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楽天証券で日経新聞(日経テレコン)を無料で読む裏ワザ

あまり広く知られていませんが、実は楽天証券の口座を開設するだけで、日本経済新聞を無料で読むことができます。日本経済新聞(以下、日経新聞)は、経済に関わる情報を効率良く得られるツールとして、多くの投資家に愛されている定番の新聞です。
購読中の人も、購読するか迷っている人も、気になるのはやはり毎月かかる料金ではないでしょうか?日経新聞は宅配で月額4,900円、電子版で月額4,277円と、毎月まとまったお金が必要です。投資に必要な経費とはいえ、継続的に支払うとなるとかなり大きな金額なので、少しでも安く(できれば無料で…)購読したいですよね。
そのような悩める投資家の救世主となるのが、楽天証券版『日経テレコン』です。楽天証券の口座を持っているだけで、スマホやタブレット、パソコンから、日経新聞の情報が無料で読めてしまいます!
主要証券会社の中で日経テレコンを無料利用できるのは、楽天証券のみです。楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録するだけで、もれなく現金3,000円がプレゼントされるキャンペーンも実施されているので、参加しておきましょう(~2023年12月29日まで)。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
通常の日経テレコンと楽天証券版は違いがある?
楽天証券を使って無料で読める日経テレコンの「楽天証券版」は、通常の日経テレコンと違いはあるのでしょうか。次の2項目を比較していきます。
では、それぞれ見ていきましょう。
【料金を比較】年間51,324円も節約できる
楽天証券版「日経テレコン」、通常の「日経テレコン」、「日経新聞」の利用料金を比較しました。
楽天証券版 | 通常の 日経テレコン |
日経新聞 電子版 (下段:新聞紙) |
|
---|---|---|---|
月額 | 0円 | 8,800円 +記事代金 |
4,277円 (4,900円) |
年額 | 0円 | 105,600円 +記事代金 |
51,324円 (58,800円) |
※税込み価格
上の表を見れば、違いは一目瞭然です。日経新聞だけを読むなら、楽天証券版の日経テレコンが圧倒的にお得。このサービスを使うことで、日経新聞(電子版)を購読した場合と比べると、月額4,277円、年額51,324円も節約することができます!つまり、年間約50,000円を投資資金に回せるということです。
また、日経新聞(電子版)には無料版がありますが、無料期間は1か月しかないので、2か月目には月額4277円が課金されてしまいます。楽天証券の口座があれば、日経テレコンから無料で日経新聞が読めるので、日経新聞(電子版)はいらないかもしれませんね。
ちなみに、通常の日経テレコンは、基本料金が毎月8,800円+初期費用17,600円がかかる上、それぞれの媒体の利用時に情報利用料金が発生します。高いですね…。もちろん、その分豊富な記事を見ることができますが、どちらかというと企業向けのサービスなので、個人で使うのはあまり現実的ではありません。
【読める媒体を比較】楽天証券版は厳選5媒体
日経テレコンの「楽天証券版」と通常の日経テレコンで読める媒体を比較します。
楽天証券版 | 通常の日経テレコン | |
---|---|---|
読める媒体 | ①日本経済新聞(朝刊・夕刊) ②日経プラスワン ③日経産業新聞 ④日経MJ(流通新聞) ⑤日経地方経済面 |
500超えの媒体 |
期間 | 過去1年分 | 過去40年分 |
通常の日経テレコンは、500以上の媒体を過去40年分さかのぼって読めるので、かなりの量の情報をチェックできます。しかし、なるべく厳選された情報を効率よく収集したい方にとっては「楽天証券版」で十分です。
過去1年分までならさかのぼって検索できますし、「日経速報ニュース」も読めるので、新鮮な情報もしっかりキャッチできます。これだけ読めれば、わざわざお金を払って通常の日経テレコンや日経新聞(日経電子版)を契約する必要はないかもしれませんね。
デメリットは「見やすさ」と「機能性」
楽天証券版の日経新聞は、すべて無料で読める代わりに、「見やすさ」や「機能性」は、あと一歩です。主に、下記2点が日経新聞(電子版)と比べて、やや劣る部分です。
- 直近3日分の新聞しか読めない
- 記事が文章だけのシンプル構成
楽天証券版「日経テレコン」では、日経新聞が直近3日間分しか読めません。通常の日経新聞(電子版)では、3か月前まで読み返すことができるので、この点はデメリットと言えるでしょう。ただ、【記事検索】機能を使えば、1年前までの関連記事を探して読むことができるので、こちらである程度カバーはできます。
読みやすさの観点でいうと、日経新聞(電子版)には、“新聞紙”を読んでいるような感覚で記事をチェックできる、『紙面ビューアー』という機能があります。楽天証券版「日経テレコン」にも、簡易的な紙面ビューアーは用意されていますが、記事ごとにPDFを開いて読む必要があります。これを毎回おこなうのはちょっと手間です。
