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ナイトタイムエコノミー関連株まとめ

株式市場で注目を集める、ナイトタイムエコノミー関連株をまとめました。

ナイトタイムエコノミーとは、夜間の経済活動のことです。別名「夜間市場」と呼ばれ、午後8時~午前3時がそれに当たります。ナイトタイムエコノミーが注目されるようになった背景には、訪日外国人が日本の夜の観光に不満を抱いていることがあります。

日本では、訪日外国人に向けて不満があるかアンケートを取っていますが、そのアンケート結果を見ると「バーやクラブ、ナイトマーケットなどの夜の観光が少ない」という不満が上位にランクインしているのです。

この結果を受け、日本政府は訪日外国人向けに深夜営業するお店を増やし始めました。訪日外国人の満足度アップと、日本経済のさらなる成長や地域活性化に役立てるのが目的です。ナイトタイムエコノミーが広まることによる経済効果は80兆円とも言われており、日本がさらに成長するための起爆剤になりそうです。

ナイトタイムエコノミー関連株には、首都圏を中心にコンセプトレストランを展開している「DDホールディングス(3073)」、英国風パブを展開する「ハブ(3030)」、名古屋を中心に飲食店を展開する「ジェイグループHD(3063)」、複合レジャー施設を運営する「ラウンドワン(4680)」があります。

関連株・銘柄一覧

銘柄名
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事業内容
DDホールディングス(3073) 首都圏を中心にコンセプトレストランを展開している会社。『九州熱中屋』『わらやき屋』をはじめとする居酒屋のほか、訪日外国人に人気となっているビリヤードやダーツなどを楽しめるカフェ『KAWAII MONSTER CAFE』を運営している。夕食後からホテルに帰るまでの遊び場としての利用が見込まれている。
ハブ(3030) 首都圏を中心に英国風パブ『HUB』やウイスキー主体のバー『82』を展開している会社。夕食後の2軒目やスポーツバーとしての需要があるため、日本人はもちろん訪日外国人にも利用されている。
ジェイグループHD(3063) 名古屋を中心に居酒屋『芋蔵』や『ほっこり』を展開している会社。焼酎や日本酒など日本ならではのお酒を揃えたお店を展開しているため、訪日外国人の増加によって人気が高まると考えられる。
ラウンドワン(4680) 複合レジャー施設『ラウンドワン』を運営している会社。ボウリングやダーツ、ビリヤード、ゲームセンターなど複数のエンタメ施設を備えている。深夜営業もおこなっているため、訪日観光客の夕食後の夜遊び需要を取り込むことができる。
富士急行(9010) 富士山周辺に鉄道路線や別荘、リゾート施設を運営している会社。富士急ハイランドが主力で、絶叫アトラクションを体験すべく日本人をはじめ訪日外国人が訪れている。
伊豆シャボテンリゾート(6819) 伊豆で『伊豆シャボテン公園』などを運営している会社。2017年冬には、立体感のある「立体験型イルミネーション」を展開し、訪日外国人による夜の観光需要を取り込んでいる。また、2017年に全国イルミネーションランキングで1位を獲得した。
東京都競馬(9672) 大井競馬場や伊勢崎オートレース場の賃貸が主力の会社。遊園地『東京サマーランド』も運営している。競馬場では「ナイター競馬」を運営しており、訪日外国人の夜のエンタメ需要を取り込んでいる。
 

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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