指値注文の有効期限は、最大何日くらいですか?
指値注文や逆指値注文をするとき、注文の有効期限をできるだけ長く設定したいのですが、最大何日まで指定できますか?
指値注文や逆指値注文の有効期限は、最大約1週間~1か月程度に設定されている場合が多く、証券会社によって異なります。長期投資の場合は、発注後、理想の株価になるまでじっくり待つことができるため、注文の有効期限が長いほうが、手間がかからず便利です。
証券会社ごとに、「指値注文・逆指値注文」の有効期限をまとめました。証券会社によって、設定できる最大日数が異なります。有効期限が長い順に並んでいますので、証券会社選びの参考にしてください。
証券会社名 (公式サイトへ) |
指値注文・逆指値注文の有効期限 |
---|---|
SMBC日興証券 | 翌月末まで(最長2か月間) |
楽天証券 | 30営業日※1 |
SBIネオトレード証券 | 30営業日※1 |
マネックス証券 | 30日間 |
DMM株 | 30日間 |
松井証券 | 1か月間※2 |
GMOクリック証券 | 1か月間※2 |
SBI証券 | 15営業日 |
auカブコム証券 | 3週間 |
岡三オンライン | 10営業日 |
野村證券 (野村ネット&コール) |
7営業日 |
(2024年4月時点)
※1 「営業日」とは、株式市場が開いている日です。土・日・祝日などを含まないため、注文期間は「30営業日>30日間」となります。
※2 「1か月間」は「30日間」とほぼ同じですが、2月のように1か月の日数が28日~29日と「30日間」より短い場合は、「30日間>1か月間」となります。
有効期限を最も長く設定できるのは、SMBC日興証券の“翌月末(最長2か月間)まで”です。他社に比べて、最大1か月分も長く、ダントツで1位です。続いて、楽天証券とSBIネオトレード証券が“30営業日”、マネックス証券とDMM株が“30日間”、松井証券とGMOクリック証券が“1か月間”となります。有効期限を重視する場合は、このあたりから選ぶと良いでしょう。
もし、上記の有効期限が過ぎても取引が成立しなかった場合は、その注文は失効となり、再び発注する必要があります。当然ですが、注文を出している株数が多いほど、すべての注文が成立するまでに時間がかかります。どうしても手に入れたい株は、「1,000円」、「990円」、「980円」のように、理想に近い株価付近で購入金額を分け、段階的に指値注文を出しておくのも一つの手です。
★せっかく指値注文を出していたのに、「気づいたら注文が失効していて、株を安く買えるチャンスを逃した」なんてことがあったらもったいないですね。機会損失を出さないためにも、再注文の手間を減らすためにも、今回ご紹介した注文の有効期限を参考に、できるだけ長く設定できる証券会社を選ぶのがおすすめです。
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。