【メタバース関連株・銘柄まとめ】メタバース投資は5Gの普及がカギ!今後の見通しを解説

メタバースとは、仮想空間あるいは現実と融合した空間でさまざまな社会経済活動ができる仕組みやサービス、概念を指します。例えば「フォートナイト」は仮想空間において、「ポケモンGO」は現実の風景とデジタル画像をミックスした空間でプレイするゲームです。

これらのゲームで知られるメタバースの技術は、3D画像を多用する建設、製造、医療をはじめSNS、小売や教育など多くの場面で実用化が進んでいます。身近なところでは、アバター(仮想空間上のキャラクター)や3D画像のヒトが会議に出席するといったサービスが、すでに実装されているのです。

近い将来、仮想店舗で三次元の商品を手に取ったり、自宅に居ながらスポーツを気軽に楽しんだりできるようになるかもしれません。ただし、これらの実現には5G以上の高速・大容量通信や、高度な受信設備の普及が必要です。私たちがメタバースをいつでもどこでも利用できる時代の到来は、5Gの導入・定着がカギを握っています。

この記事では、メタバース関連株・関連銘柄や、今後の見通しを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2022年7月15日

メタバース関連株・銘柄一覧

ここではメタバース関連株として、通信、ゲーム、SNS、広告の各銘柄を取り上げています。

通信からはKDDI(9433)ソフトバンクグループ(9984)を、ゲーム関連からはトーセ(4728)ソニーグループ(6758)任天堂(7974)スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)の4社を選びました。

SNSからはミクシィ(2121)を、広告業界からは国内首位でメタバースに積極的な電通グループ(4324)をピックアップしています。グリー(3632)サイバーエージェント(4751)は、ゲームや映像メディアなどのコンテンツ、ネット広告、関連投資を総合的に事業展開する会社として選択しました。

メタバースの普及には 半導体、画像センサー、通信技術やVR(仮想現実)ヘッドセットなどハード面の向上も欠かせませんが、これらの業種は一般にメタバースを事業としていないので、今回の選定対象からは外しております。

銘柄名
クリックタップで最新株価)
事業内容
ミクシィ
(2121)
SNSのほか、ゲーム事業やスポーツ関連の映像ビジネスを展開。日本版SNSの老舗だが、近年は海外発のSNSにシェアを奪われている。スマートフォン用のゲームアプリ「モンスターストライク」がヒット。2022年10月に社名をMIXIに変更する予定。
グリー
(3632)
SNSの運営会社として創業。ゲーム・メタバース、広告・メディア、ベンチャー投資が事業の柱。参加者との交流が楽しめるバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」が海外で人気。同名のバーチャルイベントのプラットフォームを法人向けに提供。
電通グループ
(4324)
広告代理店国内首位。「東京ゲームショウVR2021」で3D広告を実証実験。仮想空間でのVR(仮想現実)広告や、メタバースのプラットフォームを活用する仮想イベント事業の販売に乗り出す。
トーセ
(4728)
ゲーム受託開発大手。「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」の各シリーズや「スプラトゥーン2」などの2千超のタイトルの開発にかかわる。メタバースを利用した企画提案・開発にも積極的。2022年4月にANAグループと提携し京都市のバーチャルシティを構築。
サイバーエージェント
(4751)
メディア、インターネット広告、ゲームの3つを主要事業とし、ベンチャー投資・育成も手がける。国内最大規模のブログサービスAmeba(アメーバ)を運営。ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」がヒット。
ソニーグループ
(6758)
世界的な総合電機メーカー。ゲーム、音楽、映画に強み。ハイエンドゲーム機PlayStation5向けのVRヘッドセット(PS VR2)の発売が予定されており、人気ゲームのラインナップが待たれる。2022年度の経営方針では、今後の成長領域としてメタバースとモビリティ(車のネットワーク化)を挙げている。
任天堂
(7974)
マリオで有名な世界的ゲームメーカー。ゲーム上の通貨を利用した仮想生活ゲーム「あつまれ どうぶつの森」がコロナ禍で人気を博した。3D画像を使ったゲーム機の開発は90年代にさかのぼるが、メタバース時代の本格到来を前に人気ゲーム機Switchのハイスペック化が課題となりそうだ。
KDDI
(9433)
大手通信会社。通信とITソリューションが事業の中心。近年は決済サービスなどの金融事業の利益が拡大。新中期経営戦略で5Gプラットフォーム構築に注力。都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」がコロナ禍で話題を呼んだ。2022年7月に大規模通信障害が発生し株価が下落する場面があった。
スクウェア・エニックス・ホールディングス
(9684)
RPG(キャラクター育成ゲーム)で知られるゲームメーカー。人気ゲーム「ドラゴンクエスト」に続き「ファイナルファンタジー」を3D・オンライン化して多人数同時接続を可能にし、ゲーム上の社会経済活動を実現した。AIを積極活用。中期事業戦略でメタバースを重点テーマと位置づけている
ソフトバンクグループ
(9984)
傘下の事業会社にLINE、ヤフー、携帯キャリア、ソフトウェアメーカーを持つ資産運用会社。AI(人工知能)やAR(拡張現実)などの技術開発をグループ会社が手がける。メタバースの関連企業にも積極投資。同社の業績と株価は、事業業績よりも投資運用成績に左右される。

