中長期投資に向くような業績が安定している株を見つけたのですが、毎日株価が変動して、いつのタイミングで買ったらよいのかわかりません。

結論としては、中長期的に伸びている会社は、基本的には「いつ買ってもよい」です。というのは、タイミングを気にしていたらいつまでたっても買えないからです。売上や利益が継続的に伸びている会社は、長く保有していると2倍、3倍と株価が上がることはザラにあるので、日々の小さな株価変動は無視して買っても大丈夫です。

しかし、以下に当てはまるタイミングでの購入は避けたほうが無難です。

短期的に急騰している株

急騰している株は、急落する可能性があります。急騰している理由にもよりますが、短期筋（たんきすじ）の資金が入っていることがあるので、逃げ足が速いです。株価が一旦落ち着いてから買うとよいでしょう。例を挙げると、連日「株価上昇ランキング」に入るような株をあわてて購入することは控えましょう。

（出典：SBI証券）

業績が不調になった株

業績の下方修正、来期予想がよくない、赤字転落など、あきらかに業績がよくない傾向が見える株は、初心者が買うタイミングではありません。業績の良くない株は、株価のリバウンドも期待できないので、購入を見送りましょう。ただし、台風や猛暑、冷夏など、一時的な不調による株価下落は、その後回復する可能性もあります。

★初心者の方は、あまり購入タイミングを気にしなくてもよいですが、株式投資に慣れてきた中級者の方は、できるだけ安い株価で買う努力をすることをおすすめします。なぜなら、安く買えたほうがその後のリターンがよくなるからです。

サイト内の参考ページ

• 投資スタイルを決める（中長期投資について）
• 株価が上がる理由（株価変動要因）
• 株価が下がる理由

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