楽天証券で個別株・ETFが定期買付・自動積立できる「かぶツミ®」!やり方やおすすめの使い方を解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2024年2月29日

楽天証券では、少額から国内個別株・ETFの定期買付・自動積立ができるサービス「かぶツミ®」がリリースされます。日経平均株価が急騰して日本株に大きな注目が集まる中、日本株特化のサービスがはじまるのはうれしいニュースですね。

国内株をコツコツ積み立てて、株主優待や配当金を狙ったり、投資手法の定石とも言える「ドルコスト平均法※1」を利用したり、特に資金が少ない投資初心者の方におすすめのサービスです。

※1 ドルコスト平均法とは、株などを買うときに、「定期的」に「一定金額分」を買っていく投資手法です。毎回、一定金額分を買うため、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買えます。

この記事では、楽天証券の「かぶツミ®」の魅力やおすすめの使い方について詳しく解説します。

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楽天証券で国内株・ETFが自動積立できる「かぶツミ®」とは

楽天証券で国内株・ETFが自動積立できる「かぶツミ®」

(出典:楽天証券

楽天証券の「かぶツミ®」とは、国内個別株・ETFを、1回あたり「3,000円~」もしくは「1株~」か自動積立できるサービスです。サービスの概要を表にまとめましたので、参考にしてください。

楽天証券の「かぶツミ®」の概要
項目概要
取扱銘柄楽天証券の全取扱銘柄
積立頻度毎月(1日~28日から選ぶ)
毎週(月曜~金曜から選ぶ)
積立方法金額指定(3,000円~)
株数指定(1株~)
取引口座特定口座、一般口座、NISA口座
取引サイト楽天証券のスマホサイトのみ
売買手数料無料※1 ※2
ポイント投資できる
(1ポイント=1円)
自動スイープできる
(楽天銀行との連携が必要)

※1 手数料コースを「ゼロコース」に変更する必要があります。
※2 単元未満株(1株~99株)の場合は、「かぶミニ®」の手数料やスプレッドが発生します。

楽天証券で取り扱っている全銘柄が積立の対象になっており、「毎月」もしくは「毎週」定期買付の設定ができます。金額指定だけでなく、株数指定もできるほか、楽天ポイント投資や自動スイープにも対応しており、機能性は抜群です。

国内個別株・ETFの定期買付・自動積立サービス比較

楽天証券以外のネット証券に「かぶツミ®」と同様のサービスはあるのか、あるなら機能性に違いがあるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。そこで、主要ネット証券を比較してみました。

楽天証券の「かぶツミ®」の概要
 楽天証券SBI証券auカブコム証券マネックス証券松井証券
国内個別株・ETFの積立○✕○✕✕

このように、そもそも主要ネット証券5社の中で同様の国内株積立サービスがあるのは、auカブコム証券だけです。楽天証券の「かぶツミ®」とauカブコム証券の「プレミアム積立」の違いについて、もう少し詳しく比較してみます。

「かぶツミ®」と「プレミアム積立」の比較
項目かぶツミ®プレミアム積立
積立方法◎
金額指定、株数指定
○
金額指定
最低積立金額○
3,000円~
(株数指定の場合は制限なし)
◎
500円~
単元株の積立○
できる
✕
できない
単元未満株の積立○
できる
○
できる
手数料
(単元株)
超割コース:最低55円~-
いちにち定額コース:約定金額100万円まで無料
手数料
(単元未満株)
無料※1
(買付・売却どちらも0.22%のスプレッドも発生)
買付時:無料
売却時:約定金額✕0.55%(税込)
ポイント利用○
楽天ポイント
○
Pontaポイント
自動入出金○
楽天銀行のみ
○
auじぶん銀行のみ※3

※1 手数料コースを「ゼロコース」に変更する必要があります。
※3 自動入出金はauじぶん銀行のみですが、自動引落は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、スルガ銀行にも対応しています。

かぶツミ®の注意点

楽天証券の「かぶツミ®」の注意点は次の4つです。

① 毎日積立はできない

「かぶツミ®」の積立頻度は、「毎月」か「毎週」のどちらかなので、毎日積立はできません。。楽天証券で毎日積立をしたい場合は、つみたてNISA口座で投資信託を積立する場合のみできます。

[証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)]は毎月1日~28日の中から選択できます。また、つみたてNISAの場合は毎日を選択できます。

出典:楽天証券(積立設定 操作ガイド)

② クレカ積立はできない

「かぶツミ®」は、楽天証券の口座に入金されているお金か、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」に入金されているお金を使って利用できます。楽天カードを使ったクレカ積立は、投信積立の決済のみ利用できるので、注意してください。

楽天証券のクレカ積立について詳しくは、グループサイト「やさしい投資信託のはじめ方」の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。

③ スマホサイトのみ対応(iSPEEDは取引不可)

「かぶツミ®」は、スマホサイトのみ対応しています。そのため、PCサイトやスマホアプリ「iSPEED」では利用できない点に注意してください。

④ フラクショナル投資ではない

「かぶツミ®」は、「金額指定」と「株数指定」での積立ができますが、これらどちらの場合もフラクショナル投資ができません。

フラクショナル投資は、購入したい銘柄の株価に関係なく投資金額を自由に指定して、0.99株以下で購入できる制度です。

例えば、株価10,000円の銘柄Aを、フラクショナル投資で「1,000円分購入する」と金額指定した場合、銘柄Aを0.1株分購入できます。このように、フラクショナル投資なら、資金力に関係なく株価が高い銘柄でも、少額から投資できるのです。

フラクショナル投資について詳しくは、「端株(はかぶ)とは?金額指定で端株を取引できる証券会社を紹介」を参考にしてください。

楽天証券で実施中のキャンペーン

マネーブリッジ

(出典:楽天証券

楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録をすれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされます(~2024年4月30日まで)。詳しい手順は次のとおりです。

プレゼント内容 🎁1,000円
プレゼント
受取手順
楽天証券に口座開設
(楽天銀行の口座も同時開設できます)
②プログラムにエントリー
③マネーブリッジに登録
口座開設
締め切り
2024年4月30日まで
エントリー締め切り 2024年5月31日まで

口座開設とかんたんな登録作業だけで現金1,000円がもらえるので、まだ楽天証券を持っていない方は、口座開設して現金を受け取りましょう。

楽天証券の申し込みページで口座開設をしてから、キャンペーンページでエントリーが必要なので注意してください。

口座開設締め切り(2024年4月30日)とエントリー締め切り(2024年5月31日)の間に、1か月の猶予があるので、まずは口座開設してキャンペーンにエントリーしておくといいでしょう。

楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っていない方や、口座開設からキャンペーンへのエントリー手順を確認したい方は「楽天証券と楽天銀行の同時開設キャンペーン!デメリットや順番・流れを解説」の記事を参考にしてください。

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

まとめ

この記事では、国内個別株・ETFの定期買付・自動積立サービス「かぶツミ®」について解説しました。うまく活用して、投資の幅を広げられるといいですね。

まだ楽天証券の口座を持っていない方は、現金1,000円がもらえるプレゼントキャンペーンへの参加も忘れないようにしましょう!

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会検定会員補を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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