IPO(新規公開株)の当選確率はどのくらいですか?
今年からIPO(新規公開株)に挑戦していますが、一度も当たりません。管理人さんは当たっているようですが、IPOの当選確率はどのくらいなのでしょうか?
公式に発表はされていないので、正確な数字を知ることはできません。しかし、「①申し込み順番の数字」と「②当選の割り当て本数」を比較することで、だいたいの当選確率を知ることができます。
まず、「①申し込み順番の数字」を知る方法はかんたんで、IPO申し込みの締切時間ギリギリに申し込んで、そこで割り当てられた数字を申し込み人数の合計としてカウントします。
「②当選の割り当て本数」は、各証券会社でIPOの割当方針(何%を抽選にするか?)が決められていて、それに従って計算することができます。割り当て数の多い証券会社では、10~15%程度を完全抽選に割り当てられます。つまり、上場時の目論見書に書いてある、各証券会社への割当数を参考に、10%を掛けたものが当選本数になります。
よって、とある証券会社の抽選に回る当選本数が仮に100本あり、申し込み人数が10,000人いた場合は、当選確率は1%(=100人÷10,000人)として計算できます。このようにして計算した結果、おおむねの当選確率は、1社あたり0.5~3%程度ではないかと見ています。この数字は、証券会社への割り当て数や銘柄の人気度、その時のIPO参加数によって大きく左右されることは言うまでもありません。
ブログなどを見ると、「確率以上によく当たっている人がいるぞ!」と思うかもしれません。これは、各証券会社ごとに当選のルールが異なり、申込金額の多い方が当たりやすくなっていたり、各証券会社からコツコツとマメに申し込んでいたりして、意識的に当選確率を上げようと行動をしているからです。
IPOは初値売りで儲かる確率が相当高いので、私は「当選確率3%なら、30回くらい申し込めば、1回くらい当たってくれるかな~?」というくらいの軽い気持ちで申し込んでいます。
★IPOの当選確率を上げるコツはIPO(新規公開株)の攻略法で詳しくまとめていますので、当選を狙いたい方は参考にしてください。
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投資歴18年目の株初心者アドバイザーです。2005年からの投資成績は+2億円を突破しました!2009年に発売した著書『はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本』は、累計59,000部のロングセラー。その他、数多くの金融系メディアにも寄稿しています。