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楽天証券「かぶピタッ™」とは?100円から株が買えるしくみとメリット・デメリットを解説

やさしい株のはじめ方編集部担当:やさしい株のはじめ方編集部

最終更新日: 2025年10月2日

「株式投資ってむずかしそう…」、「たくさんお金がないとできないのでは?」、そんな風に感じて、株式投資に一歩踏み出せずにいた方にうれしいニュースです!楽天証券が2025年7月16日から新サービス「かぶピタッ™」をスタートします。

スマホからいつでもどこでも、100円から株が買えるやさしいしくみです。楽天ポイントでも株が買えるので、「ちょっとだけ試してみたい」方にもぴったりです。対象はNISA口座のみですが、その分、売却益や配当金が非課税になるという、大きなメリットもあります。

“金額を指定して株を買う”というしくみは、これまで一部の証券会社(SMBC日興証券など)で導入されていたものですが、主要ネット証券のなかでは楽天証券が初です。「ちょっとだけ株式投資してみたい」、「ポイントを活用して株式を持ってみたい」、そんなやさしい株式投資の入り口としてぴったりなサービスです。

この記事では、サービスの特徴やメリット・注意点、そして他社との違いまで、これから株式投資をはじめる方にもわかりやすく解説していきます。

「かぶピタッ™」とは?

かぶピタッ™

「かぶピタッ™」は、楽天証券が2025年7月16日にスタートする、少額から国内株式が買える新しい株式投資サービスです。最大の特徴は、金額を指定して”株を買えることです。例えば、「500円だけ使いたい」、「楽天ポイントで1,000円分買いたい」、そんな希望にもピタッと応えてくれます。

利用できるのは、楽天証券のNISA口座に限られますが、その分、売却益や配当金が非課税になるメリットがあります。スマホウェブで完結するので、スキマ時間にちょっと株を買ってみたい、そんな日常の中に自然に投資が溶け込んでくれるようなサービスです。

単元未満株と何が違うの?

「かぶピタッ™」とよく似たサービスに、「単元未満株(ミニ株など)」があります。これは、たとえば1株、5株など、1単元(100株)未満の“株数”で買えるしくみです。

一方、「かぶピタッ™」は“金額”を指定して株が買える点が大きな違いです。つまり、何株買えるかを考えなくても、「この会社の株を1,000円分買いたい」など、予算に合わせて気軽に注文できます。

単元未満株だと、「この株は1株3,000円だからちょっと高い…」と感じる場面もありますが、「かぶピタッ™」なら、自分の好きな金額だけ買えるので、よりやさしく、柔軟に株式投資を楽しめます。

かぶピタッ™と単元未満株の違い
かぶピタッ™ 単元未満株
購入方法 金額指定 株数指定
最低購入額 100円以上
(1円単位)
株価による
(例:1株=2,000円なら2,000円)
利用できる口座 NISA口座のみ NISA・
特定口座など
ポイント投資 楽天ポイントが
使える
証券会社による
株主優待・
配当金
銘柄・保有株数により異なる

「かぶピタッ™」の7つのメリット

株式投資というと、「まとまった資金が必要そう」、「損しそうでこわい」といった不安を持つ方も多いかもしれません。しかし、「かぶピタッ™」には、そうした不安をやさしく包み込んでくれるメリットがたくさんあります。ここでは、特に株初心者の方にうれしい7つのメリットをご紹介します。

メリット① 100円からはじめられる手軽さ

一番のメリットは、たった100円から株式投資をスタートできることです。最初はちょっとしたお試し感覚で大丈夫です。少しずつ買ってみて、「これなら続けられそう」と思ったら増やしていくやり方がおすすめです。まとまったお金がなくても、“今あるお金で無理なくできる”というのは、やっぱりうれしいポイントです。

メリット② 金額指定で家計管理がしやすい

株を「何株買うか」で考えるのではなく、「いくら買うか」で決められるのが「かぶピタッ™」の特長です。たとえば、「今月は1,000円分だけ」、「ボーナス月に5,000円分買おう」など、自分の予算の中で調整しやすいです。家計簿やおこづかいアプリと連動して、毎月、株式投資に回せる金額を決めて、積み立て感覚で投資ができます。

メリット③ スマホウェブからいつでも注文OK

「かぶピタッ™」は、スマホウェブから操作が完結します。電車の中やお昼休みに、サッとチェックして買い注文を入れることもできるので、忙しい方やスキマ時間を活用したい方にもぴったりです。

メリット④ 配当金や株主優待がもらえる可能性も

「少額だから、配当や優待はもらえないのでは?」と思われがちですが、条件を満たせば配当金や株主優待の対象になります。株主優待をもらうには、基本的には100株以上(1単元)保有する必要があります。

企業ごとに株主優待に必要な株数は異なるので、公式サイトなどで確認しておきましょう。なかには、長期保有によって優待対象になる銘柄もあります。配当金は、持分数量に応じて受け取ることができます。

