投資手法のまとめ
ここまでさまざまな投資法を見てきました。全部で7つの投資法を紹介しましたが、いかがでしたか?最後に、投資手法のまとめとして、「こんな使い方もあるゾ~!」というものをご紹介します。
さまざまな投資法をどうやって使っていくのか?
…それは、合わせ技の投資法です。これまで、『○○投資法』と細かく区切って説明してきましたが、必ずしも単体で取り扱う必要はないのです。例えば、「成長株(グロース株)投資法」と「割安株(バリュー株)投資法」を合わせた成長バリュー株投資法なんていうのはいい例です。
それぞれの投資法のメリットとメリットを見てみましょう。
メリット
- 割安株 … 割安感が株価を下支えすること - (a)
- 成長株 … 業績が伸びたときに株価が上がること - (b)
デメリット
- 割安株 … 注目されないと株価が上がらないこと - (c)
- 成長株 … 成長しなかったときに株価が下落すること - (d)
この2つの性質を持つ株は、デメリットをお互いに補完しあうことができます。つまり、割安バリュー株のデメリットである“注目されないと株価が上がらない(c)”部分は、グロース株のメリット“大きく成長することにより注目される(b)”可能性がありますし、グロース株のデメリットである“成長しなかったときに株価が下落する(d)”部分は、バリュー株のメリット“割安感が下支えする(a)”可能性があります。
この方法が必ずうまく行くというわけではありませんが、2つ以上の投資法が含まれることにより、お互いのリスクを分散させることができることは確かです。
ここに挙げたのは、単に一例であり、バリエーションは他にもたくさんあると思います。「これならいける!」という自分なりの投資法を見つけることが、勝利に近づくためには大切です。いろいろな投資法を実践して、自分仕様の投資法を発見してください。銘柄選びの「ヒントのひとつ」になればと思います。
私の得意な投資法は?
NISA(ニーサ)とは、株や投資信託「配当金や値上がり益を非課税にする制度のことで、正式名称は「少額投資非課税制度」といいます。
ズバリ、「バリュー株投資」です! ここで詳しく紹介したいのですが、初心者の方にとっては少しむずかしく、バリュー投資を論じるだけで一つのサイトができてしまいそうです(笑)。 視覚的にバリュー投資を無料体験できるツール(財務分析ツール)が最近できたので、紹介しておきます♪
☆自分だけの“勝ちパターン”を身につけましょう。