基本的な使い方としては、メインで用意されている文章のみの記事を読み進めて、気になる記事だけ、PDFで画像や図解をチェックする流れになります。以下のような形式です。
<楽天証券版日経新聞の記事一覧(スマホ画面)>

<楽天証券版日経新聞の記事(スマホ画面)>

「iSPEED」とマーケットスピードで日経新聞(日経テレコン)が読める
楽天証券で日経新聞を読むには、まず楽天証券の口座を開設している必要あります。まだ口座を開設していない人は、楽天証券の公式ホームページから、口座開設をおこなってください。手順がわからない人は、下記のページを参考にしてください。実際の画像付きで、やさしく紹介しています。
楽天証券の口座開設サポートページ
- パソコンから口座開設 → 【楽天証券】口座開設の方法・取引までの流れ
- スマホから口座開設 → 【楽天証券】口座開設の方法・取引までの流れ(スマホ版)
楽天証券版「日経新聞」は、スマホ・タブレット(iPhone・iPad・Android)とパソコンで読めます。スマホ・タブレットの場合は、株取引アプリ「iSPEED(アイスピード)」、パソコンの場合は株取引ツール「マーケットスピードⅡ(またはマーケットスピード)」が必要です。
スマホ・タブレットの場合は元々無料で使えましたが、パソコンでも“2019年6月24日”から完全無料で使えるようになりました!これはかなりうれしいですね。
楽天証券で日経新聞(日経テレコン)はどこから読める?
スマホ・タブレットとパソコン、それぞれの読む手順を、実際の画像付きでわかりやすく紹介します。
まずはスマホ・タブレットの手順から見ていきましょう。
スマホ・タブレット(iPhone・iPad・Androidなど)で日経新聞を読む方法
あらかじめ、アプリ(iSPEED)のインストールが必要です。インストール手順は、「【楽天証券】株アプリiSPEEDの使い方(買い方・売り方)」で紹介しているので、参考にしてください。iPhone・iPad・Androidに対応しています※1。アマゾンの「Kindle Fire」をご利用の方も利用可能です。
※1 iSPEEDには、「iSPEED for iPad」というiPad専用のアプリがあるのですが、これには日経テレコンを読む機能がありません。そのため、iPadで日経テレコンを読むには「iSPEED for iPad」ではなく、iSPEEDをインストールするようにしてください。最新の対応表は「対応端末 / iSPEED for iPhone/Android」をご覧ください。
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「iSPEED」を開いたら、ご自身のログインIDとパスワードを入力し、『ログイン』をタップしてください。
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画面右下の『メニュー』アイコンをタップしてください。
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【マーケット】欄にある『日経テレコン』ボタンをタップしてください。
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「日経テレコン(楽天証券版)ご利用許諾条項」に目を通し、『同意する』をタップしてください。
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日経テレコンのニュース画面が出ますので、右上のメニューアイコン(横3本線)をタップして、『きょうの新聞』を選んでください。
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画面上部に、日付と媒体名(新聞の種類)が表示されています。媒体名が日本経済新聞朝刊になっているか、確認してください。今回は、他の媒体になっていると仮定して、変更をしてみます。媒体名の右側にある『変更』ボタンをタップしてください。
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媒体のリストが並んでいますので、『日本経済新聞朝刊』をタップしてください。
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その日の、日経新聞朝刊の記事一覧が、カテゴリーごとに分かれて表示されます。見たい記事にチェックを入れて、画面下に出てくる『本文を表示』をタップすると、選んだ記事を連続で読むことができます。カテゴリー内の記事をすべて見たい場合は、カテゴリーにチェックを入れてください。記事一覧にあるPDFアイコンをタップすると、簡易的な紙面ビュアー画面に移るので、こちらも興味があれば試してみてください。
パソコンで日経新聞を読む方法
お持ちのパソコンから、楽天証券にログインをしてください。ログイン後、画面右上にある『設定・変更』アイコンにカーソルを合わせると、各項目が表示されます。その中から『取引ツール・有料情報申込』をクリックしてください。
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取引ツールの利用申込画面が表示されますので、マーケットスピードの【申込状況】欄にある『申込』ボタンをクリックしてください。
