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水素関連株・銘柄

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日:2026年10月15日

お知らせ
(2026年9月8日追加)NEDOは、ジャパンエンジンコーポレーションや川崎重工業などが参加する開発事業で、大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験に成功したと発表しました。試験では水素混焼率95%以上を達成し、従来の重油燃料エンジンと比較して温室効果ガスの排出量を95%以上削減しました。
※参考:大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験に成功|NEDO

株式市場で注目を集める、水素関連株をまとめました。

水素関連株とは、水素の製造や貯蔵、輸送、利用にかかわる企業の株です。水素は燃料として使用する際にCO2を排出しないため、自動車や船舶、発電所、工場などの脱炭素化に役立つエネルギーとして研究開発が進められています。ただし、水素を製造する際のCO2排出量は、原料や製造方法によって異なります。

日本では、燃料電池車「MIRAI」を販売するトヨタ自動車をはじめ、多くの企業が水素関連技術を開発しています。最近では乗用車だけでなく、商用トラックや大型船舶、工場での利用に向けた取り組みも具体化しています。

2026年には、トヨタ自動車といすゞ自動車が燃料電池小型トラックの共同開発を発表。また、9月には国内企業が開発する大型商船向け水素燃料エンジンの陸上運転試験の成功が公表されました。水素を「つくる・はこぶ・ためる・つかう」各分野で、企業の取り組みが進んでいます。

関連株には、水素の供給を手掛ける岩谷産業やENEOSホールディングス、水素を利用する発電設備を開発する三菱重工業などがあります。この記事では、水素関連株の事業内容と、各社がどの分野に関わっているかを紹介します。

水素関連株・銘柄一覧

銘柄名
(クリックタップで最新チャート)
事業内容
ENEOSホールディングス(5020) 国内最大手の石油会社。都市部に40か所以上を展開する水素ステーションは約3割のシェアを持つ。発電所や製鉄所および商用バス・トラック、船舶、鉄道向けに水素の供給をおこなう計画。
三浦工業(6005) 大手ボイラーメーカー。水素を燃料とする蒸気ボイラーの商品化に成功。都市ガスを燃料とする小型水素製造装置を東京ガス(9531)と共同で開発するほか、四国電力(9507)などと水素のサプライチェーンの構築に取り組む。
三菱化工機(6331) 環境プラントなどの設備工事事業者。高性能の小型オンサイト水素製造装置「HyGeia-A」を用いた水素ステーション建設に注力。都市ガス及びLPG(プロパンガス)を原料として水素を製造する仕組み。
トーヨーカネツ(6369) 世界2位のタンクメーカー。LNGタンク製造で培った低温貯蔵技術を生かして、5万立方メートル級の超大型平底円筒形の液化水素タンクの実用化に岩谷産業(8088)と共同で取り組む。
日立造船(7004) 環境事業を主力としている。造船事業は2002年に売却済。ごみ焼却発電施設を中心に水処理施設などのインフラ設備を提供している。大型水電解装置や水素製造装置を開発。
三菱重工業(7011) 国内首位の重工業メーカー。水素の原料調達、製造、輸送・貯蔵、利用までのサプライチェーンの構築に取り組む。ガスタービンを使った水素発電技術の商用化を開始する。欧米で水素事業の共同開発に参画。
川崎重工業(7012) 大手重工業メーカー。原子力事業から撤退し水素事業の開発に注力。産業用で初となる独自技術による水素液化システムの開発に成功。水素の国際輸送を担う大型の液化水素運搬船を開発中。
トヨタ自動車(7203) 世界首位を争う大手自動車メーカー。水素を燃料とする量産型のFCV(水素燃料電池車)である「MIRAI」を製造販売している。世界最大級の水素製造拠点を福島県に開設。
フルヤ金属(7826) 金属メーカー。主力は希少金属のイリジウムとルテニウムを用いた製品。水電解技術による水素製造に注力している。太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用し、イリジウムを使った電極で水素に変える仕組み。
岩谷産業(8088) 水素のリーディングカンパニー。LNGから水素を作り産業用や宇宙ロケット用に提供している。全国53か所で運営する水素ステーションは、2023年度中に新たに30か所を建設する予定。

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やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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