メタバース関連株・関連銘柄の見通し

メタバース関連株の見通しを「良い・普通・悪い」で表すと、「良い」と言えます。政府の後押しもあり、メタバースの導入や定着に必要となる「5G」の環境が整いつつあるからです。

5G(ファイブジー)とは、「5th Generation」の略称で、携帯電話などに用いられる次世代通信規格の5世代目です。高速大容量、多数同時接続、低遅延通信などが実現されます。

5Gへの移行で携帯料金の値上げが実現し、低価格路線が修正されれば、KDDI(9433)ソフトバンクグループ(9984)の事業利益の増加が期待できます。

また、通信の完全5G化を前に、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)は、仮想の社会・経済圏を体験できるゲーム「ザ・サンドボックス」に出資し、自社ゲームのアイテムやキャラクターの利用提供を開始。「ザ・サンドボックス」にはソフトバンクグループ(9984)も出資しており、仮想空間上の土地の高額取引が話題となりました。

ザサンドボックス

(出典:THE SANDBOX

ゲーム上の資産が高騰した類似のゲームに「セカンドライフ」がありますが、2003年リリース当時の通信速度は遅かったため使い勝手が悪く、人気は長続きしませんでした。この「セカンドライフ」に制作協力した歴史を持つトーセ(4728)は、近年、改めてメタバース事業に意欲を示しています。

メタバースの社会・経済圏を作るためには、多くの参加者が必要です。SNSやブログなどのコミュニティを持つミクシィ(2121)グリー(3632)サイバーエージェント(4751)や、LINEを傘下に持つソフトバンクグループ(9984)には、メタバース関連事業の一層の拡大が期待できます。

これらの各会員は、仮想空間での交流がすで実現しており、 このような仮想空間が増えると、そこに広告を出して自社の製品やサービスを宣伝しようとする会社も出てくるでしょう。広告大手の電通グループ(4324)は、仮想空間の広告枠の販売に乗り出しています。テレビや新聞、検索エンジン、SNS、You Tubeといった従来のチャネルに仮想空間が広告媒体として加わり、新たなビジネスチャンスが広がりつつあるのです。

※記載の見通しは、当サイト編集部の見解なので、結果を保証するものではありません。いかなる不利益が生じた際にも当サイトは一切の責任を負いませんので、すべてにおける最終判断はご自身でおこなってください。

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まとめ

米マッキンゼー・アンド・カンパニーによれば、現在0.3兆ドルのメタバースの市場規模は2030年までに5兆ドルに達する可能性があるとしています※1

※1 参考:Value creation in the metaverse(米マッキンゼー・アンド・カンパニー)

また、スウェーデンのエリクソン社の予測では、世界のモバイルデータの通信量は2027年までに2021年末比で4.2倍に増え、その主役は5Gがけん引するメタバースIoT(家電や車などあらゆるモノへのインターネット接続)であるとしています※2

※2 参考:Mobile data traffic outlook(エリクソン社)

日本においても、5Gの人口カバー率を2023年度末までに95%へ引き上げることを岸田政権が「デジタル田園都市国家構想」の目標に掲げており、今まさに、メタバースに追い風が吹いているのです。

今後の焦点はどの会社のプラットホームがメタバース市場を制するかですが、PC、スマートフォンやSNSなどと同様、米国の会社が最終的にリードすることになる可能性が高いでしょう。