実戦投資法を考える

<パニック株投資法> おすすめ度 ★★

パニック株投資法とは、『企業の不祥事などの後に起きる“パニック売り”を狙い、リバウンドを期待する投資法』です。

かんたんに説明しますと、まず企業に不祥事が起きたとき、株主が動揺して株を投げ売るため、株価が下がります。企業の不祥事が社会的な問題となり、さまざまな憶測やニュースが飛び交います。すると、その株をまだ保有している投資家は、「もっと下がるのではないか」と考えるようになり、株を売ります。

結果として、「売り」が「売り」を呼ぶことになり、必要以上に売られすぎてしまうわけです。その売られすぎた株を狙うのです。パニック株投資法は、人間の心理をうまくついた投資法と言えるでしょう。

ただし、気をつけて欲しいことがあります。それは、そのパニックが起きた内容によって、業績に与える影響が大きい小さい、です。

重大であればあるほど、リバウンドする可能性も低くなるので、その銘柄は見過ごしてしまって良いと思います。影響が軽微であれば、リバウンドして株価が反発(上昇)する可能性が高いので、参戦する価値があります。

投資の際は、不祥事の内容をじっくりと吟味してください。付け加えになりますが、こういった事件は、年に数回あるかないかの出来事ですから、おまけの投資法程度に考えてください。

(例) 爆発事故を起こしたAPAMAN(8889)のチャート

(出典:SBI証券

2019年12月に爆発事故が起きたAPAMAN(8889)の場合、一時的な損失が業績に与える影響は小さく、パニック売りが起きてもリバウンドする可能性があるため、投資する価値があると判断できます。

パニック株投資法の買い時売り時は、次のようになります。

買い時チェック】

パニック株投資の買い時は、急落後の下がりきったと判断されるときです。パニックにより売り物が出つくした後の、ある程度落ち着いた状態で買うのがおすすめです。もしも、それでも下がるようであれば、自信があるときに限って、ナンピン買いで対応しても良いと思います。

売り時チェック】

パニック株投資の売り時は、急落で下がった株価の『3分の1~半値程度』戻したあたりが目安です。リバウンドを狙う投資法なので、買った時に、あらかじめ売る株価を決めておくことをおすすめします。

パニック株投資は、正しい判断が勝利を呼び込みます