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マーケットスピードの利用規定に目を通したら、『同意する』をクリックしてください。
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取引暗証番号を入力し、『申請』ボタンをクリックしてください。
※下の画面は利用期間3ヶ月となっていますが、2019年6月24日以降は無期限になりました(1年後に自動更新)。 -
これで、マーケットスピードの利用申請が完了しました。
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取引ツール「マーケットスピードⅡ※2」をダウンロードしてください(日経テレコンはマーケットスピードⅡから見られます)。ダウンロードは、トップページの右側にある「トレーディングツール欄>MARKETSPEED Ⅱ」からおこなえます。今回、ダウンロード手順は省略します。
※マーケットスピードⅡの推奨環境 は、「ご利用までの準備 | マーケットスピード II | 楽天証券のトレーディングツール」をご覧ください。
マーケットスピードⅡを起動するとログイン画面が出ますので、ログインIDとパスワードを入力し、『ログイン』をタップしてください。
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左メニューの『ニュース』をクリックして、その下にある『日経テレコン21』をクリックしてください。日経テレコン(楽天証券版)の利用許諾条項が表示されるので、目を通したら『同意する』をクリックしてください。
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画面上部の『きょうの新聞』をクリックしてください。
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その日の、日経新聞朝刊の記事一覧がカテゴリーごとに表示されます。見たい記事にチェックを入れて、画面上部の『本文を表示』をタップすると、選んだ記事を連続で読むことができます。「一面」や「総合・経済」など、カテゴリー内の記事をすべて見たい場合は、カテゴリーにチェックを入れて『本文を表示』をクリックしてください。
楽天証券の現金3,000円プレゼントキャンペーン

(出典:楽天証券)
楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録・入金をすれば、もれなく現金3,000円がプレゼントされます(~2023年12月29日まで)。詳しい手順は次のとおりです。
プレゼント内容 | 🎁3,000円 |
---|---|
プレゼント 受取手順 |
①楽天証券に口座開設 (楽天銀行の口座も同時開設できます) ②プログラムにエントリー ③マネーブリッジに登録(+1,000円) ④楽天銀行の口座に30,000円以上の入金(+2,000円) |
口座開設 締め切り |
~2023年12月29日まで |
入金締め切り | ~2024年1月31日まで |
口座開設とかんたんな登録作業、入金だけで現金3,000円がもらえるので、まだ楽天証券を持っていない方は、口座開設して現金を受け取りましょう。
楽天証券の申し込みページで口座開設をしてから、キャンペーンページでエントリーが必要なので注意してください。
口座開設締め切り(2023年12月29日)と入金締め切り(2024年1月31日)の間に、1か月の猶予があるので、まずは口座開設してキャンペーンにエントリーしておくといいでしょう。
楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っていない方や、口座開設からキャンペーンへのエントリー手順を確認したい方は「楽天証券と楽天銀行の同時開設キャンペーン!デメリットや順番・流れを解説」の記事を参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
DMM株では、「株式新聞Web」が無料で読めます!
もう1つ、お得な裏ワザ情報をご紹介します。
DMM.com証券が提供する株取引サービス「DMM株」にログインし、IDとパスワードを発行すると、多くの投資家が購読している「株式新聞(モーニングスター社発行)」のWeb版が、無料で読めるようになります!
「株式新聞Web」を初めて耳にする方もいるかもしれませんが、実は、日本の株式市場におけるニュースを70年間発信し続けている、歴史ある媒体です。注目を集める大型株の情報はもちろん、情報量が少ない中小型株や新興市場、IPOの情報が充実しているので、株式投資をされる方にとっては、かなり貴重な情報源です。 詳しくは、DMM株を使って株式新聞Webを“無料”で読む方法をご覧ください。
…いかがでしたか?今回は、日経新聞を無料で読む裏ワザについてご紹介しました。楽天証券の口座を開設するだけで、誰でも手軽に日経新聞の情報を得ることができます。特にこれから投資をはじめる人は、日経新聞を契約する前に、まずはこちらの無料サービスを試してみてくださいね。
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