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メリット⑤ 楽天ポイントで投資できる

日々のお買い物やキャンペーンでもらえる楽天ポイントですが、気がつけば、1,000ポイント、2,000ポイントと、意外とたまっていたりします。

「かぶピタッ™」では、楽天ポイントをそのまま使って株が買えます。しかも、NISA口座で運用すれば、ポイントで買った株から出た利益や配当金も非課税になります。現金を使わずに資産形成がはじめられる、とてもお得な方法です。

ただし、期間限定ポイントは利用できないので、注意してください。

メリット⑥ NISA口座で“非課税の恩恵”が受けられる

「かぶピタッ™」は、楽天証券のNISA口座専用のサービスです。そのため、売却益や配当金に税金がかからない、NISAならではのメリットが得られます。通常の株取引では利益の約20%が税金として引かれてしまいますが、NISAなら利益がそのまま受け取れるのが魅力です。少額でも、この非課税メリットは将来的にとても大きな差になります。

メリット⑦ 売買手数料が無料

株式取引の売買手数料が無料です。100円でも500円でも、手数料を気にせず注文できるのは、うれしいポイントですね。ただし、ひとつ覚えておきたいのが“スプレッド”と呼ばれる差額の存在です。

これは、実際の取引価格にあらかじめ上乗せ・下乗せされる幅のことで、いわば「目に見えにくいコスト」です。たとえば、表示されている基準価格に対して、少し高め・低めの価格で約定されるしくみになっています。このスプレッドも、取引のコストとして考えておくと安心ですね。

とはいえ、少額からはじめる投資では、スプレッドによる差額も小さな範囲です。「かぶピタッ™」は、手数料に悩まず気軽に投資を試せるという点で、やはり株初心者にとって魅力的な選択肢といえます。

「かぶピタッ™」の2つのデメリット・注意点

「かぶピタッ™」は手軽に投資をはじめられる、すばらしいサービスですが、事前に知っておくべきポイントもあります。「はじめてから後悔した…」とならないために、ここでは注意点などをやさしく解説します。

デメリット① NISA口座専用のサービス

「かぶピタッ™」を利用できるのは、楽天証券NISA口座を開設している方のみです。特定口座や一般口座では利用できないため、まだNISA口座を持っていない場合は、開設からはじめる必要があります。すでに他社でNISA口座を開設している場合は、楽天証券への切り替えが必要になります。

また、「かぶピタッ™」の取引はNISA口座内で行われるため、年間240万円の非課税投資枠を使うことになります。複数の銘柄を少額ずつ買っているうちに、意外と早く枠を使い切ってしまうこともあるので注意が必要です。NISAでは、一度使った枠は翌年まで回復しないため、「どの銘柄にいくら投資するか」をあらかじめ考えておくと安心です。

デメリット② 約定(取引成立)のタイミングがリアルタイムではない

「かぶピタッ™」は、現状ではリアルタイムで注文が成立するサービスではありません。注文してから実際に買い付けが成立するのは、翌営業日以降になる場合が多いです。

そのため、「株価が下がったこのタイミングで買いたい」と考えても、注文したときの価格で購入できるとは限りません。売却についても同じで、注文から約定までに時間がかかることがあります。

「かぶピタッ™」は、短期売買を繰り返すよりも、時間をかけてコツコツと資産を育てていく運用スタイルに向いています。

主要ネット証券5社と比較!「かぶピタッ™」に似たサービスはある?

主要ネット証券※1にも「かぶピタッ™」と似たようなサービスはあるのでしょうか? 実は“金額を指定して株を買える”サービスを提供しているのは、主要ネット証券5社の中では楽天証券だけです。以下の表をご覧ください。

※1 主要ネット証券は口座数上位5社のSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券

ネット証券の対応状況を比較
証券会社 金額指定で
株が買えるサービス
楽天証券 かぶピタッ™
SMBC日興証券 キンカブ
SBI証券 取扱なし
松井証券 取扱なし
マネックス証券 取扱なし
三菱UFJ eスマート証券 取扱なし

このように、SBI証券・松井証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券など、よく知られている主要ネット証券では、金額指定で株を買うことができません

SMBC日興証券の「キンカブ」との違い

もうひとつ似たようなサービスとして名前が挙がるのが、SMBC日興証券の「キンカブ」です。キンカブも、金額を指定して株を購入できるしくみを提供していますが、いくつかの違いがあります。

キンカブ

  • 課税口座で金額指定の注文ができる
  • 金額指定と株数指定の両方に対応しているが、楽天ポイントは使えない
  • スマホ特化の設計ではないため、やや操作が複雑

一方、楽天証券の「かぶピタッ™」は、

かぶピタッ™

  • ネット証券でスマホウェブに最適化
  • 楽天ポイントが使える
  • NISA口座専用で、非課税メリットが受けられる

上記のような点で、かぶピタッ™は、より株初心者にやさしく、日常的に使いやすい設計になっています。

「かぶピタッ™」はこんな人におすすめ!

