想配当金を発行済株式数で割って算出されます。
配当
性向
クエスチョンマーク
配当性向は、会社が稼いだ利益から、どれくらいの金額が配当に回ったかを示す指標です。

例えば、配当10円で1株あたりの利益が100円なら配当性向は10%となります。

高ければ高いほどよいというわけではなく、経営とのバランスが重要です。
DOE
クエスチョンマーク
DOE(株主資本配当率)とは、株主資本に対して、どれくらい配当の支払いがあるかを示す割合です。高配当株として評価されるのは、4~5%以上が目安となります。
連続増配
クエスチョンマーク
連続増配とは、毎年、配当金を増やし続けている状態のことです。

連続増配年数が長いほど、安定して利益を出し、株主還元に積極的な企業と見られます。
ソニーグループ
(6758)
0.69%22.42円10.60%1.69%8期
アドバンテスト
(6857)
--17.84%-5期
ディスコ
(6146)
0.65%437円36.12%9.65%6期
キオクシアホールディングス
(285A)
0%0円---
東京エレクトロン
(8035)
1.42%601円50.07%15.41%-

(2026年4月13日時点)

半導体関連株・銘柄の見通し

半導体関連株全体の見通しを「良い・普通・悪い」で表すと、「良い」寄りです。世界市場ではAIサーバー、クラウド、メモリ需要の回復が続いている一方、日本では銘柄ごとの差が大きく、装置・検査・材料・先端実装など競争力の高い分野への注目が集まりやすいと考えられます。

世界の半導体市場は、2025年に7,960億ドル、2026年には9,750億ドルと急拡大し、「1兆ドル市場」が視野に入っています。さらに中長期では、生成AIやデータセンター、EV(電気自動車)、再生可能エネルギーの普及を背景に、半導体需要は継続的な拡大が見込まれているのです。

特にAI分野では、高性能GPUやメモリ(HBM)などの需要が急増しており、半導体は「ITインフラのコア」としての重要性を一段と高めています。また、自動車の電動化や電力制御の高度化により、パワー半導体の市場も拡大が続くと考えられます。

一方で日本地域は、2025年実績で前年比4.3%減、2026年も4%減見通しとされており、地域全体では伸び悩みも見られます。ただし、製造装置、検査装置、材料、先端パッケージなどの分野では国際競争力の高い企業が多く、銘柄ごとの選別が重要な局面といえます。

参考:Global Semiconductor Market grows 26% in 2025 to $796BGlobal Semiconductor Market Approaches USD 1 Trillion in 2026(WSTS)

それでは、半導体関連の見通しについてポイントを挙げていきます。

AI需要が追い風

足元の半導体市場は、生成AIの普及にともなうデータセンター投資や、高性能メモリ需要が大きなけん引役になっています。

また、経済産業省(METI)は生成AIの急拡大にともなう計算需要の増加を背景に、半導体・データセンターなどのエコシステム構築を進めているのも注目したいです。政府による支援は設備投資や国内生産の拡大につながる可能性があり、半導体関連株にとって政策面の追い風と考えられます。

参考:Global Semiconductor Market grows 26% in 2025 to $796B(WSTS)、情報処理の促進に関する法律(経済産業省)

日本企業は装置・材料・基板に強み

日本の半導体市場全体は地域統計でみると強弱が分かれるものの、個別企業では装置、材料、基板といった分野に競争力の高い企業が多いです。たとえば、シリコンウエーハでは信越化学工業(4063)とSUMCO(3436)、検査装置ではアドバンテスト(6857)、製造装置では東京エレクトロン(8035)やディスコ(6146)が注目されます。

SEMIによれば、2025年の世界シリコンウエハー出荷面積は前年比5.8%増でした。AI向け需要が材料分野にも波及しているとみられます。

参考:SEMI Reports 2025 Annual Worldwide Silicon Wafer Shipments and Revenue Results(SEMI)

先端実装とメモリも注目分野

AI向け半導体では、チップそのものだけでなく、先端パッケージ基板や高性能メモリの重要性も高まっています。イビデン(4062)はAIサーバー向け基板の量産拠点を立ち上げ、キオクシアホールディングス(285A)はNAND型フラッシュメモリやSSDでデータセンター需要の恩恵を受ける可能性があります。

イビデンは2025年10月に大野事業場でAIサーバー向け製品の量産を順次開始しました。キオクシアはフラッシュメモリとSSDのリーディングカンパニーとして、AI市場向け新技術・新製品開発にも取り組んでいます。

参考:Moving on to our New Stage 115 Plan(イビデン)、Corporate Profile(キオクシアホールディングス)

見通しは明るいが、値動きは大きくなりやすい

半導体関連は中長期では成長期待を持ちやすい一方、設備投資の増減、メモリ市況、米中摩擦、為替、AI投資の強弱で株価の振れ幅が大きくなりやすいテーマです。テーマ買いだけでなく、各社の主戦場が「前工程」「後工程」「材料」「メモリ」「センサー」のどこにあるかを見ておくことが大切です。

注意

記載の見通しは、当サイト編集部の見解なので、結果を保証するものではありません。いかなる不利益が生じた際にも当サイトは一切の責任を負いませんので、すべてにおける最終判断はご自身でおこなってください。

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まとめ

このページでは、半導体株の概要や人気銘柄10社、今後の見通しなど、半導体関連株について幅広く解説しました。足元では半導体景気には減速が見られますが、AIやEV向けを中心に中長期的な見通しは明るいです。

注意すべきは、米中対立の悪化をめぐり、半導体産業に各国の政策が大きく関わるようになっている点です。 半導体関連株の先行きを見極めるために、半導体サイクルと出荷額、各社の業績に併せて、取引先や拠点がかかわる国々の方針や政治動向を見逃さないようにしましょう。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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