楽天証券で個別株・ETFが定期買付・自動積立できる「かぶツミ®」!やり方やおすすめの使い方を解説
楽天証券では、少額から国内個別株・ETFの定期買付・自動積立ができるサービス「かぶツミ®」がリリースされます。日経平均株価が急騰して日本株に大きな注目が集まる中、日本株特化のサービスがはじまるのはうれしいニュースですね。
国内株をコツコツ積み立てて、株主優待や配当金を狙ったり、投資手法の定石とも言える「ドルコスト平均法※1」を利用したり、特に資金が少ない投資初心者の方におすすめのサービスです。
※1 ドルコスト平均法とは、株などを買うときに、「定期的」に「一定金額分」を買っていく投資手法です。毎回、一定金額分を買うため、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買えます。
この記事では、楽天証券の「かぶツミ®」の魅力やおすすめの使い方について詳しく解説します。
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楽天証券で国内株・ETFが自動積立できる「かぶツミ®」とは
(出典:楽天証券)
楽天証券の「かぶツミ®」とは、国内個別株・ETFを、1回あたり「3,000円~」もしくは「1株~」か自動積立できるサービスです。サービスの概要を表にまとめましたので、参考にしてください。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱銘柄 | 楽天証券の全取扱銘柄 |
積立頻度 | 毎月(1日~28日から選ぶ) 毎週(月曜~金曜から選ぶ) |
積立方法 | 金額指定(3,000円~)
株数指定(1株~) |
取引口座 | 特定口座、一般口座、NISA口座 |
取引サイト | 楽天証券のスマホサイトのみ |
売買手数料 | 無料※1 ※2 |
ポイント投資 | できる (1ポイント=1円) |
自動スイープ | できる (楽天銀行との連携が必要) |
※1 手数料コースを「ゼロコース」に変更する必要があります。
※2 単元未満株(1株~99株)の場合は、「かぶミニ®」の手数料やスプレッドが発生します。
楽天証券で取り扱っている全銘柄が積立の対象になっており、「毎月」もしくは「毎週」定期買付の設定ができます。金額指定だけでなく、株数指定もできるほか、楽天ポイント投資や自動スイープにも対応しており、機能性は抜群です。
国内個別株・ETFの定期買付・自動積立サービス比較
楽天証券以外のネット証券に「かぶツミ®」と同様のサービスはあるのか、あるなら機能性に違いがあるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。そこで、主要ネット証券を比較してみました。
楽天証券 | SBI証券 | auカブコム証券 | マネックス証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|---|
国内個別株・ETFの積立 |
このように、そもそも主要ネット証券5社の中で同様の国内株積立サービスがあるのは、auカブコム証券だけです。楽天証券の「かぶツミ®」とauカブコム証券の「プレミアム積立」の違いについて、もう少し詳しく比較してみます。
項目 | かぶツミ® | プレミアム積立 |
---|---|---|
積立方法 | 金額指定、株数指定 | 金額指定 |
最低積立金額 | 3,000円~ (株数指定の場合は制限なし) | 500円~ |
単元株の積立 | できる | できない |
単元未満株の積立 | できる | できる |
手数料 (単元株) | 超割コース:最低55円~ | - |
いちにち定額コース:約定金額100万円まで無料 | ||
手数料 (単元未満株) | 無料※1 (買付・売却どちらも0.22%のスプレッドも発生) | 買付時:無料 売却時:約定金額✕0.55%(税込) |
ポイント利用 | 楽天ポイント | Pontaポイント |
自動入出金 | 楽天銀行のみ | auじぶん銀行のみ※3 |
※1 手数料コースを「ゼロコース」に変更する必要があります。
※3 自動入出金はauじぶん銀行のみですが、自動引落は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、スルガ銀行にも対応しています。
かぶツミ®の注意点
楽天証券の「かぶツミ®」の注意点は次の4つです。
① 毎日積立はできない
「かぶツミ®」の積立頻度は、「毎月」か「毎週」のどちらかなので、毎日積立はできません。。楽天証券で毎日積立をしたい場合は、つみたてNISA口座で投資信託を積立する場合のみできます。
[証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)]は毎月1日~28日の中から選択できます。また、つみたてNISAの場合は毎日を選択できます。
出典:楽天証券(積立設定 操作ガイド)
② クレカ積立はできない
「かぶツミ®」は、楽天証券の口座に入金されているお金か、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」に入金されているお金を使って利用できます。楽天カードを使ったクレカ積立は、投信積立の決済のみ利用できるので、注意してください。
楽天証券のクレカ積立について詳しくは、グループサイト「やさしい投資信託のはじめ方」の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。
③ スマホサイトのみ対応(iSPEEDは取引不可)
「かぶツミ®」は、スマホサイトのみ対応しています。そのため、PCサイトやスマホアプリ「iSPEED」では利用できない点に注意してください。
④ フラクショナル投資ではない
「かぶツミ®」は、「金額指定」と「株数指定」での積立ができますが、これらどちらの場合もフラクショナル投資ができません。
フラクショナル投資は、購入したい銘柄の株価に関係なく投資金額を自由に指定して、0.99株以下で購入できる制度です。
例えば、株価10,000円の銘柄Aを、フラクショナル投資で「1,000円分購入する」と金額指定した場合、銘柄Aを0.1株分購入できます。このように、フラクショナル投資なら、資金力に関係なく株価が高い銘柄でも、少額から投資できるのです。
フラクショナル投資について詳しくは、「端株(はかぶ)とは?金額指定で端株を取引できる証券会社を紹介」を参考にしてください。
楽天証券で実施中のキャンペーン
(出典:楽天証券)
楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録をすれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされます(~2024年10月31日まで)。
さらに、楽天銀行の口座に10,000円以以上を入金するだけで、さらに現金1,000円がもらえます。詳しい手順は次のとおりです。
プレゼント内容 | 🎁2,000円 |
---|---|
プレゼント 受取手順 |
①楽天証券に口座開設 (楽天銀行の口座も同時開設できます) ②プログラムにエントリー ③マネーブリッジに登録(+1,000円) ④楽天銀行に10,000円以上入金(+1,000円) |
口座開設 締め切り |
~2024年10月31日まで |
エントリー締め切り | ~2024年11月29日まで |
口座開設とかんたんな登録作業、10,000円以上の入金だけで現金2,000円がもらえるので、まだ楽天証券を持っていない方は、口座開設して現金を受け取りましょう。
楽天証券の申し込みページで口座開設をしてから、キャンペーンページでエントリーが必要なので注意してください。
口座開設締め切り(2024年10月31日)とエントリー締め切り(2024年11月29日)の間に、1か月の猶予があるので、まずは口座開設してキャンペーンにエントリーしておくといいでしょう。
楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っていない方や、口座開設からキャンペーンへのエントリー手順を確認したい方は「楽天証券と楽天銀行の同時開設キャンペーン!申し込みはどっちが先?デメリットや順番・流れを解説」の記事を参考にしてください。
口座開設料・年会費などは一切かかりません。
まとめ
この記事では、国内個別株・ETFの定期買付・自動積立サービス「かぶツミ®」について解説しました。うまく活用して、投資の幅を広げられるといいですね。
まだ楽天証券の口座を持っていない方は、現金2,000円がもらえるプレゼントキャンペーンへの参加も忘れないようにしましょう!
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