「かぶピタッ™」は、特別な知識や多額の資金がなくても、今日からはじめられるくらい身近なサービスです。ここでは、「こんな人にぜひ使ってほしい」というおすすめのタイプを、いくつかご紹介します。

①投資に興味はあるけれど、まだ一歩を踏み出せていない方

「NISAってよく聞くけど、どうはじめていいのかわからない」、「投資信託じゃなくて、個別株にも興味あるけどこわい」。そんな方にこそ、「かぶピタッ™」はぴったりです。100円から1円単位で買えるポイントでも買える非課税枠ではじめられる。この3つのやさしさが、はじめての株式投資を後押ししてくれます。

②毎月のおこづかいや余った楽天ポイントで投資してみたい方

「今月ちょっと節約できたから、1,000円だけ投資してみよう」、「使い道のないポイント、もったいないから増やせないかな?」、そんな軽い気持ちではじめられるのも大きな魅力です。お買い物に近い感覚で株が買えるので、主婦の方や新社会人など、若い方にもおすすめです。

③育児や仕事で忙しい毎日、スキマ時間に資産形成したい方

スマホウェブで完結する「かぶピタッ™」は、時間がない人の味方です。1〜2分の空き時間で、ちゃっと操作できて、投資の第一歩を踏み出せます。子育てフルタイムの仕事で忙しい方にも、ちょうど良い距離感の投資スタイルです。

④これまで投資信託だけだったけど、個別株もやってみたい方

「投資信託は持っているけど、個別株はちょっとハードルが高くて…」 そんな方にも、「かぶピタッ™」はちょうどいいステップになります。金額を指定して株を買えるので、個別株の値動きやしくみを体感しながら、少しずつ慣れていけるのが安心ポイントです。「いつかは株主優待も受けてみたい」と思っている方にもおすすめです。

口座開設について

「かぶピタッ™」を使うために、はじめにすることは楽天証券の口座を開設することです。ただし、通常の証券口座ではなく、「かぶピタッ™」を利用するためには、楽天証券でNISA口座を開設している必要があります。スマホから最短5分で申し込み完了、必要書類もスマホでアップロードできます。

具体的な手順については、以下のガイドページで初心者の方にもわかりやすく、ていねいに解説していますので、安心して進めてみてくださいね。

楽天証券の現金1,000円プレゼントキャンペーン

マネーブリッジ

(出典:楽天証券

楽天証券に口座開設し、楽天銀行と連携させてマネーブリッジに登録をすれば、もれなく現金1,000円がプレゼントされます(~2026年3月2日まで)。

プレゼント内容 🎁1,000円
プレゼント
受取手順
楽天証券に口座開設
(楽天銀行の口座も同時開設できます)
②キャンペーンにエントリー
③マネーブリッジに登録
④楽天銀行に50,000円以上入金
口座開設
締め切り
2026年3月2日まで
エントリー締め切り 2026年3月31日まで

口座開設とかんたんな登録作業、50,000円以上の入金だけで現金最大10万円が当たるチャンスです!まだ楽天証券を持っていない方は、口座開設して現金を受け取りましょう。

楽天証券の申し込みページで口座開設をしてから、キャンペーンページでエントリーが必要なので注意してください。

口座開設締め切り(2026年3月2日)とエントリー締め切り(2026年3月31日)の間に、1か月の猶予があるので、まずは口座開設してキャンペーンにエントリーしておくといいでしょう。

楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っていない方や、口座開設からキャンペーンへのエントリー手順を確認したい方は「楽天証券と楽天銀行の同時開設キャンペーン!申し込みはどっちが先?デメリットや順番・流れを解説」の記事を参考にしてください。

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

まとめ

「かぶピタッ™」は、株式投資のハードルをぐっと下げてくれる、株初心者の方にうれしいサービスです。100円からはじめられて、楽天ポイントでも買えて、スマホのウェブからいつでもどこでも気軽に注文できます。しかも、非課税のNISA口座を活用して、利益も配当金も“そのまま自分のもの”にできる。

これまで「投資って特別なこと」と思っていた方も、「これなら私にもできそう」と感じてもらえるのではないでしょうか? もし、「この機会に株式投資をはじめてみたいな」と感じたら、さっそく楽天証券の口座を作って、NISAの準備をはじめましょう!

楽天証券に口座開設

口座開設料・年会費などは一切かかりません。

やさしい株のはじめ方編集部

この記事の執筆者

やさしい株のはじめ方編集部 

FP2級や証券外務員二種、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)を持つ複数のメンバーが「株初心者の方に株式投資をわかりやすく理解していただく」をモットーに、記事を執筆しています。

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